ワンキャリアのイベント集客の考え方|参加者数より来る人とその後
ワンキャリアのイベントに、人を集めたい。ところが、参加者数を目標にし、「残席わずか」で煽り、広く告知して遠い人が来て、入口がイベントページだけでスカウトで誘わず、回が単発で途切れ、集まらないと大きな回に変える。結論から言うと、集客は「参加者数」ではなく、「体験談で気になったことを持って来る学生が、社員と話せる人数だけ来て、次の場に進む」ことです。入口は、体験談→企業ページ→イベントページの流れと、スカウトの締めの二つで、人数を追って煽りません。集まらないときは五つの原因を上から疑い、小さい回を途切れさせずに続け、今年の回が翌年の集客になります。 この記事では、集客で起きる失敗、集客の定義、二つの入口、五つの原因、人数の決め方、告知、時期、小さい回を続けること、数え方、翌年への効き方、分担を整理します。集まらないときの直し方はワンキャリアのイベントに人が集まらないとき、スカウトからの誘いはワンキャリアのスカウトとイベントの連携、イベントからの母集団はイベントからの母集団形成で書きました。
この作業の目的|「来る人数」ではなく「来る人と、その後」で集客を見る
ワンキャリアのイベントに来る学生は、体験談を読んで、確かめたいことを持って来ます。集客の良し悪しは、その学生が「社員と話せる人数だけ」来て、「確かめて、次の場に進んだか」で決まります。多く集めて社員と話せなければ、確かめられず、次に進みません。
目的は、集客を「多く集める」ことではなく、「近い人が、話せる人数だけ来て、次に進む」ことに置き直すことです。
集客で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 参加者数を、目標にする | 多く集めることが目的になり、回の中身と人数が合わず、社員と話せない |
| 「残席わずか」「人気」で、煽る | 煽りで来た人は確かめに来ておらず、次に進まない。翌年に「煽る会社」と読まれる |
| 広く告知して、遠い人が来る | 「こんな人」から遠い人で席が埋まり、近い人が入れない |
| 入口が、イベントページだけ | 体験談と企業ページからの流れ、スカウトの締めからの流れを使っていない |
| 回が、単発で途切れる | 動いた時期に回がなく、その学生を逃す |
| 集まらないと、大きな回に変える | 大きくすると社員と話せなくなり、さらに次に進まない |
共通するのは、集客を「数」で見て、「来る人と、その後」で見ていないことです。
集客の、定義
- 来る人:体験談で気になったことを持っている学生。「こんな人」に近い人
- 人数:社員と話せる人数。多くない
- その後:確かめて、次の場(面談・次の回)に進む
- 集客ができている状態:「近い人が、話せる人数だけ来て、次に進んでいる」
数え方はイベントからの母集団形成の「イベントの母集団は、『参加後に次へ進んだ人』で数える」で書きました。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「イベントは、まず多く集めて、その中から良い学生を選ぶ」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、集客の相談を受けていますが、多く集めた回は、社員と話せた学生が少なく、確かめられずに帰った人が多く、次に進んだ人がごく一部で、体験談に「人が多くて話せなかった」と残っています。逆に、社員と話せる人数に絞り、体験談と企業ページとスカウトの締めから「この回で確かめたいことがある人」だけを集めた回は、参加者が少なくても、その多くが次に進み、体験談に「少人数で聞けた」と残って、翌年の集客になっています。ワンキャリアの集客は、今年の回の体験談が翌年の集客で、多く集めることは翌年の集客を減らします。当社が集客の相談を受けるとき、最初にやるのは、参加者数の目標を外して、「社員と話せる人数」に上限を置くことです。
二つの、入口
| 入口 | 流れ | 整えるもの |
|---|---|---|
| 体験談→企業ページ→イベントページ | 体験談を読んだ学生が、企業ページで回の一覧を見て、イベントページで「確かめられる回」と分かって申し込む | 企業ページに回の一覧と「何が確かめられるか」、イベントページの五つの要素。ワンキャリアのイベントページと企業トップページの使い分け |
| スカウトの締め | 文面の四段目で「この回に」と誘い、受諾から申込へ | 「こんな人」に近い人だけに、回の中身と文面を揃える。ワンキャリアのスカウトとイベントの連携 |
二つの入口を、両方使います。イベントページだけで待つと、「探して来た人」だけになり、スカウトで届ける「この回に来てほしい人」が来ません。
集まらない、五つの原因
- 一覧で見つからない:掲載の項目が埋まっていない、時期がずれている
- タイトルが「会社説明会」:誰が出て何を話すかが見えない
- 確かめられる回に見えない:本文が会社紹介で、体験談で気になったことに触れていない
- 選考との関係が不明:参加すると選考に進むのか、参加しないと不利か
- 申込後が見えない:申込したら何が来るか、当日どう参加するか
上から順に疑います。直し方はワンキャリアのイベントに人が集まらないときで書きました。五つのどれでもなく集まらないなら、入口(スカウトの締め)を使っていないか、時期です。
人数の、決め方
- 社員と話せる人数を、上限に:出る社員の数×数人
- 上限を、イベントページに書く:「少人数」「〇人まで」(数は自社の実態で)
- 上限に達したら、次の回を案内する:「残席わずか」ではなく「次の回はこちら」
- 人数の考え方はワンキャリアのオフラインイベントの進め方の「人数と、社員の数」
告知の、書き方
- 「誰が出て、何が確かめられるか」を、タイトルと最初に:ワンキャリアのイベントページのタイトル
- 煽らない:「人気」「残席わずか」「急いで」を使わない
- 選考との関係を、事実で一文:年度の公表内容と自社の方針で確認
- 申込後の流れを書く:「申込後、〇日以内に案内を送ります」(数は自社の実態で)
- 書き方はワンキャリアのイベントページの基本
