UI/UXデザイナーの採用媒体の選び方|見た目と設計の像のずれに備える
UI/UXデザイナーを新卒で採る会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「『UI/UXデザイナー』の一語で募集すると、『見た目を作る』像の学生と『使う人を調べて設計する』像の学生の両方が来て、面談で『企画のどの段階から入りますか』『使う人に会えますか』『根拠は何で決めますか』に答えられず、どちらかが離れる。美大・専門と道具の名前で絞ると、独学の学生を落とし、作品の見た目だけで一次を通して二次でデザイナーが落とす」という問題です。結論から言うと、「UI/UX」の一語では、学生は見た目の像か設計の像のどちらかで来て、実際の仕事を聞いてどちらかが離れます。媒体を選ぶ前に「UI寄りかUX寄りか」「企画のどの段階から入るか」「使う人に会える仕組みがあるか」を先に決め、美大・専門と道具の名前で絞らず、「使う人に聞いて直した・根拠を示して人の判断を変えた・作ったものが使われずに直した」の行動と作品の説明で探します。送る型は行動で絞ってデザイナーの名義で、記事を置く型は使う人に会った日と根拠で決めた場面を、比べられる場は「デザイナーは言われたものを作る」の体験談に対して企業ページに入る段階と根拠の仕組みを先に書きます。 デザイナー全般の選び方はデザイナーの採用媒体の選び方で書きました。この記事はUI/UXデザイナーに絞ります。
UI/UXデザイナーの採用で、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 「UI/UXデザイナー」の一語で募集する | 見た目の像と設計の像が混ざり、面談でどちらかが離れる | UI寄りかUX寄りかと、入る段階を職種名より先に書く。WantedlyでUI/UXデザイナーを採る募集記事の書き方 |
| 美大・専門と道具の名前で絞る | 独学の学生を落とす。道具は入社後に覚えられる | 学校と道具をあればよい条件に置き、行動と作品の説明で絞る |
| 使う人に会える仕組みが書かれていない | 「使う人に会えず、想像で作った」が体験談に書かれる | 会える仕組みがあるか、無いなら何で補うかを書く |
| 何を根拠に決めるかが書かれていない | 「上司の好みで決まる」と読まれ、根拠で決めたい学生が離れる | 数字か、使う人の声か、上司かを実態で書く |
| 企画のどの段階から入るかが書かれていない | 企画から入る像で来て、決まった仕様の画面を作るだけだと離れる | 入る段階を実態で書く |
判断軸を、UI/UXデザイナーに当てる
| 軸 | UI/UXデザイナーでの見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 学校と道具の名前を見ない。「使う人に聞いて直した・根拠を示して人の判断を変えた・作ったものが使われずに直した」の行動と、作品に付いた説明(誰のために、何を根拠に、何を変えたか)で探す。美大・専門だけでなく、独学とエンジニア寄りと心理・社会系の学生を含める。UI寄りなら作った画面の説明を、UX寄りなら聞いて直した行動を優先 |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、行動で絞ってデザイナーの名義で「あなたの作品の説明の、使う人に聞いて直したところを読んで」と一人に書ける。来る型は、使う人に会った日と、根拠で決めた場面と、使われずに直した話を記事で通年で。比べられる型は、「言われたものを作る」の体験談に対して、企業ページに入る段階と根拠の仕組みを先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | デザイナーが名義と面談を持つ時間と、作品を説明と一緒に読む時間。一次を人事が見た目で通すと、二次のデザイナーの時間が無駄になるので、一次から説明で見る型を揃える |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。UI/UXデザイナーでは、「対象」を作品の見た目ではなく説明と行動で絞ることと、「運用工数」に作品を読む時間を含めることが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「UI/UXデザイナーは美大か専門の学生に送り、作品の見た目で選べばよい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、デザイナーの採用の相談を受けますが、学校で絞った会社は、独学と心理・社会系の学生を落としていて、見た目で一次を通した会社は、二次でデザイナーが「説明が無い」と落とし、面談の時間が無駄になります。