Wantedlyの運用に工数が足りないとき|社内に残す3つと減らす順
Wantedlyの運用は、記事を書き、スカウトを読んで書き、返信に返し、面談に出て、台帳を付け、と手が要ります。社内の時間が足りないと、記事が止まり、スカウトを読まずに送り、返信への対応が遅れ、面談の枠がなくなり、「効いているのか分からない」で止まります。結論から言うと、工数が足りないときは、「相手を読んで一文を書く」「返信に翌日までに返す」「面談に出る」「社員に『話して』と頼む」の四つだけを社内に残し、それ以外を減らすか外に出します。減らす順番は、記事の長さ、スカウトの数、募集の数、台帳の項目、見直しの頻度で、外に出せるのは型と整えることと集計です。記事は「短く途切れない」を優先し、繁忙期は一時的に縮小し、止める前に小さくします。 この記事では、工数が足りないと起きること、残す・減らす・外に出すの分け方、減らす順番、記事の優先、繁忙期、止めるより小さくすること、分担を整理します。人事一人のスカウトは人事1人でWantedlyのスカウトを回す方法、外部の使い方はWantedlyの記事を外部に書いてもらうときの注意で書きました。この記事は、「工数が足りない」という症状から辿るものです。
この作業の目的|足りない時間で、雑にならず、途切れずに続ける
工数が足りないときに起きる最も重い問題は、「止まること」と「雑になること」です。記事が止まると、会社ページが古くなり、候補者に「動いていない会社」と読まれます。スカウトが雑になると、読まずに送った文面が相手に残ります。
目的は、足りない時間でも、雑にならず、途切れない大きさに運用を縮めることです。時間を増やすことではなく、時間に合わせて運用を小さくすることです。
工数が足りないと、起きること
| 起きること | 何が起きるか |
|---|---|
| 記事が止まる | ストーリーの更新が途切れ、会社ページの日付が古くなる。候補者に「動いていない」と読まれる |
| スカウトを読まずに送る | 相手のストーリーを読まず、テンプレになる。返信が来ない。Wantedlyのスカウトに返信が来ないときの対応 |
| 返信への対応が遅れる | 「話を聞きたい」が冷める。Wantedlyで面談につながらないとき |
| 面談の枠がない | 返信が来ても面談に進めない |
| 台帳が止まる | 誰に送ったか分からず、重複する。数字が出ない |
| 社員に頼めない | 「話して」と頼む時間がなく、記事の材料が集まらない |
| 全部を少しずつやる | 記事もスカウトも中途半端で、「効かない」と判断する |
最も多いのは、「全部を少しずつやる」です。記事もスカウトも減らさずに続けようとして、どれも薄くなります。
残す・減らす・外に出す、の分け方
| 社内に残す(削れない) | 減らせる | 外に出せる |
|---|---|---|
| 相手を読んで、一文を書く | スカウトの数(読める数まで) | 文面の型と見本 |
| 返信に翌日までに返す | 記事の長さ(一つの場面を短く) | 記事を整える(聞いた言葉の並べ替え) |
| 面談に出る(現場の人) | 募集の数(一つに) | 台帳の集計 |
| 社員に「話して」と頼む | 台帳の項目(最小限に) | 見直しの材料の整理 |
| 本人が「言いそうか」を確認する | 見直しの頻度(月に一度に) | 写真の撮り方の案 |
| 会社ページの更新(起点だけに) | 聞く(取材)の一部 |
「残す」の四つは、候補者と社員に直接向き合う部分で、社内の人でないとできません。「減らす」は、量と頻度です。「外に出す」は、型と整えることと集計です。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「工数が足りないなら、記事を止めてスカウトだけにするか、スカウトを止めて記事だけにするか、どちらかを選ぶしかない」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、記事を止めた会社は、スカウトで誘った候補者が会社ページに来て、更新の止まった記事を見て、返信しなくなっています。スカウトを止めた会社は、記事を読む候補者が減り、記事が届かなくなっています。Wantedlyでは、記事とスカウトは片方だけでは回りません。当社が工数不足の相談を受けるとき、最初にやるのは、どちらかを止める提案ではなく、記事を「短く途切れない」大きさに、スカウトを「読める数」に、両方を小さくすることです。両方が小さく続いているほうが、片方が大きく止まっているより、候補者には届きます。
