掲載のKPI|閲覧数ではなく直した日と面談数で見る

採用ノウハウ採用KPI 更新日 2026/9/22

掲載のKPIを置きたい。ところが、閲覧数とエントリー数を並べ、数を増やすために良く見せる言葉を足し、一度出したら年内は直さず、エントリーが減ったら前の掲載に戻し、面談に来た人が合っているかは見ていない。結論から言うと、掲載のKPIは閲覧数とエントリー数ではなく、「近い人が面談まで来た数」と「掲載を直した日」と「エントリーから面談までの日数」の三つです。閲覧数は媒体の中の指標で、増やしても近い人が来るとは限らず、エントリー数は良く見せるほど増えて辞退で戻ってきます。掲載は出したら止まる運用になりやすいので、「直した日」を記録して、直す前と後で近い人の面談数を比べます。掲載を直すとエントリーは減るのが普通で、減ったことを失敗と読むと元の掲載に戻ります。 媒体のKPIの位置づけは媒体別のKPI設計で書きました。この記事は、掲載のKPIを書きます。

この作業の目的|掲載を、「出して終わり」から「直して比べる」に変える

掲載は、一度作ると運用の手が入りません。スカウトは毎週送るので数字が動きますが、掲載は出したら数字が受け身になり、「閲覧数が少ない」で終わります。

目的は、掲載に「直した日」という欄を持ち、直す前と後で近い人の面談数を比べられるようにすることです。比べられれば、掲載は改善できる運用になります。

掲載のKPIで、起きる失敗

失敗何が起きるか
閲覧数をKPIにする閲覧を増やす工夫(見出しを強くする、写真を派手にする)に寄り、近い人が来ない
エントリー数をKPIにする良く見せるほど増える。増えた分が選考中と内定後の辞退で戻ってくる
出したら更新しない一年間同じ掲載で、数字が受け身になる
直す前と後を比べない直した効果が分からず、直す習慣が付かない
エントリーが減ったら戻す正直に書いた掲載を、数が減ったことで元に戻す
面談に来た人が近いかを見ない数だけが残り、質が追えない

共通するのは、掲載を「露出の量を増やすもの」として測っていて、「近い人に届けるもの」として測っていないことです。

置くのは、三つ

KPI数え方見方
近い人が面談まで来た数掲載経由で面談に来た人のうち、「こんな人」に近かった人の数月に一度。逆算した必要数と比べる
掲載を直した日いつ、どこを直したかの記録直した日を境に、前後の近い人の面談数を比べる
エントリーから面談までの日数エントリーから面談の日までの日数週に一度。延びると面談に来る数が減る

三つで、「結果」「直した効果」「速さ」が分かります。閲覧数とエントリー数は、下の階に置きます。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「掲載の成果はエントリー数で測れて、エントリーが多い掲載が良い掲載だ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、掲載の運用を見ていますが、エントリー数を追った会社の掲載は、良く見せる言葉が増えていきます。「成長できる」「風通しがいい」「若手が活躍」。この言葉を足すとエントリーは増え、選考の途中で「思っていたのと違う」が増え、内定後の辞退が増えます。エントリーの数は、掲載の力というより、良く見せた度合いを表します。当社が最初にお願いするのは、エントリー数をKPIから外し、「近い人が面談まで来た数」に置き換えることです。置き換えると、掲載に仕事の中身と最初の年と条件を書くことになり、エントリーは減って、近い人の面談が増えます。掲載を直した後にエントリーが減ったとき、「掲載が悪くなった」と読むか「絞れた」と読むかで、その後の一年が分かれます。分け方は、近い人の面談数を直した日の前後で比べることです。

閲覧数の、扱い

閲覧数は、原因を探すときに見る数で、追う数ではありません。

直した日を記録して、前後で比べる

掲載の運用は、この記録があるかどうかで決まります。

エントリーが減ることの、読み方

エントリーの数だけで判断すると、直した掲載は毎回元に戻ります。

月と年の、見方

頻度見るもの直すこと
週に一度エントリーから面談までの日数延びていれば、返信の担当と日程の候補
月に一度近い人の面談数、閲覧数(参考)、エントリー数(参考)近い人の面談数が減っていれば、掲載のどこを直すか一つ決める
四半期に一度直した日の前後の比較次に直す箇所を一つ決める
年に一度三つの前年比、直した記録の一覧翌年の掲載の作り方と、直す予定

四半期に一度、直す場を先に予定に入れることが、掲載を止まらせない方法です。

媒体ごとに、変わる点

三つとも、置く三つは同じで、「直せる場所」と「直せない場所(体験談)」の違いがあります。

社内の分担

作業誰が
掲載に書く「仕事の中身・最初の年・条件」を出す配属先の責任者
掲載を作り、直した日と箇所を記録する人事か代行
四半期に一度の直す場を予定に入れる採用の責任者
週に一度、エントリーから面談までの日数を見る人事
近い人かどうかを台帳に付ける面談を担当した人
経営に「直すとエントリーは減る」を先に説明する採用の責任者
直した記録を翌年に渡す人事

運用代行や代理店が支えられるのは、掲載の下書き、直す箇所の提案、記録と集計までで、中身を出すこと、直すことの決定、経営への説明は社内が担います。

エージェントベストの見解

掲載のKPIで、当社が先にお伝えしているのは、「掲載を直す予定を先に入れていない会社は、一年同じ掲載のままになる」ということです。スカウトは毎週の作業があるので手が入りますが、掲載は出した時点で作業が終わり、次に触るきっかけがありません。申し込んだあとに掲載が一年動かない会社に共通するのは、「直す必要があれば直す」としていて、予定に入っていないことです。当社が案内するのは、掲載を出す日に、次に直す日を予定に入れることです。四半期に一度、三十分でよく、「近い人の面談数を見て、一箇所直す」だけの場です。予定に入っていれば、繁忙期でも一箇所は直ります。直す箇所は、その時点で一番効きそうなところで足り、直した日を記録して前後を比べれば、翌年の担当に知見が残ります。掲載の改善は、才能ではなく、予定です。

まとめ

よくある質問

エントリーが減ったことを、上司にどう説明すればよいですか

直す前に説明しておくのが最も楽です。「掲載に仕事の中身と条件を書くとエントリーは減ります。見るのは近い人が面談まで来た数と、選考中の離脱と内定後の辞退です」と先に伝えます。直した後に説明すると、「減った言い訳」に聞こえます。直す前の合意が、掲載を戻さない条件です。

掲載のどこから直せばよいですか

職種名と、最初の段落です。学生が最初に読む場所で、「誰に向けた募集か」「何をする仕事か」が決まります。職種名を「営業」から「〇〇の△△に□□を売る営業」に変えるだけで、近い人の面談数が動きます。次に、最初の年と条件です。写真とレイアウトは、後回しで構いません。

掲載のKPI設計は、御社に相談できますか

できます。当社は、掲載の下書き、直す箇所の提案、記録と集計を支えられます。中身を出すこと、直すことの決定、経営への説明は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、掲載の作り方と直し方を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/22 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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