UI/UXの仕事の中心は、見た目を作ることではなく、使う人に聞いて直し、根拠を示して人の判断を変え、作ったものが使われなかったとき直すことです。この行動は、作品そのものではなく、作品に付いた説明に書かれています。当社が最初にお願いするのは、絞る条件から学校と道具を「あればよい条件」に下げ、作品の説明と「使う人に聞いて直した・根拠を示して人の判断を変えた・作ったものが使われずに直した」を「優先する条件」に上げ、一次から説明で見る型を人事とデザイナーで揃えることです。その前に、「UI寄りかUX寄りか」と「企画のどの段階から入るか」を決めます。
学生が、確かめること
- UI寄りか、UX寄りか:画面を作る比重か、使う人を調べて設計する比重か。「UI/UX」の一語では分からない
- 企画のどの段階から入るか:企画からか、仕様が決まってからか。「言われたものを作る」が最も多く体験談に書かれる
- 使う人に会えるか:会える仕組みがあるか。無いなら、何で補うか(数字、問い合わせ、営業からの声)
- 何を根拠に決めるか:数字か、使う人の声か、上司の好みか。根拠が通らなかったとき、どうなるか
- 作品は誰が見るか:面接で誰が、説明まで見るか。見た目だけで判断されないか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 行動と作品の説明で絞り、デザイナーの名義で「あなたの説明の、使う人に聞いて直したところを読んで」と一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | 学校と道具を見ずに、独学と心理・社会系にも届く。デザイナー向けのオファー文面 |
| デザイナーが、使う人に会った日と根拠で決めた場面を自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | デザイナーが読みに来る場で、「言われたものを作る」の像を、根拠で決めた記事で置き換える。WantedlyでUI/UXデザイナーにスカウトを送る文面 |
| 体験談があり、企業ページに入る段階と根拠の仕組みを先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 「言われたものを作る」の体験談に対して、入る前に段階と根拠が分かる会社として読まれる。ワンキャリアでデザイナーを募集するときの掲載とスカウト |
| UI寄りかUX寄りか、入る段階が決まっていない | どれも先ではない | デザインの責任者と決めてから |
| 使う人に会える仕組みが無く、補う手段も無い | どれも先ではない | 「使う人と一緒に作る」と書いて会えないと、体験談に書かれる |
どれか一つが正解ではなく、行動で絞れるか、デザイナーが書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で説明を読んだ一文を、記事で使う人に会った日を。OfferBoxとWantedlyの併用
- デザイナー全般・フロントエンドの探し方と重ねる:デザイナーの採用媒体の選び方、フロントエンドエンジニアの採用媒体の選び方。実装まで自分でする学生は、両方の志望にいる
- 面接の聞き方の型を、揃える:「作品の見た目より、誰のために、何を根拠に、何を変えたか。使われなかったとき何を直したか」。一次の人事も同じ型で説明を読む
- 内定前に、根拠で決めた場面を見せる:使う人に会った記録と、数字で決めた会議と、根拠が通らなかった日の話を。内定辞退が続くときの見直し方
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きまで。作品を読んで直すのはデザイナー:媒体と代行の違い
見せ方|「UI/UX」ではなく、どの段階から入り、使う人に会え、何を根拠に決めるか
- 「UI/UXデザイナー」「クリエイティブ」「センスのある方」と道具の名前の一覧を消す:像が混ざり、見た目で来る
- UI寄りかUX寄りかと入る段階を、職種名に:「〇〇(サービス)の企画から入り、使う人に聞いて画面を決めるデザイナー」「△△の決まった仕様を、使いやすい画面にするUIデザイナー」。後者なら、後者と書く
- 使う人に会える仕組みを、実態で:「月に〇回、使う人に話を聞く場がある」。無いなら「無い。問い合わせと営業の声と数字で補う」と正直に
- 何を根拠に決めるかを、書く:「数字と使う人の声で決める。根拠が通らなかったときは〇〇」。上司の好みで決まる実態があるなら、隠さない