減らす順番
- 記事を、短くする:一つの場面を短く。長い一本より、短い一本が途切れないほうが効く。Wantedlyのストーリーの更新頻度の決め方
- スカウトの数を、読める数まで減らす:読まずに送る文面は、送らないほうがよい。Wantedlyのスカウト通数の配分の考え方
- 募集を一つに絞る:複数の募集を同時に回さない。最も急ぎで、記事が整っていて、面談に出る人がいる募集
- 台帳の項目を減らす:残すのは、相手・募集・送った日・一文・返信の有無・段・次の連絡日
- 見直しを月に一度にする:週の見直しは、返信への対応の速さだけ
- 会社ページの更新を、起点だけにする:年度の切れ目、変わったとき、新しいストーリーが出たとき
「記事を短くする」が最初に来るのは、Wantedlyでは記事が止まることが、スカウトの返信にも効くからです。
記事は、「短く途切れない」を優先する
- 月に一本、短いストーリー:一人の社員の、一つの場面。聞いて書き起こすだけ
- 「話して」と頼む相手を、一人ずつ:月に一人に短い時間
- 整えるのは、外に出してよい:聞いた言葉の並べ替えは、外部でもできる
- 会社ページは、ストーリーが出たときに一か所だけ触る:全体を書き直さない
- 途切れそうなときは、写真一枚と一段落でも出す:止めない
書けないときの整理はWantedlyの記事が書けないときの整理法、記事を貯める考え方はWantedlyのコンテンツを資産として貯める考え方で書きました。
現場に頼む、最小限
| 頼むこと | いつ | 時間 |
|---|---|---|
| 「先週の一日」を話す(記事の材料) | 月に一人 | 短い |
| 「言いそうか」を確認する | 記事を出す前 | 短い |
| スカウトの一文の確認(名義を出す場合) | 送る前にまとめて | 短い |
| 面談に出る | 返信が来て日程が決まったとき | 面談の時間 |
「読んで書く」は人事が行い、現場は「話す・確認する・出る」だけです。頼み方はWantedlyの記事づくりに社員の協力を得る方法、スカウトで現場の名前を使う場合はWantedlyのスカウトを現場の名前で送るで書きました。
人事が一人の場合
- 募集は一つ、週の枠は一つ、読める数だけ送る
- 返信への対応を、朝と夕方の二回に固定する:来るたびに返さない
- 記事は月に一本、短く:「話して」と頼む相手を月に一人
- 台帳は最小限、見直しは月に一度
- 型・整える・集計は、外に出す
- 止まりそうなサインが出たら、減らす:止めない
詳しくは人事1人でWantedlyのスカウトを回す方法で書きました。
繁忙期の、一時的な縮小
- スカウトの数を減らす。ゼロにしない:ゼロにすると、再開が重い
- 返信への対応だけは続ける:「話を聞きたい」を放置しない。これだけは削れない
- 記事は、写真一枚と一段落でも出す:会社ページの日付を止めない
- 面談の枠が取れないなら、送る数をさらに減らす
- 繁忙期の前に、「この期間は減らす」と決めておく:始まってから減らすと、返信が来てから枠がないことに気づく
- 繁忙期が終わったら、戻す時期を決めておく:「落ち着いたら」にしない
年間の繁忙期の扱いはWantedlyのスカウトの年間計画で書きました。
止めるより、小さくする
- 止まると、返信が放置され、記事の日付が古くなり、再開のときに台帳と型が失われる
- 小さくすれば、返信への対応と面談と月一本の記事は続き、再開のときにそのまま戻せる
- 「月に数通、返信には翌日までに、記事は短く一本」でも、運用は続いている
- 止める判断は、面談に出る人がまったく確保できないときだけ:その場合も、台帳と型と記事は残す
- 小さくした状態を、上司に「縮小中」と伝える:「効いていない」と判断されないように
「小さくする」と「止める」の違いは、返信への対応と記事の更新が続いているかどうかです。再開の手順はWantedlyのスカウトの再開で書きました。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 残す・減らす・外に出すを分ける | 人事と責任者 |
