Wantedlyのスカウト後のフォロー連絡|場面ごとの回数と文面の型

Wantedlyスカウト運用 更新日 2026/9/11

スカウトを送ったあと、返信が無い相手にもう一度送るべきか、返信があったのに日程が決まらない相手をどう追うか、面談のあとに何を送るか。フォローの連絡は、やらなければ放置になり、やりすぎれば押しつけになります。結論から言うと、スカウト後のフォローは、場面ごとに「回数・間隔・文面の型」を決めておき、返信が無い相手には一度だけ、日程が決まらない相手には候補を出し直して一度、面談の前日と翌日に一言ずつ、保留の相手には時間を置いて材料を添えて、辞退した相手にはお礼だけ、という形にします。追わず、押さず、思い出してもらう連絡です。台帳の「次の連絡日」で管理し、対応する人を一人にします。 この記事では、フォローの目的、場面ごとの回数と文面、追いすぎて起きること、使える材料、台帳での管理、分担を整理します。返信後の基本は返信が来たあとの進め方で書きました。この記事は、そのあとの「追加の連絡」に絞った話です。

この作業の目的|放置せず、押さず、思い出してもらう

フォローの目的は3つです。

この3つは、同時に成り立ちます。「回数を決めて、材料を添えて、一度だけ」の形にすれば、放置でも押しつけでもない連絡になります。

場面ごとのフォロー

場面回数間隔文面の型
スカウトに返信が無い一度だけ送ってから時間を置いて「先日の連絡の続きです。〇〇の話を聞いてもらえたらと思い、もう一度だけ。無理なら返信は不要です」。最初の文面の一文を再掲
返信後、日程が決まらない一度だけ候補を出してから数日「日程の候補を出し直します。〇〇と△△はいかがでしょう。合わなければ、ご都合を一言いただければ」
面談の前日一度前日「明日、〇時にお待ちしています。当日は△△が出ます」
面談の翌日一度翌日「昨日はありがとうございました。〇〇の質問、△△が喜んでいました。次の選択肢は……」
面談後、返事待ち一度だけ選択肢を伝えてから数日「先日の続きです。急ぎません。決めていなくても、質問があればいつでも」
保留(いまは考えていない)一度か二度時間を置いて。本人が言った時期か、材料が出たとき「前に話していた〇〇のストーリーを書いたので、参考までに」
辞退一度すぐ「ありがとうございました。またご縁があれば」。理由を聞かない

「一度だけ」が、返信が無い相手と返事待ちの相手への原則です。二度目を送ると、押していると受け取られます。

「返信が無い相手への一度」は、最初の文面の相手の一文を再掲します。「先日お送りしました」だけでは、何の連絡か分かりません。「〇〇の経験を読んで連絡した件です」と、相手が思い出せる形にします。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「返信が無い相手には、何度か送れば返信が来る」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてWantedlyのスカウトの運用を見ていますが、同じ相手に三度、四度と送った会社で、返信が増えたことはありません。増えたのは、「しつこい会社」という印象です。返信が無いのは、相手が読んで「いまは違う」と判断したか、読んでいないかで、前者に何度送っても変わらず、後者には一度の再送で足ります。当社がフォローの型を渡すとき、最初に決めるのは「返信が無い相手には一度だけ」の上限です。上限があれば、送る人は追う時間を、次の相手を読む時間に使えます。フォローは、回数ではなく、一度の中身で決まります。

追いすぎて、起きること

追い方何が起きるか
返信が無い相手に、何度も送る「しつこい」。会社の印象が下がる。相手のつながりに広まる
日程の返事を急かす在職中の人は、時間が無い。急かされると離れる
面談後に「決めましたか」と何度も聞く「押されている」。決めていない人が「いったん終わる」を選ぶ
保留の相手に、短い間隔で送る「転職を考えていない」と言ったのに、と感じる
辞退の理由を、何度も聞く相手の負担
フォローの文面が、毎回同じ自動送信に見える