- 作品の見方を、書く:「作品は説明と一緒に読む。誰のために、何を根拠に、何を変えたかを見る。見た目だけでは判断しない」。学生は、この一文で説明を付ける
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| UI寄りかUX寄りか、入る段階、使う人に会える仕組み、根拠の決め方、分担を決める | デザインの責任者 |
| 作品を説明と一緒に読む時間と、面談の枠を確保する | デザインの責任者。書く前に |
| 行動と説明で絞る条件 | デザイナーが作り、人事か代行が絞る |
| 一次の作品の見方の型 | デザイナーが作り、人事が同じ型で説明を読む |
| 文面と記事 | デザイナーが話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | デザイナー |
| 面接 | 一次は人事が説明で、二次はデザイナーが作品を一緒に読む |
| 「思っていたのと違う」の回数の記録 | 人事。段階か、根拠か、会えないことか、他社かを分けて |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、寄りと段階の決定、作品の見方の型、名義、面接は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
UI/UXデザイナーの採用で、当社が媒体より先にお願いしているのは、「使う人に会える仕組みがあるか」を確かめ、無いなら何で補うかを決めてから書くことです。これを確かめずに媒体を選び、「使う人と一緒に作る」の言葉で出すと、効果が出ません。UX寄りの学生が入社後に最も多く離れる理由は、画面の修正の多さではなく、「使う人に会えず、想像で作らされた」ことです。当社は、送り始める前に、デザインの責任者と「最近の画面で、使う人に聞いた回数と、聞かずに決めた回数」を書き出し、聞く仕組みがあるならそれを文面と掲載の最初に、無いなら「無い。問い合わせと営業の声と数字で補う」と面談で話すことを案内しています。仕組みが無い会社は、それを隠すより、「会う仕組みを作るのがこの仕事の一つ」と書くほうが、聞いて直した行動を持つ学生が来ます。順番を変えると、体験談に「想像で作った」と書かれなくなります。
まとめ
- 「UI/UX」の一語では、見た目の像と設計の像が混ざり、面談でどちらかが離れる。媒体を選ぶ前に「UI寄りかUX寄りか」「企画のどの段階から入るか」「使う人に会える仕組みがあるか」を決める
- 美大・専門と道具の名前はあればよい条件に置き、「使う人に聞いて直した・根拠を示して人の判断を変えた・作ったものが使われずに直した」の行動と作品の説明で、独学と心理・社会系も含めて探す
- 作品は見た目ではなく説明と一緒に読む。一次から人事が説明で見る型を、デザイナーと揃える
- 送る型(OfferBox)は行動で絞ってデザイナーの名義で、記事を置く型(Wantedly)は使う人に会った日と根拠で決めた場面を、比べられる場(ワンキャリア)は「言われたものを作る」の体験談に対して企業ページに入る段階と根拠の仕組みを先に
- 使う人に会える仕組みは、無いなら無いと書き、何で補うかを書く
よくある質問
使う人に会う仕組みがありません。書くと学生が来なくなりませんか
「使う人と一緒に作る」と書いて会えないほうが、体験談に書かれて次の年の学生が離れます。「会う仕組みは無い。問い合わせと営業の声と数字で補う。会う仕組みを作るのがこの仕事の一つ」と実態で書くと、仕組みを作りたい学生が来ます。無いことを、向く人の条件に変えます。
人事が作品を見ても、良し悪しが分かりません。一次はどう見ればよいですか
見た目の良し悪しを見なくてよいです。一次は「説明があるか」を見ます。「誰のために、何を根拠に、何を変えたか」が作品に書かれているかどうかは、デザイナーでなくても読めます。説明の無い作品は、見た目が良くても一次で止め、説明のある作品を二次でデザイナーが一緒に読みます。見方の型を、デザイナーが人事に渡します。
UI/UXデザイナーの媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。寄りと段階の決定、作品の見方の型、名義、面接は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、デザイナーの媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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