時期
- 学生が動いている時期に、回がある:時期の目安は年度の公表内容と自社の方針で確認
- 早期は「仕事を知る回」、選考期は「確かめる回」、後期は「速く面談へつなぐ回」:ワンキャリアのイベントの種類と使い分け
- 回の間を空けない:間が空くと、その間に動いた学生を逃す
- 掲載のタイミング:申込の期間を取れるように、回の前に余裕を持って。ワンキャリアのイベントページの基本の「時期と、掲載のタイミング」
小さい回を、途切れさせずに続ける
- 一回の人数を減らし、回数を増やす:社員と話せる人数で、続けて開く
- 同じ型で:準備が軽く、続く。ワンキャリアの説明会の構成の作り方
- 集まらない回も、開く:少人数でも、来た人には確かめられる回。途切れさせるほうが損
- 続いている回に、スカウトで誘う:「次の回はこちら」が常にある状態
- 続け方はワンキャリアのイベントに人が集まらないときの「小さい回を、途切れさせずに続ける」
集客の、数え方
| 数えるもの | 何が分かるか |
|---|---|
| 申し込んだ人のうち、「こんな人」に近い人の割合 | 告知と入口が、近い人を集めているか |
| 来た人のうち、社員と話せた人 | 人数が上限に収まっているか |
| 当日に次の場を申し込んだ数 | 回の中身と、当日の案内が効いているか |
| 参加後、面談に進んだ数 | 集客が母集団に効いたか。ここで見る |
| 入口ごと(体験談からの流れ・スカウトの締め)の数 | どの入口が近い人を連れてきているか |
参加者数と満足度だけでは、集客の良し悪しは分かりません。台帳で入口「イベント」を分け、回ごとに持ちます。ワンキャリアの掲載のKPIの考え方と同じです。
今年の回が、翌年の集客になる
- 来た学生が、体験談に書く:「少人数で聞けた」「〇〇の回で〇〇が分かった」
- 翌年の学生が、その体験談を読んで来る:翌年の集客は、今年の回の中身
- 「書いたとおりだった」回は、翌年に増えなくても来る
- 今年の回の体験談を、翌年の告知の材料に:ワンキャリアのイベントに人が集まらないときの「来た学生が、体験談に書く回にする」
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 集客の定義を「近い人・話せる人数・次へ進む」で置き、参加者数の目標を外す | 人事責任者 |
| 企業ページとイベントページを整える(体験談からの流れ) | 人事 |
| スカウトの締めで回に誘う | 人事と送る人 |
| 人数の上限を、出る社員の数から決める | 人事と現場 |
| 小さい回を同じ型で続ける | 人事と出る社員 |
| 入口ごと・回ごとに数え、翌年の材料にする | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、集客の定義の整理、二つの入口の型、五つの原因の切り分け、告知の型、人数の逆算、数え方の型までで、企業ページとイベントページの中身、スカウトを送ること、回に出ること、続ける判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは数字の読み方の話です。集客の相談で、「参加者が少ないので、集客を強化したい」と言われることがあります。当社が確かめるのは、「少ない参加者のうち、近い人は何人で、次に進んだ人は何人か」です。少なくても、来た人の多くが近い人で次に進んでいれば、集客はできていて、増やすなら「同じ型の回を増やす」で、告知を強めることではありません。逆に、多く来ていても次に進まないなら、集客は「できていない」で、告知の問題ではなく、回の中身か人数の問題です。参加者数だけを見ると、前者を「強化」で崩し、後者を「集客は良い」と誤ります。当社は、集客の数字を、参加者数ではなく、近い人と次に進んだ人で読みます。
まとめ
- 集客は「参加者数」ではなく、「体験談で気になったことを持って来る近い人が、社員と話せる人数だけ来て、次の場に進む」こと。多く集めると社員と話せず、次に進まない
- 入口は二つ:体験談→企業ページ→イベントページの流れと、スカウトの締め。イベントページだけで待たない
- 集まらないときは五つの原因(一覧で見つからない・タイトルが「会社説明会」・確かめられる回に見えない・選考との関係が不明・申込後が見えない)を上から疑う
- 人数は社員と話せる数を上限に、上限に達したら「次の回」を案内し、「残席わずか」「人気」で煽らない。時期は学生が動いている時期に、回の間を空けない
- 小さい回を同じ型で途切れさせずに続け、入口ごと・回ごとに「近い人の割合・次へ進んだ数」で数える。今年の回の体験談が、翌年の集客になる
よくある質問
上司が「参加者数を増やせ」と言います
「参加者数」と「次に進んだ人」を並べて見せます。参加者を増やして社員と話せなくなると、次に進む人は減る、という関係を、いまの回の記録で示します。増やすなら、一回の人数ではなく回数で、と提案します。上司が見たいのは参加者数ではなく採用の数で、採用の数に効くのは「次に進んだ人」です。伝え方は経営層にOfferBoxの成果を説明する方法で書きました。
少人数の回を続けているのに、申込がほとんどありません
五つの原因を上から疑い、それでもなければ、スカウトの締めで誘っているかを確かめます。イベントページだけで待つと、探して来る人だけになります。「こんな人」に近い人に、回の中身と揃えた文面で、締めを「この回に」にして送ると、申込が入口の一つになります。それでも来ないなら、時期(学生が動いていない時期)です。誘い方はワンキャリアのスカウトとイベントの連携で書きました。
ワンキャリアのイベントの集客は、御社に相談できますか
できます。当社は、集客の定義の整理、二つの入口の型、五つの原因の切り分け、告知の型、人数の逆算、数え方の型を支えられます。企業ページとイベントページの中身、スカウトを送ること、回に出ること、続ける判断は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
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