電気・電子設計の採用媒体の選び方|回路とソフトを分けて届ける
電気・電子設計を新卒で採る会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「『電気・電子設計』で一つの募集にまとめ、電気・電子系の学科で絞って送り、回路を組みたい学生とソフトを書きたい学生が混ざって来て、回路の話をしに来た学生にソフトの人が面接をして『噛み合わなかった』と体験談に書かれ、入社後に『回路のつもりで入ったらソフトだった』と離れる」という問題です。結論から言うと、「電気・電子設計」で一つにまとめると、回路の学生とソフトの学生のどちらにも「自分ではない」と読まれます。「何の製品の、回路か制御か組み込みか」を先に決め、回路志望とソフト志望で募集と絞る条件と面接官を分けます。送る型は「組んで動かした・測った・何を自分で書いたか」で回路とソフトを分けて絞り、それぞれの先輩の名義で、記事を置く型は評価の範囲と誰が見るかを、比べられる場は大手の体験談が技術系総合職の前提で企業ページに回路かソフトかを先に書きます。分けるとエントリーの合計は減りますが、噛み合わなかった面接の回数と辞退の数で見ます。 機械設計は機械設計の採用媒体の選び方で書きました。この記事は回路とソフトを分ける考え方を書きます。
電気・電子設計の採用で、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 回路とソフトを一つの募集にまとめる | どちらの学生にも「自分ではない」と読まれる | 募集を分ける。OfferBoxで電気・電子設計志望の学生を見つける検索の考え方 |
| 電気・電子系の学科だけで絞る | 物理系・情報系で回路を組んだり組み込みを書いたりした学生を落とす | 「組んで動かした・測った・何を自分で書いたか」で絞る |
| ソフトの人が回路の面接をする | 「噛み合わなかった」と体験談に書かれる | 回路は回路の人、ソフトはソフトの人が面接 |
| 評価の範囲が書かれていない | 「設計と言いながら評価と測定だった」が体験談に書かれる | 最初の年は評価と、その意味を書く。ワンキャリアで電気・電子設計を募集するときの掲載とスカウト |
| 大手の体験談が技術系総合職 | 「配属で回路かソフトかが決まる」と書かれ、学生は入る前に分かる会社を探している | 企業ページに回路かソフトかを先に |
| 分けてエントリーの合計が減る | 「一つに戻す」と、噛み合わなさと辞退も戻る | 噛み合わなかった回数と辞退の数で見る |
判断軸を、電気・電子設計に当てる
| 軸 | 電気・電子設計での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 「何の製品の、回路か制御か組み込みか」で、回路志望とソフト志望に分けて絞る。回路なら「組んで動かした・動かなかったので測って原因を見つけた・回路を疑った」、ソフトなら「マイコンの〇〇を自分で書いた・動かず一つずつ確かめた」。学科はあればよい条件。一つの検索で両方を扱わない |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、回路とソフトで検索と文面と名義を分け、それぞれの先輩の名義で一人に書ける。来る型は、評価の範囲と誰が見るかと試作の流れを記事で通年で。比べられる型は、大手の体験談が技術系総合職の前提で、企業ページに回路かソフトかと最初の年を先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない。募集を分けた分の費用を、噛み合わなかった面接の減少と辞退の減少で見る |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 回路の先輩とソフトの先輩が、それぞれ名義と面談を持つ時間。面接官を分けるので、枠が二つ要る |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。電気・電子設計では、「対象」を回路とソフトで分けて絞ることと、「運用工数」で面接官を分けて枠を二つ持つことが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「回路もソフトも両方できる人が欲しいから、『電気・電子設計』で一つにまとめて出せばよい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、電気・電子設計の採用の相談を受けますが、一つにまとめた会社の体験談には、「回路のつもりで入ったらソフトだった」「面接で回路の話をしたのに、ソフトの質問をされた」が書かれ、次の年の学生がそれを読んで離れます。