ワンキャリアで競合企業のクチコミを読む方法|並べて読まれるものを知る
ワンキャリアで、競合企業のクチコミや体験談を読みたい。学生が自社と比べている会社は、どう書かれているか。ところが、優劣を付けて終わり、良さそうな点を真似し、企業ページで競合と比べ、競合の悪い記述を安心の材料にし、読める範囲を確認せず、そもそも学生がどの企業と並べているかを知らず、読んで終わりで自社に戻さない。結論から言うと、競合のクチコミを読む目的は「比べて勝つ」ことではなく、「同じ学生が、自社と並べて何を読んでいるか」を知ることです。読むのは、選考の流れと速さ・面接で何を見ているか・内定後の対応・学生が良いと書いた点・学生が気にした点の五つで、自社のクチコミと同じ七つの型で並べます。真似ではなく、「自社が書ける事実」に戻し、競合を企業ページで語りません。 この記事では、競合のクチコミで起きる失敗、競合とは誰か、読む五つ、同じ型で並べること、自社に戻すこと、やってはいけない使い方、時期と頻度、分担を整理します。自社のクチコミの読み方はワンキャリアの自社クチコミの読み方、学生の目線はワンキャリアの学生目線、内定辞退の理由はワンキャリア経由の学生の内定辞退を減らすで書きました。読める範囲は、管理画面とヘルプと規約で確認してください。
この作業の目的|「学生が並べて読んでいるもの」を、企業も読む
ワンキャリアの学生は、自社の体験談だけを読んでいません。並べて受けている複数の企業の体験談を読み、比べて、確かめに来ます。企業が自社の体験談しか読んでいないと、学生が「他社ではこうだった」と持っている材料を知らないまま、面談と選考に臨むことになります。
目的は、競合のクチコミを、学生と同じ目線で読み、自社の企業ページ・面談・選考で「学生が並べて持っている材料」に答えられる状態にすることです。
競合のクチコミで、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 優劣を付けて、終わる | 「うちのほうが良い」「負けている」で、何を直すかが決まらない |
| 真似をする | 競合の良い点をそのまま企業ページに書き、自社の事実でなくなる。選考で崩れる |
| 企業ページで、競合と比べる | 「他社と違って当社は」は、学生に「他社を気にしている」と読まれる |
| 競合の悪い記述を、安心の材料にする | 「あちらも連絡が遅いと書かれている」で、自社の遅さを直さない |
| 読める範囲を、確認しない | 読める範囲と使ってよい範囲は、仕組みと規約で決まる |
| 学生が並べている企業を、知らない | 「競合」を自社の思い込みで決め、学生が実際に並べている企業を読んでいない |
| 読んで終わり、自社に戻さない | 「知った」だけで、企業ページも面談も変わらない |
共通するのは、競合のクチコミを「勝負の材料」として読み、「学生の目線の材料」として読んでいないことです。
競合とは、誰か
- 学生が、自社と並べて受けている企業:業界の競合と同じとは限らない
- 知る方法:面談で「他にどんな会社を見ていますか」を聞き、記録する。辞退の理由に出てくる企業。内定者が「迷った」と言った企業
- 自社の思い込みで決めない:「同業の大手」ではなく、学生が実際に並べている企業
- 数は絞る:面談の記録で多く出た企業を数社。全部を読まない
- 年度で変わる:毎年、面談の記録から更新する
- 聞き方はOfferBoxの面談後のフォロー連絡と内定辞退を減らす方法の「辞退の理由を、聞いて残す」
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「競合のクチコミを読めば、自社が勝てる点が分かる」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、競合のクチコミの相談を受けていますが、「勝てる点」を探して読んだ会社は、競合の良い点を真似して企業ページに書き、それが自社の事実でないので選考で崩れ、「企業ページと違った」が体験談に残っています。逆に、「学生が並べて何を読んでいるか」を知るために読んだ会社は、「他社では面接で何を見ているかが分かったと書かれている。自社ではそれが書かれていない」と自社の企業ページに戻し、自社の事実で「見ていること」を書いています。競合のクチコミは、勝つ材料ではなく、「学生が持っている比較の目線」を知る材料です。当社が競合の相談を受けるとき、最初にやるのは、「競合」を自社の思い込みではなく、面談の記録で決め直すことです。
