社員が少ない会社のWantedlyの見せ方|代表と社員を深く見せる
社員が少ない。数人、あるいは代表を含めて数えられるほど。Wantedlyの会社ページを作ろうとすると、メンバー欄が寂しく見え、ストーリーに出せる人がおらず、「アットホーム」で埋めたくなる。結論から言うと、人数の少なさは隠さず、代表と一人か二人の社員を深く見せます。メンバーの数ではなく、「この人と働く」が見える形にします。一人につき一つの場面のストーリーで、少なさを「最初の数か月から任される」「代表と同じ部屋で働く」の具体にします。「入ったらどうなるか」の不安を先に解き、社員が増えたら足します。 この記事では、少ないと起きやすい失敗、隠さないこと、深く見せること、「この人と働く」、少なさの具体、不安の解き方、増えたら足すこと、分担を整理します。メンバーの選び方はWantedlyの会社ページに載せるメンバーの選び方、知名度がない場合は知名度がない会社がWantedlyで読まれるにはで書きました。
この作業の目的|「人数」ではなく「人」を見せる
候補者がメンバー欄で見るのは、人数ではなく、「どんな人がいて、自分はその人とどう働くのか」です。多くの社員が薄く並ぶより、少ない社員が深く見えるほうが、候補者は自分を重ねられます。
目的は、人数の少なさを補うことではなく、少ない人を深く見せて、「この人と働く」を候補者に渡すことです。
人数が少ないと、起きやすい失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| メンバー欄が寂しく見えて、載せない | 「人がいない会社」に見える。載せないほうが、少ないより悪い |
| 全員を無理に載せて、一人ひとりが薄い | 名前と肩書だけで、場面がない。人数は出るが、人が見えない |
| 「アットホーム」「家族のよう」で埋める | 形容詞で、候補者は判断できない。少ない会社ほど、この言葉に頼りやすい |
| 少なさを隠す | 面談で分かり、「隠していた」が残る |
| 代表だけが出る | 「代表のワンマンか」と読まれる。一緒に働く人が見えない |
| 写真を集合写真だけにする | 少なさが写真で強調される。一人の仕事中の写真のほうが伝わる |
共通するのは、「人数」を気にして、「人」を見せていないことです。
人数の少なさを、隠さない
- 「社員は〇人です」と書いてよい:人数は自社の実態で。隠すと、面談で分かる
- 少なさを、事実として一言:「小さい会社なので」。言い訳にしない
- その一言のあとに、少なさの具体を書く:「最初の月から〇〇を任されます」「代表と同じ部屋で働きます」
- 「少ないから」を「だから何ができるか」につなげる:少なさが、候補者にとっての具体になる
- 増える予定を約束しない:「来年には△人に」は、約束になる
隠さないことで、候補者は「分かって来た」候補者になります。素顔の出し方はWantedlyで会社の素顔を出す範囲で書きました。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「社員が少ないと、Wantedlyの会社ページは見劣りするので、人数が増えてから始めたい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、社員が少ない会社で、代表と一人の社員のストーリーを深く書いた会社ページは、社員が多くてメンバー欄に名前と肩書だけが並ぶ会社ページより、話を聞きに来られています。候補者の側から見ると、後者は「人がいることは分かるが、誰と働くか分からない」で、前者は「この人と働くのか、と分かる」です。当社が少人数の会社の相談を受けるとき、最初にやるのは、人数を増やすまで待つ提案ではなく、代表と一人の社員の「先週の一日」を聞いて、二本のストーリーを書くことです。二本あれば、会社ページは成立します。
代表と一人か二人の社員を、深く見せる
- 代表のストーリー:「会社を始めたとき、何に困っていたか」の場面。Wantedlyのストーリーで代表の考えを書く方法
- 一人目の社員のストーリー:「入社した最初の月、何をしたか」の場面。Wantedlyのストーリーの入社エピソード
- 二人目がいれば、「先週の一日」:一人につき一つの場面。全部を書かない
- メンバー欄の紹介文を、肩書ではなく一文で:「〇〇を担当。入社した年に△△をした」。Wantedlyの会社ページに載せるメンバーの選び方の手順4
- 写真は、一人の仕事中の場面:集合写真より、一人が何かをしている写真。Wantedlyの会社ページの写真の選び方
「深く」とは、長く書くことではなく、一人に一つの場面があることです。
「この人と働く」が見える形
| 候補者が知りたいこと | 見せ方 |
|---|---|
| 誰と、毎日話すのか | 「入ったら、〇〇(代表)と△△(社員)と、同じ部屋で働きます」 |
| その人は、どんな仕事をしているのか | その人の「先週の一日」のストーリー |
| その人は、なぜこの会社にいるのか | その人の「入社した理由」か「辞めなかった理由」 |
| その人と、自分は合うのか | その人の「こういうとき、こうする」。Wantedlyで自社らしさを言葉にする方法 |
| 面談で、その人に会えるのか | 「面談には、〇〇が出ます」と記事に。実際に出る |
少ない会社の強みは、「候補者が会社ページで見た人と、面談で会い、入社後に隣で働く」が、そのまま起きることです。多い会社では、これが起きにくいです。
少なさを、「具体」にする
- 「最初の月から〇〇を任される」:人が少ないので、任される仕事が早い。募集記事の「こんなことやります」に
- 「代表と同じ部屋で働く」:判断が速い。「□□はその場で決まる」
- 「自分の仕事が、会社の全部に関わる」:分業がない。「営業も、納品も、改善も、自分で見る」
