東京本社で全国採用する会社の採用媒体の選び方|初任地と転勤の見せ方
東京本社で全国採用する会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「『東京本社』を前に出して全国の学生に一つの文面で送り、承認の後に初任地が地方の拠点だと分かって辞退され、拠点の社員は『本社が送った学生』として面談に出ず、承認率を全国で一つにして『地方の承認が低い』で終わる」という問題です。結論から言うと、学生は「東京本社」より「初任地と転勤」を確かめます。初任地の決まり方と転勤の有無を隠さず、地域ごとに拠点の社員を名義にし、送る型は本社が検索と送信を全地域分持ち拠点が名義と面談を、比べられる場は企業ページに初任地の決まり方を最初に、記事を置く型は拠点ごとの実態を、と使い分け、承認率は地域別に見て全体に混ぜません。 地方に本社がある会社の層の分け方は地方に本社がある会社の採用媒体の選び方で書きました。この記事は東京本社で全国に拠点がある会社に絞って、本社と拠点の分担と地域ごとの使い分けを書きます。
東京本社で全国採用する会社に、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 本社は東京。拠点が全国にある | 「東京本社」で集めて、初任地が拠点で辞退される | 初任地と転勤を先に。東京本社で全国採用する会社のOfferBox運用 |
| 初任地が入社後に決まる | 学生の最大の不安が「初任地ガチャ」 | 決まり方を企業ページの最初に |
| 拠点の社員が、採用を本社の仕事と思っている | 名義も面談も本社で、拠点の実態が文面に無い | 拠点の社員を名義に、面談を拠点で |
| 全国を一つの文面で送る | 地域ごとの学生に、その地域の実態が届かない | 共通原稿は一つ、拠点ごとの部分だけ変える |
| 承認率を全国で見る | 地域ごとの差が見えない | 地域別に見る |
| 返信の担当が拠点ごとにばらつく | 返信の速さが地域で違い、遅い地域の体験談に書かれる | 返信は本社で一本化 |
判断軸を、東京本社で全国採用する会社に当てる
| 軸 | 東京本社で全国採用する会社での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 地域ごとに「この拠点で、この人と、この仕事を」に合う学生に絞る。「東京で働きたい」学生に地方の初任地は届かない。希望の地域と出身地域で、拠点ごとに分ける |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、地域で絞って拠点の社員の名義で送れ、本社が検索と送信をまとめて持てる。比べられる型は、企業ページに初任地の決まり方と転勤を最初に書けるかで。来る型は、拠点ごとの実態を記事で通年で |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない。地域ごとに送る数を配分する |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 本社の人事が検索・下書き・送信・一次返信を全地域分。拠点の社員が名義・確認・面談。拠点の社員が月に会える数が、その地域に送れる数の上限 |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。東京本社で全国採用する会社では、「対象」を地域ごとに分けることと、「運用工数」で本社と拠点の線を引くことが、他の会社と違います。
エージェントベストの見解
東京本社で全国採用する会社で、媒体を契約した後に起きることを、当社は先にお伝えしています。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、全国採用の会社の相談を受けますが、契約の後に最も多く起きるのは、「本社の人事が全国分の文面を一つで送り、承認の後に拠点に面談を頼んだら『聞いていない』『本社が送った学生』と断られ、面談が本社の人事だけになって、拠点の実態を話せる人がいない」ことです。学生は「初任地の拠点で誰と働くか」を確かめに来ていて、本社の人事はそれを話せません。媒体が悪いのではなく、契約の前に拠点と名義と面談の枠を決めていないことが原因です。逆に、契約の前に「拠点ごとに名義を一人、月に会える数を〇人」を拠点の長と決め、本社が検索と送信と返信を全地域分持ち、拠点が名義と確認と面談だけを持つ形にした会社は、拠点の社員が「自分が声をかけた学生」として面談に出て、初任地の実態を本人が話せます。当社が最初にお願いするのは、媒体を選ぶ前に、拠点ごとに名義と月に会える数を決め、その数を地域に送る数の上限にすることです。