| スカウトの数と募集を減らす | 人事 |
| 相手を読んで一文を書く | 人事 |
| 返信に翌日までに返す | 人事 |
| 「先週の一日」を話し、「言いそうか」を確認する | 現場の社員 |
| 面談に出る | 現場の人 |
| 記事を月に一本、短く | 人事が聞いて書く。整えるのは外に出してよい |
| 台帳(最小限)と月の見直し | 人事 |
| 型・整える・集計 | 外部に出してよい |
| 繁忙期の縮小と戻す時期を決める | 人事と責任者 |
運用代行や代理店が支えられるのは、残す・減らす・外に出すの分け方の整理、文面の型と見本、記事を整えること、集計、見直しの材料、縮小の設計までで、読んで書くこと、返信に返すこと、面談、社員に頼むこと、縮小の判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
自社で持つべきなのは、どこまでか。当社がWantedlyの工数不足の相談を受けるとき、型、記事を整えること、集計、見直しの材料は当社が持てます。人事に残るのは、週に一度の枠で相手を読んで書くことと、毎日二回の返信への対応と、月に一人に「話して」と頼んで聞くことと、面談の進行です。現場に残るのは、「先週の一日」を話すことと、「言いそうか」を確認することと、面談に出ることです。当社が最初にお伝えするのは、「この残る部分が、いまの業務の中に入りますか」という確認です。入るなら、当社は残りを引き受けます。入らないなら、送る数と記事の長さを減らして入る大きさにするか、いったん小さくして返信への対応と月一本の記事だけを続けるか、です。
まとめ
- 工数が足りないと、記事が止まる・スカウトを読まずに送る・返信が遅れる・面談の枠がない・台帳が止まる、が起き、雑さと停止が候補者に残る
- 社内に残すのは「読んで一文を書く・返信に翌日までに返す・面談に出る・社員に『話して』と頼む」の四つ。減らせるのは記事の長さ・スカウトの数・募集の数・台帳の項目・見直しの頻度。外に出せるのは型・整える・集計
- 減らす順番は、記事を短く→スカウトを読める数に→募集を一つに→台帳の項目→見直しを月に一度。記事とスカウトのどちらかを止めない
- 記事は「短く途切れない」を優先。月に一本、一人の一つの場面。途切れそうなら写真一枚と一段落でも出す
- 繁忙期はスカウトを減らしてゼロにせず、返信への対応と記事の日付だけは止めない。止めるより小さくし、「縮小中」と上司に伝える
よくある質問
記事とスカウトの両方を小さくすると、どちらも効かなくなりませんか
Wantedlyでは、記事とスカウトは互いに支え合っています。スカウトで誘った候補者が記事を読み、記事を読んだ候補者がスカウトに返信します。片方を止めると、もう片方も効かなくなります。両方を小さく続けるほうが、片方を大きく止めるより、候補者には届きます。小さくても、途切れていないことが、候補者に「動いている会社」として残ります。
外に出せる作業を頼む予算がありません
頼まずに、減らします。型は最初に作った一つを使い続け、記事は聞いた言葉をそのまま並べるだけにして整えず、台帳は最小限、見直しは月に一度。これで、外に出さなくても、人事一人で回る大きさになります。減らした分、送る数と記事の頻度も減りますが、読んで送る形と途切れない形は保てます。
工数が足りないときの運用の縮小は、御社に相談できますか
できます。当社は、残す・減らす・外に出すの分け方の整理、文面の型と見本、記事を整えること、集計、見直しの材料、縮小の設計を支えられます。読んで書くこと、返信に返すこと、面談、社員に頼むこと、縮小の判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
Wantedlyの発信とスカウト、止まっていませんか
- 会社ページ・ストーリー・募集・スカウトのどこで止まっているかを一緒に見ます
- スカウト文面の作成から送信・返信対応まで、代行もできます
- これから申し込む場合も、料金はWantedlyの正規料金のままです
この記事の内容に合うサービス:スカウト代行 ↗月額0円のプランから