- 「入った人が、次の人を選ぶ」:少ない会社では、入った人が次の面談に出る
- 「向かない人」も書く:「決められた仕事を正確に、が合う人には、窮屈かもしれません」。Wantedlyの応募者の質が合わないときの直し方
「アットホーム」を、この具体に書き換えます。形容詞は候補者に判断させず、具体は判断させます。
「入ったらどうなるか」の不安を、先に解く
候補者が少ない会社に対して持つ不安は、「一人で全部を任されるのではないか」「教えてくれる人がいるのか」「会社が続くのか」です。
- 「一人で全部」の不安:「最初の月は〇〇と二人で。二か月目から一人で」と、段階を書く
- 「教えてくれる人」の不安:「教える人」が誰かを名前で。「分からないことは、隣の〇〇に聞く」
- 「会社が続くのか」の不安:事業の裏側を一つの案件で。Wantedlyのストーリーで事業の裏側を書く方法。約束や数字で示さない
- 「増える予定」で解かない:約束になる。いまの実態で解く
- 面談で、不安を聞く:「小さい会社で、気になることはありますか」と、こちらから
不安を先に解いておくと、話を聞きに来た候補者は、面談で仕事の話ができます。
社員が増えたら、足す
- 一人増えたら、その人の「入社した最初の月」を一本:増えるたびに、ストーリーが一本増える
- メンバー欄に、一文と写真で足す:肩書だけで足さない
- 最初に書いた代表と社員のストーリーは、残す:古くなっても、「始まりの人」として
- 人数が増えても、「一人に一つの場面」を保つ:増えた分、薄くしない
- 更新の起点は「人が増えたとき」:Wantedlyの会社ページを更新し続ける仕組み
少ないときに作った「深く見せる」形は、増えてからも効きます。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 人数を隠さず、少なさの具体を書く方針を決める | 代表と人事 |
| 代表の「始めたとき」の場面を話す | 代表 |
| 社員の「入社した最初の月」「先週の一日」を話す | 社員(一人か二人) |
| 聞いて書き起こし、ストーリーにする | 人事(人事がいなければ代表が聞き役を兼ねない。社員同士で聞く) |
| メンバー欄の一文と仕事中の写真 | 人事と本人 |
| 「最初の月から任される」を募集記事に | 代表か現場 |
| 面談に、会社ページで見せた人が出る | その人 |
| 人が増えたら一本足す | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、見せ方の整理、ストーリーの型、聞く質問の型、メンバー欄の型、不安を解く項目の案、書き起こしと整えることまでで、場面を話すこと、面談に出ること、「向かない人」の判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは向き不向きの話です。Wantedlyは、社員が少ない会社に向いています。候補者が会社ページで見た人と、面談で会い、入社後に隣で働く、という流れが、少ない会社ではそのまま起きます。多い会社では、会社ページに出た人と面談に出る人と配属先の人が違い、「読んだ会社」と「入った会社」の差が出ます。向いていないのは、少ないことを隠して、大きく見せようとする会社です。大きく見せた分は、面談で分かり、入社後に戻ってきます。当社が少人数の会社に申込前にお伝えするのは、「代表と一人の社員が、話す時間を取れますか」です。取れるなら、二本のストーリーで会社ページは成立し、Wantedlyは合います。取れないなら、まず一本からです。
まとめ
- 候補者がメンバー欄で見るのは人数ではなく「この人と働く」。少ない社員を深く見せるほうが、多い社員を薄く並べるより候補者は自分を重ねられる
- 人数を隠さず、「小さい会社なので」の一言のあとに、「最初の月から任される」「代表と同じ部屋」の具体を書く。増える予定を約束しない
- 代表の「始めたとき」と、一人か二人の社員の「最初の月」「先週の一日」を、一人につき一つの場面のストーリーに。メンバー欄は肩書ではなく一文と仕事中の写真
- 「誰と毎日話すか・その人の仕事・なぜいるか・合うか・面談で会えるか」を見せる。「アットホーム」を具体に書き換え、「向かない人」も書く
- 「一人で全部・教える人・会社が続くか」の不安を、段階・名前・事業の裏側で先に解く。人が増えたら一本足し、「一人に一つの場面」を保つ
よくある質問
社員が代表一人で、ストーリーに出せる人がいません
代表のストーリーが一本目です。「会社を始めたとき、何に困っていたか」を書きます。二本目は、「最初のお客さん」か「一番困った案件」の場面。一人でも、場面が二つあれば、二本のストーリーになります。「一人目の社員を探している」ことを隠さず、「入った人が、この会社の一人目の社員です」と書くと、それが「最初の月から任される」の最も強い具体になります。
人数が少ないことを書くと、応募が減りませんか
減ることはあります。減るのは、人数を知ったら来ない候補者で、その候補者は面談で人数を知って離れていた候補者です。少なさを知ったうえで来た候補者は、面談以降に進みます。話を聞きに来た数ではなく、面談以降に残る数で見ます。少ない会社に来る候補者は、少なさを承知で来る候補者で、その候補者に届く書き方が、隠さない書き方です。
社員が少ない会社のWantedlyの見せ方は、御社に相談できますか
できます。当社は、見せ方の整理、ストーリーの型、聞く質問の型、メンバー欄の型、不安を解く項目の案、書き起こしと整えることを支えられます。場面を話すこと、面談に出ること、「向かない人」の判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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