学生が、確かめること
- 初任地の決まり方:いつ、誰が、何を見て決めるか。希望は聞かれるか。希望と違った人はどうなったか。「東京本社」より先に読む
- 転勤の有無と頻度:全国転勤か、地域限定か。何年に一度か。家庭の事情で断れるか
- 拠点ごとの実態:初任地の拠点に何人いて、誰と働き、何の仕事か。本社の話ではなく拠点の話
- 東京に戻れるか、地元に行けるか:東京で働きたい学生と、地元に帰りたい学生で逆の不安
- 返信の速さ:地域で差があると、遅い地域の体験談に書かれる
- 拠点の社員に会えるか:本社の人事だけの面談は、初任地の実態が分からない
この条件なら、3媒体をどの役割で使うか
| 会社の条件 | 3媒体の役割 | 理由 |
|---|---|---|
| 拠点ごとに名義を立てられ、本社が検索と送信を全地域分持てる | 送る型(OfferBox)を地域ごとに主軸に | 地域で絞り、拠点の社員の名義で届く。本社がまとめて持てる |
| 知名度があり、体験談が多く、候補に入っている | 比べられる場(ワンキャリア)を入口に。企業ページの最初に初任地の決まり方と転勤を | 候補に入っている会社の入口。「初任地ガチャ」の不安に先に答える |
| 拠点ごとの実態を、拠点の社員が記事で書ける | 記事を置く型(Wantedly)で拠点ごとの実態を通年で | 「東京本社」の外にある拠点の実態を読ませる |
| 初任地の決まり方と転勤が書かれていない | どれも先ではない | 最大の不安に答えていない |
| 拠点の名義と面談の枠が決まっていない | 送る型は先ではない | 面談に出る人がいない |
どれか一つが正解ではなく、拠点に名義を立てられるか、知名度、拠点の社員が書けるかで、3媒体の役割が変わります。
組み合わせ
- 本社が検索・下書き・送信・一次返信を全地域分、拠点が名義・確認・面談:返信は本社で一本化。外に出すならこの部分。OfferBoxの運用代行に任せられる範囲
- 共通原稿は一つ、拠点ごとの部分だけ変える:初任地の決まり方、転勤、会社の「なぜ」は共通。誰と、何をは拠点ごと。原稿を一つで版管理する
- 比べられる場と送る型を組み合わせる:企業ページで初任地の決まり方を、送る型で拠点ごとに。OfferBoxとワンキャリアの併用
- 記事を置く型で、拠点ごとの実態を:OfferBoxとWantedlyの併用
- チームで回す分担を先に:OfferBoxをチームで運用するときの役割分担
- 数字は地域別に:OfferBox運用のKPI設計、併用時の数字の見方
- 代行と組み合わせるなら、本社の検索・下書き・送信・一次返信の部分を:拠点の名義と面談は出せない。媒体と代行の違い
見せ方|「東京本社」ではなく「初任地」と「誰と」
- 「東京本社」を前に出さない:事実として一文。学生は初任地を読む
- 初任地の決まり方を、企業ページの最初に、一段落で:「入社〇か月前に希望を聞き、拠点の枠と合わせて決める。希望と違った人は△割。その人はいま」
- 転勤の有無と頻度を、隠さず:「全国転勤あり。〇年に一度程度。家庭の事情で範囲を狭める制度は□□」。地域限定の枠があるなら、そう書く
- 拠点ごとの部分を、拠点の社員の名義で:「〇〇拠点は△人。□□(名義)と組んで、◇◇の仕事」
- 東京に戻れるか、地元に行けるかを、両方書く:「東京の本社に戻る道は〇〇。地元の拠点を希望できるのは△△」
- 返信の日数を、全国で同じに:「応募から〇日以内」。本社で一本化してから書く
- 数値は自社の実態で:この記事では書かない
本社と拠点の分担
| 作業 | 本社の人事 | 拠点 |
|---|---|---|
| 初任地の決まり方と転勤の書き方、地域ごとの人数、拠点ごとの名義と月に会える数 | 決める | 拠点の長が名義と枠を出す |