両方できる学生は少なく、両方を求める募集はどちらの学生にも「自分ではない」と読まれます。逆に、回路とソフトで募集を分け、「最初に任せるのは回路。ソフトは別の募集」と書き、回路の先輩の名義で回路の学生に、ソフトの先輩の名義でソフトの学生に送った会社は、体験談に「回路の話を回路の人が聞いてくれた」と書かれます。当社が最初にお願いするのは、募集を回路とソフトに分けることです。両方できる人が欲しいなら、「回路で入って、△年目からソフトも」と順番で書きます。
学生が、確かめること
- 回路かソフトか:回路(アナログか、デジタルか、電源か)か、組み込みのソフトか。「電気・電子設計」の名前では分からない
- 何の製品の、どこか:製品の全体か、基板の一枚か、部品の選定か
- どの段階か:仕様か、回路図か、基板か、評価か。最初の年はどの段階か
- 誰が見て、誰が直すか:回路図を先輩が見るか。観点があるか。体験談で最も書かれる
- 試作と評価をどこまで自分でやるか:自分で基板を起こして測るか。評価は別の部署か
- 電気系でなくても採るか:物理系や情報系から入った人がいるか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 回路とソフトで検索と文面と名義を分け、それぞれの先輩の名義で一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | 分けて絞れ、学科を見ずに届く。電気・電子設計向けのオファー文面 |
| 回路の先輩とソフトの先輩が、評価の範囲と誰が見るかと試作の流れを自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 「評価と測定だった」の像を、評価の意味と試作の記事で置き換える |
| 体験談があり、企業ページに回路かソフトかと最初の年を先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 大手の「配属で決まる」に対して、入る前に分かる会社として読まれる |
| 回路とソフトを一つの募集にまとめたまま | どれも先ではない | 分けてから |
| 回路の面接官とソフトの面接官が分けられない | どれも先ではない | 噛み合わない面接になる。分けてから |
どれか一つが正解ではなく、募集を分けられるか、先輩が書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型で回路とソフトを分け、記事を置く型で評価と試作の流れを:OfferBoxとWantedlyの併用
- 研究室との関係を主に、媒体を電気・電子系以外の学生に:大学との関係からの母集団形成
- 聞き方の型を、回路とソフトで分けて決める:回路は「動かなかったとき何を測ったか」、ソフトは「何を自分で書き、どこで詰まったか」。面接官が変わっても同じ
- 両方できる人が欲しいなら、順番で書く:「回路で入って、△年目からソフトも」。最初の年に任せる仕事で、どちらを先にするかを決める
- 内定後に、回路図と試作と測定の場を見せる:内定辞退が続くときの見直し方
- 業界の構造と重ねる:電機業界の採用媒体の選び方、半導体業界の採用媒体の選び方
- 代行と組み合わせるなら、回路とソフトで分けて絞る作業と文面の下書きまで。読んで直すのはそれぞれの先輩:媒体と代行の違い
見せ方|「電気・電子設計」ではなく、回路かソフトかと何の製品か
- 「電気・電子設計」「電気系歓迎」「回路もソフトも」を消す:どちらの学生にも「自分ではない」と読まれる
- 回路とソフトで、募集を分けて職種名に:「〇〇の製品の電源回路の設計」「△△の組み込みソフトの設計」
- 何の製品の、どこかを、一行で:「〇〇の製品の、□□の基板。最初に任せるのは部品の選定と評価。基板の一枚は△年目から」
- 誰が見るかを、観点まで:「回路図は先輩が見て、観点は〇〇。試作の前に誰が見るかを決めている」
- 評価の範囲と、最初の年を、意味まで:「基板は外注で起こし、評価は自分で測る。最初の〇か月は先輩の回路の評価と測定。測って回路の癖と部品の癖を覚え、△か月目に回路図の一部を」。数値は自社の実態で。この記事では書かない
- 電気系以外から入った人を、書く:「物理系から入った人が〇人。最初に覚えるのは測定器の使い方」
