Wantedlyの更新が止まってしまったとき|止まった理由と再開の順番
Wantedlyの更新が、止まった。最後のストーリーの日付が数か月前。会社ページの内容も、その頃のまま。募集記事は出ているが、放置している。再開したいが、「久しぶりだから、しっかりしたものを」と考えて、また止まる。結論から言うと、止まった理由を「材料・時間・確認・書き手・気持ち」の五つに分け、理由ごとの再開の条件を整えます。順番は、放置していた返信と応募を先に拾う、止まった理由を一つ書く、短い一本を出す、止まる前より低い頻度で固定する、材料を拾う仕組みを戻す、です。謝らずに普通に再開し、止まる前より小さくします。 この記事では、止まっていると候補者にどう見えるか、五つの理由と再開の条件、再開の順番、謝らないこと、小さくすること、分担を整理します。更新を続ける仕組みはWantedlyの会社ページを更新し続ける仕組み、頻度の決め方はWantedlyのストーリーの更新頻度の決め方、スカウトの再開はWantedlyのスカウト運用が止まったときの再開方法で書きました。この記事は、記事の更新が止まったあとの再開です。
この作業の目的|「また止まらない形」で再開する
止まった更新を、止まる前と同じ頻度で再開すると、同じ理由で止まります。再開は、「元に戻す」ことではなく、「止まった理由を直した形で戻す」ことです。
目的は、再開そのものではなく、再開後に途切れない形を作ることです。
止まっていると、候補者にどう見えるか
- 最後の記事の日付が古い:「動いていない会社」「採用をやめたのかもしれない」
- 募集記事は出ているのに、ストーリーが古い:「募集だけ出しっぱなし」
- スカウトを送っても、会社ページに来た候補者が古い日付を見て、返信しない:スカウトの返信にも効く
- 会社ページの「なにを・なぜ・どうやって」が、いまの実態とずれている:面談で「記事と違う」
- 放置された返信や応募がある:「返事が来ない会社」
候補者は、記事の中身より先に、日付を見ます。止まっていることは、記事の質より重く残ります。
止まった理由の、五つ
| 理由 | サイン | 再開の条件 |
|---|---|---|
| 1. 材料が集まらない | 「書くことがない」。社員に「話して」と頼む仕組みが止まった | 材料を拾う仕組みを戻す。月に一人に「先週の一日」を聞く |
| 2. 書く時間がない | 他の業務に押されて、書く枠が消えた | 頻度を下げる。一本を短くする。整えるのは外に出す |
| 3. 確認が戻らない | 書いたが、本人か上司の確認で止まったまま | 確認の期限を合意する。期限を過ぎたら「このまま出す」を先に決めておく。Wantedlyの記事の上司チェック |
| 4. 書き手がいなくなった | 書いていた人が異動・退職し、引き継がれていない | 「聞いて整える」形に変え、書き手を人事に戻す。Wantedlyの記事が書けないときの整理法 |
| 5. 気持ちが切れた | 出しても反応がなく、「意味があるのか」で止まった | 反応の見方を「数字」から「面談で聞く言葉」に変える。Wantedlyの募集記事の反応を見て直す手順 |
理由が分からないまま再開すると、条件が整わず、同じ場所で止まります。理由は、止まる直前の数週間の記憶で分かります。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「更新が止まっていたので、再開の一本は、しっかりした記事にしなければ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、「しっかりした一本」を目指した会社は、その一本の準備に時間がかかり、再開がさらに遅れ、その間も日付は古いままです。候補者は、再開の一本の質ではなく、日付が動いたかどうかを見ています。当社が更新停止の相談を受けるとき、最初にやるのは、しっかりした記事の企画ではなく、「今週中に出せる短い一本は何か」を決めることです。写真一枚と一段落でも、日付が動けば、「動いている会社」に戻ります。しっかりした記事は、日付が動いたあとで足りません。
再開の順番
1. 放置していた返信と応募を、先に拾う
- 更新が止まっていた期間の、スカウトへの返信と「話を聞きに行く」を、管理画面で全部拾う
- 日付の古い順に、全員に一言返す:「ご連絡が遅くなり申し訳ありません。改めてお話の機会をいただけますか」
- 返事が来なくても、一度で終える:追わない
- 記事の再開より、この対応が先:放置された候補者の側に残ったものは、記事では消えない
放置された相手への対応はWantedlyのスカウト運用が止まったときの再開方法の「止まっている間の、相手への対応」で書きました。
2. 止まった理由を、一つ書く
- 五つのうち、最も重いものを一行で
- その理由の再開の条件を、上の表から
- 条件が整っていなければ、整えてから出す:整えずに出すと、また止まる
3. 短い一本を、出す
- 一人の社員の、一つの場面を、短く:「先週の一日」を聞いて書き起こすだけ
- 写真一枚と一段落でも、出す:日付が動くことが先
- 会社ページは、この一本に合わせて一か所だけ触る:全体を書き直さない
- 謝らない:「長らく更新が滞っておりました」と書かない。候補者は気にしていない。普通に再開する
再開の一本を短くする考え方はWantedlyのストーリーの更新頻度の決め方の手順4で書きました。
4. 止まる前より低い頻度で、固定する