| 検索、下書き、送信、一次返信 | 全地域分まとめて持つ(または代行) | — |
| 名義と、拠点ごとの一文 | 下書きを渡す | 拠点の社員が名義になり、一言足す |
| 面談 | 日程を押さえる | 名義の社員と拠点の長 |
| 地域別の数の記録と、翌年の配分 | 持つ。地域ごとに | 月に一度、一緒に見る |
| 内定後の接点 | 日程 | 初任地の拠点の社員 |
運用代行や代理店が支えられるのは、本社と拠点の線の型、共通原稿と拠点ごとの部分の版管理の型、検索・下書き・送信・一次返信、地域別の記録の型までで、初任地の決まり方、拠点の名義の選定、拠点ごとの一文、面談は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
東京本社で全国採用する会社が数字を読むときに先にお伝えしているのは、「承認率と面談まで来た数を、全国で混ぜず、地域ごとに見る」ということです。全国を一つにすると、承認が取れている地域と取れていない地域が見えず、「地方の拠点は承認が低い」で終わります。当社が案内するのは、地域ごとに「送った・承認した・面談まで来た・内定した・初任地の希望と決まった初任地のずれ」を並べることです。承認が低い地域は、「地方だから」ではなく、その地域の学生に送っている名義と文面と初任地の書き方のどれかに原因があり、名義が本社の人事になっているか、文面が共通原稿だけで拠点の部分が無いか、初任地の決まり方が書かれていないかを見ます。承認が多い地域より、面談まで来た近い学生が残っている地域に、翌年の枠を寄せます。初任地の希望と決まった初任地のずれを台帳に持つと、辞退の理由が「初任地」かどうかが分かり、決まり方の書き方を直せます。OfferBoxの承認率が低いときに疑う3つの原因
まとめ
- 学生は「東京本社」より「初任地と転勤」を確かめる。初任地の決まり方と転勤の有無と頻度を、企業ページの最初に隠さず書く
- 送る型(OfferBox)は本社が検索と送信を全地域分持ち、拠点が名義と面談を持って地域ごとに。比べられる場(ワンキャリア)は企業ページに初任地の決まり方を最初に。記事を置く型(Wantedly)は拠点ごとの実態を通年で
- 契約の前に、拠点ごとに名義と月に会える数を決め、その数を地域に送る数の上限にする。返信は本社で一本化
- 共通原稿は一つで版管理し、拠点ごとの部分(誰と、何を)だけ拠点の社員が変える
- 承認率は地域別に見て全体に混ぜず、翌年の枠は面談まで来た近い学生が残っている地域に寄せる。初任地の希望と決まった初任地のずれを台帳に持つ
よくある質問
初任地が入社後に決まるので、書けません
決まる時期と、決め方と、希望が通る割合を書きます。「入社〇か月前に希望を聞き、拠点の枠と合わせて決める。希望と違った人は△割。その人はいま□□」。決まっていないこと自体より、いつどう決まるかが書かれていないことが不安です。希望と違った人がその後どうなったかを添えると、「ガチャ」の印象が「決め方がある」に変わります。地域限定の枠があるなら、その枠は初任地を先に書けます。
拠点の社員が忙しくて、名義も面談も引き受けてくれません
契約の前に、拠点の長と「名義を一人、月に会える数を〇人」を決め、確保できない拠点には、その年は送りません。契約の後に頼むと断られます。拠点の社員には「自分の拠点の後輩を採る」形で頼み、面談は「文面の場面の続き」から始めて会社説明を無くすと、拠点の時間が短くて済みます。検索と送信と返信は本社が全部持つので、拠点は名義と確認と面談だけで済むことを、先に伝えます。
東京本社で全国採用する会社の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、本社と拠点の線の型、共通原稿と拠点ごとの部分の版管理の型、検索・下書き・送信・一次返信、地域別の記録の型を支えられます。初任地の決まり方、拠点の名義の選定、拠点ごとの一文、面談は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、全国採用の会社の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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