- 面接官を、書く:「回路の面接は回路の人が、ソフトの面接はソフトの人が出る」
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 回路とソフトの募集の分け方、何の製品か、段階、見る人、評価の範囲、最初の年を決める | 設計部門の責任者 |
| 回路とソフトで分けた絞る条件 | それぞれの先輩が作り、人事か代行が絞る |
| 文面と記事 | 回路の先輩とソフトの先輩がそれぞれ話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | 回路は回路の先輩、ソフトはソフトの先輩 |
| 面接 | 回路は回路の人、ソフトはソフトの人。型を分けて |
| 噛み合わなかった面接の回数と辞退の数の記録 | 人事。募集ごとに |
運用代行や代理店が支えられるのは、分け方の型、回路とソフトで分けて絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、募集の分け方の決定、名義、面接は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
電気・電子設計の採用で、募集を回路とソフトに分けた後に起きることを、当社は先にお伝えしています。分けると、一つの募集あたりのエントリーは減り、「電気・電子設計」で一つにまとめていたときの数を回路とソフトで足しても、前より少なくなることがあります。減るのは、「回路もソフトもどちらでもよい」と思っていた学生と、「電気・電子設計」の言葉で製品の全体を思い描いていた学生です。その一方で、面接で「回路ですか、ソフトですか」と聞かれることが無くなり、回路の面接に回路の学生だけが来て、面接の時間が短くなり、内定後の「思っていたのと違う」が減ります。一つの募集に戻すと、数は戻りますが、噛み合わなさと辞退も戻ります。当社が案内するのは、募集を分けた効果を、エントリーの合計ではなく「面接で噛み合わなかった回数」と「内定後の辞退の数」で見ることです。数を見る場所を先に決めてから、募集を分けます。
まとめ
- 「電気・電子設計」で一つにまとめると、回路の学生とソフトの学生のどちらにも「自分ではない」と読まれる。「何の製品の、回路か制御か組み込みか」を先に決め、募集と絞る条件と面接官を回路とソフトで分ける
- 学科はあればよい条件に。「組んで動かした・測った・何を自分で書いたか」で、回路とソフトを分けて絞る
- 送る型(OfferBox)はそれぞれの先輩の名義で、記事を置く型(Wantedly)は評価の範囲と誰が見るかと試作の流れを、比べられる場(ワンキャリア)は大手の「配属で決まる」に対して企業ページに回路かソフトかを先に
- 学生が確かめるのは「回路かソフトか・何の製品か・どの段階か・誰が見て誰が直すか・評価をどこまで自分でやるか・電気系でなくても採るか」。両方できる人が欲しいなら順番で書く
- 分けるとエントリーの合計は減る。効果は「噛み合わなかった面接の回数」と「辞退の数」で見て、一つに戻さない
よくある質問
回路もソフトも両方できる人を採りたいのですが、募集は分けるべきですか
分けます。両方できる学生は少なく、両方を求める募集は、回路の学生にもソフトの学生にも「自分ではない」と読まれます。「回路で入って、△年目からソフトも」と順番で書き、どちらを先にするかは最初の年に任せる仕事で決めます。
電気・電子系の学生が少なく、対象が足りません
電気・電子系の学科だけで絞っているなら、対象を自分で減らしています。物理系で回路を組んだ学生、情報系でマイコンのソフトを書いた学生、それ以外の工学系で「動かなかったので測って原因を見つけた」学生は、電気・電子系の学科にはいません。「組んで動かした・測った・何を自分で書いたか」で絞ると、対象が広がります。
電気・電子設計の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、分け方の型、回路とソフトで分けて絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。募集の分け方の決定、名義、面接は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、電気・電子設計の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
この記事の内容に合うサービス:採用ご担当者さま向けサービス一覧 ↗人材紹介・採用代行・求人広告代理店