読む、五つ
| 読むもの | 何を知るか | 自社に戻すこと |
|---|---|---|
| 1. 選考の流れと、速さ | 学生が「他社はこの速さだった」と持っている基準 | 自社の速さが、並べて遅くないか |
| 2. 面接で、何を見ているか | 他社が「見ていること」を学生に伝えているか | 自社の企業ページに「見ていること」があるか |
| 3. 内定後の対応 | 他社の内定後の接点、承諾の期限の扱い | 自社の内定後が、並べて薄くないか |
| 4. 学生が良いと書いた点 | 学生が「良い」と感じる対応の中身 | 自社の事実で、同じ種類の対応があるか。真似ではなく |
| 5. 学生が気にした点 | 学生が「他社で気になったこと」を、自社でも確かめに来る | 自社の企業ページと面談で、先に答えられるか |
五つとも、「競合がどうか」ではなく、「学生がどんな基準を持って自社に来るか」を知るために読みます。読む範囲は、仕組みと規約で確認します。
自社と同じ型で、並べる
- 自社のクチコミの七つ(選考の流れ・聞かれた質問・連絡の速さ・面接官の印象・企業ページとの違い・良かった点・誤解)と、同じ型で:ワンキャリアの自社クチコミの読み方の「七つの、拾うもの」
- 一枚の表に、自社と競合を横に並べる:記述は書かれた言葉のまま
- 評価の高低を、並べない:記述だけ
- 並べて見えるのは、「学生が並べて見ている差」:自社だけを読んでいたときには見えない
- 並べた表は、社内の共有の材料に:「学生はこう比べている」として
読んだ後に、自社に戻す
- 競合の記述を、自社の「補う」「直す」に変換する:「他社は面接で見ていることが分かった」→自社の企業ページに見ていることを書く(補う)。「他社は連絡が速かった」→自社の返信を当日に(直す)
- 自社の事実で、書く:競合の良い点を書き写さない。自社で同じ種類の対応があれば、自社の言葉で
- 学生が気にした点に、自社の企業ページと面談で先に答える:「他社で気になったこと」は、自社でも確かめに来る
- 戻し方はワンキャリアのクチコミから選考を改善する方法の順番と同じ:段に置き、一つ直す
- 戻さない読み方は、しない:「知った」で終えない
やってはいけない、使い方
- 企業ページで、競合と比べる:「他社と違って当社は」「業界では珍しく」。学生は「他社を気にしている」と読む。自社の事実だけを書く
- 面談で、競合を悪く言う:「〇〇社は大変だと聞きます」。学生はその会社も受けている
- 競合の記述を、真似して書く:自社の事実でないことは、選考で崩れる
- 競合の悪い記述を、自社の安心に使う:「あちらも遅い」は、自社の遅さの理由にならない
- 競合の学生に、直接働きかける:読んだ記述を元に、その学生に接触しない。規約と自社のルールで確認
- 読める範囲を超えて、読もうとしない:仕組みと規約で決まる範囲で
時期と、頻度
- 年度の切れ目に、一度:翌年の企業ページと選考を直す前に。ワンキャリアの掲載の年間計画の「読む」の期間
- 選考期の前に、一度:学生が並べて読む時期の前に、自社の企業ページと面談を揃える
- 面談で新しい企業名が出たら、追加で:「競合」は面談の記録で更新
- 月に一度の自社のクチコミの読みに、比べて多く時間を使わない:主は自社のクチコミ
- 担当は、自社のクチコミを読む人と同じ:同じ型で読める
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 面談と辞退の記録から、学生が並べている企業を決める | 人事 |
| 読める範囲を、仕組みと規約で確認する | 人事 |