追いすぎの多くは、「対応する人が、返事が来ないことを不安に感じる」ことから起きます。回数の上限を決めておけば、不安で送ることが減ります。

フォローに使える材料

「思い出してもらう」連絡には、材料が要ります。材料が無い連絡は、「まだですか」にしかなりません。

材料使い方
新しいストーリー「前に興味を持っていた〇〇について、記事を書きました」。保留の相手、返事待ちの相手に
新しい募集「〇〇の募集が新しく出ました。前に話していた△△に近いので、参考までに」。保留の相手に
面談で話した話題の続き「面談で話した〇〇、その後こうなりました」。返事待ちの相手に
話す人の変更や追加「〇〇と話したいと言われていたので、日程を出せます」。返事待ちの相手に
ミートアップや説明の場「〇〇の話をする場を開くので、よければ」。保留の相手に。企画はミートアップの企画の立て方
会社ページやストーリーの更新「会社ページを更新しました。〇〇の部分が変わっています」

材料は、コンテンツを出し続けていると自然に溜まります。ストーリーが途切れると、フォローの材料も無くなります。頻度の考え方はストーリーの更新頻度の決め方で書きました。

台帳の「次の連絡日」で管理する

フォローは、記憶ではなく台帳で管理します。

台帳の型は応募・スカウトの管理の仕方で書きました。フォローの回数の欄を足すだけで足ります。

対応する人を、一人にする

フォローは、送る人ではなく、返信対応の担当(人事)が一人で行います。

「対応する人が一人」は、返信対応と同じ原則です。分担の考え方はスカウトを誰が送るかで書きました。

フォローしないと決める場面

フォローは、しないと決める場面もあります。

「しない」を決めておくと、対応する人が迷わず、追いすぎが起きません。

社内の分担

作業誰が
場面ごとの回数・間隔・型を決める人事
「次の連絡日」を台帳に入れる返信対応の担当
フォローの連絡を送る返信対応の担当(型で)
面談の前日・翌日の一言人事が下書き、話す人が了承
材料(新しいストーリー・募集)を保留の相手に送る人事
回数の上限を守る返信対応の担当

運用代行や代理店が支えられるのは、場面ごとの型、回数と間隔の設計、材料の使い方の整理、台帳の欄の追加までで、連絡を送ること、材料を作ること、面談は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

申し込んだあと、フォローで半年後に起きやすいのは、「返信が無い相手への再送が、いつの間にか三度、四度になっている」ことと、「面談後の返事待ちの相手を、追わずに放置している」ことの両方です。同じ会社で、両方が起きます。追うべき相手(面談後の返事待ち)を追わず、追うべきでない相手(返信が無い相手)を追う。当社がフォローの型を渡すとき、場面ごとに回数を決めるのは、この逆転を防ぐためです。「返信が無い相手には一度だけ、面談後の返事待ちには数日後に一度、前日と翌日には一言ずつ」と決まっていれば、対応する人は迷いません。フォローの質は、不安で送るか、決めた回数で送るかで決まります。

まとめ

よくある質問

返信が無い相手に、一度だけ再送しても返信が来ません

もう送りません。台帳に「終了」か「保留」を入れ、次の相手を読む時間に使います。時間を置いて、新しい募集や新しいストーリーという材料が出たときに、「参考までに」の形で一度だけ送ることはできます。それも来なければ、終わりです。

面談後に返事が無い相手を、どのくらい待てばよいですか

選択肢を伝えてから数日で、一度だけ「急ぎません」と添えて確認します。それでも返事が無ければ、もう一度だけ時間を置いて、材料を添えて送ります。それでも無ければ「保留」にし、追いません。在職中の人は、決めるのに時間がかかります。

フォローの型づくりは、御社に相談できますか

できます。当社は、場面ごとの型、回数と間隔の設計、材料の使い方の整理、台帳の欄の追加を支えられます。連絡を送ること、材料を作ること、面談は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyのスカウト運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/11 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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