- 止まる前の頻度は、止まった頻度:同じに戻すと、また止まる
- 「月に一本、短く」を上限に:続く数に合わせる
- 途切れそうなときは、写真一枚と一段落:ゼロにしない
- 頻度を守る仕組みを戻す:担当と締切。Wantedlyの会社ページを更新し続ける仕組みの手順3
5. 材料を拾う仕組みを、戻す
- 月に一人に「先週の一日」を聞く:短い時間、業務時間内
- 一行の材料を、日々拾って置いておく場所を作る:Wantedlyの会社ページを更新し続ける仕組みの手順2
- 社員に「書いて」ではなく「話して」:Wantedlyの記事づくりに社員の協力を得る方法
- 材料があれば、書く時間は短い:止まる理由の「1」と「2」は、この仕組みで同時に消える
止まる前より、小さく
- 記事の長さを、止まる前より短く:一つの場面だけ
- 頻度を、止まる前より低く
- 確認の相手を、本人と上司の一人ずつに:多いと戻らない
- 整えることは、外に出してよい:聞いて書き起こすのは自社、並べ替えは外
- 募集記事を複数出していたなら、一つに絞る:更新する対象を減らす
小さく続いているほうが、大きく止まっているより、候補者には届きます。工数が足りないときの考え方はWantedlyの運用に工数が足りないときで書きました。
止まっていた期間を、上司にどう伝えるか
- 隠さない:「〇月から△月まで、□□の理由で止まっていた」
- 理由と、再開の条件と、直したことを一緒に:「材料が集まらず止まった。月に一人に話を聞く仕組みを戻して、月に一本で再開する」
- 放置していた返信への対応を、先に済ませてから伝える
- 「効かなかったから止まった」ではなく、「〇〇で止まった」と理由で言う:「効かない」の判断は、再開後の記録で
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 放置していた返信と応募を拾い、当日に返す | 人事 |
| 止まった理由を一行で書き、再開の条件を確かめる | 人事と上司 |
| 短い一本を出す | 人事が聞いて書く |
| 「先週の一日」を話す | 現場の社員(月に一人) |
| 確認の期限を合意する | 本人と上司 |
| 頻度を下げて固定し、担当と締切を決める | 人事と責任者 |
| 材料を拾う仕組みを戻す | 人事 |
| 止まっていた期間を上司に伝える | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、止まった理由の切り分け、再開の順番、記事を整えること、頻度と仕組みの設計、放置した相手への文面の型までで、返信への対応、社員に聞くこと、確認、出す判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは向き不向きの話です。止まったあとの再開に向いているのは、「止まった理由を認めて、小さく戻す」会社で、向いていないのは、「止まっていた分を取り戻すために、まとめて何本も出す」会社です。後者は、止まった理由(材料・時間・確認・書き手・気持ち)が直っていないまま数を出すので、同じ理由で、より早く止まります。当社が再開の相談で確かめるのは、「止まる前より小さく再開できますか」です。できるなら、再開は続きます。できず、「取り戻したい」が先に立つなら、当社は再開を急がず、まず放置した返信への対応と、止まった理由を直すことに時間を使ってもらいます。取り戻すのは、本数ではなく、途切れない形です。
まとめ
- 止まっていることは、記事の質より重く候補者に残る。候補者は中身より先に日付を見る
- 止まった理由は、材料・時間・確認・書き手・気持ち、の五つ。理由ごとに再開の条件があり、整えずに再開すると同じ場所で止まる
- 再開の順番は、放置していた返信と応募を先に拾う→理由を一つ書く→短い一本を出す→止まる前より低い頻度で固定→材料を拾う仕組みを戻す
- 再開の一本は短く、写真一枚と一段落でもよい。謝らず、普通に再開する。「しっかりした一本」を目指すと再開が遅れる
- 止まる前より小さく。長さ・頻度・確認の相手・募集の数を減らし、整えることは外に出す。止まっていた期間は上司に理由で伝える
よくある質問
再開の一本が短すぎて、恥ずかしいです
候補者は、再開の一本の長さを気にしていません。日付が動いたかどうかを見ています。短い一本を出したあと、次の月にもう一本出れば、「動いている会社」として読まれます。「しっかりした一本」を待って日付が古いままのほうが、候補者の側に残るものは重いです。
確認で止まっていた記事が、そのまま眠っています
確認の期限を、本人と上司と合意し直します。「〇日までに戻らなければ、このまま出す」を先に決めます。眠っている記事は、日付と内容を確かめて、いまの実態と合っていれば、短く直して出します。合っていなければ、その記事は捨てて、短い一本を新しく出します。眠っている記事を完成させることに時間を使うより、短い一本を出すほうが早いです。
更新が止まったときの再開は、御社に相談できますか
できます。当社は、止まった理由の切り分け、再開の順番、記事を整えること、頻度と仕組みの設計、放置した相手への文面の型を支えられます。返信への対応、社員に聞くこと、確認、出す判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
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