| 五つを読み、自社と同じ型で一枚に並べる | 人事の担当一人 |
| 自社の「補う」「直す」に変換する | 人事責任者 |
| 面談で「他にどんな会社を」を聞き、記録する | 面談に出る人 |
| 学生が気にした点に、企業ページと面談で先に答える | 人事と面談に出る人 |
| 企業ページと面談で競合を語らないことを、社内で合意する | 人事責任者と面接官 |
運用代行や代理店が支えられるのは、競合の決め方の整理、読む五つの型、並べる一枚の型、自社に戻す変換の型、やってはいけない使い方の整理までで、読むこと、変換の判断、企業ページと面談の中身は企業が行います。当社は、他社の情報を企業に提供することはしません。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これはどこまでやるかの線引きの話です。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、多くの会社の運用を支えていますが、ある会社の運用の中身を、別の会社に伝えることはしません。競合の相談で「同業の〇〇社は、どう運用していますか」と聞かれることがありますが、当社が答えるのは、「学生が並べて読んでいる記述を、御社自身で同じ型で読んでください」までです。当社が支えるのは、競合の決め方、読む型、並べる型、自社に戻す型で、競合の中身そのものではありません。競合のクチコミは、学生が読める範囲で企業も読めるもので、当社を通す必要はなく、通すべきでもありません。
まとめ
- 競合のクチコミを読む目的は「比べて勝つ」ではなく、「同じ学生が、自社と並べて何を読んでいるか」を知ること。競合は自社の思い込みではなく、面談と辞退の記録で「学生が並べている企業」から決める
- 読むのは五つ:選考の流れと速さ、面接で何を見ているか、内定後の対応、学生が良いと書いた点、学生が気にした点。自社のクチコミの七つと同じ型で、記述を言葉のまま一枚に並べる
- 読んだ後は、自社の「補う」「直す」に変換し、自社の事実で書く。真似をしない、企業ページで競合と比べない、面談で競合を悪く言わない、競合の悪い記述を安心に使わない
- 学生が「他社で気になったこと」は自社でも確かめに来る。企業ページと面談で先に答える
- 年度の切れ目と選考期の前に一度ずつ、面談で新しい企業名が出たら追加で。主は自社のクチコミで、読める範囲は仕組みと規約で確認
よくある質問
競合の体験談に「面接官が丁寧」と多く書かれていて、自社にはありません
真似して「面接官は丁寧です」と書かず、自社の面接で「丁寧」と書かれる運用(見ていることを先に言う、面談の続きとして入る、遮らない、結果を速く)を作ります。競合の記述は、「学生はそれを良いと感じる」ことを教えてくれるだけで、自社に戻すのは運用です。運用が変われば、翌年の自社の体験談に同じ種類の記述が残ります。作り方はワンキャリアのクチコミで面接の印象を良くする方法で書きました。
学生が並べている企業が、業界も規模も違っていて、比べる意味が分かりません
学生は、業界や規模ではなく、「自分の軸」で並べています。並べている企業が違うほど、学生の軸が「業界」ではなく「働き方」「仕事の中身」「選考の印象」にあると分かります。その軸で、自社の企業ページと面談が答えているかを見ます。業界の競合だけを読んでいると、学生の軸を見落とします。学生の軸の考え方はワンキャリアの学生目線で書きました。
競合のクチコミの読み方は、御社に相談できますか
できます。当社は、競合の決め方の整理、読む五つの型、並べる一枚の型、自社に戻す変換の型、やってはいけない使い方の整理を支えられます。読むこと、変換の判断、企業ページと面談の中身は、企業が行ってください。当社は他社の運用の中身を企業に伝えることはしません。読める範囲は仕組みと規約で確認してください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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