インサイドセールスの採用媒体の選び方|「架電」の像を越える仕事の見せ方
インサイドセールスを新卒で採る会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「『インサイドセールス』は学生に『架電』『アポ取り』の像で読まれ、志望職種で選んでいる学生がほとんどいない。『新卒はまずインサイドから』と書かずに『セールス』で採ると、入社後に架電の日々だと知って『聞いていない』と離れる。『電話が苦にならない方』で絞っても、本当かどうか分からない」という問題です。結論から言うと、「インサイドセールス」は学生に「架電」「アポ取り」の像で読まれ、志望する学生はほとんどおらず、「新卒はまずインサイドから」と書かずにセールスで採ると、入社後に離れます。媒体を選ぶ前に「誰のどんな見込み客を、何をもとに、どこまで進めて、誰に渡すか」と「インサイドからフィールドや他の職種への道と時期」を先に決め、「電話が苦にならない方」で絞らず、「断られ続けても続けた・相手の反応を見て言い方を変えた・数を追いながら記録して次に活かした・人に渡すために整理した」の行動で探します。送る型は行動で絞ってインサイドの先輩の名義で、記事を置く型は一日の流れと渡した先で何が起きたかを、比べられる場は「架電ばかり」の体験談に対して企業ページにどこまで進めるかと道と時期を先に書きます。架電の数は隠しません。 セールスの選び方はセールスの採用媒体の選び方、営業職全般は営業職の採用媒体の選び方で書きました。この記事はインサイドセールスに絞ります。
インサイドセールスの採用で、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 志望職種「インサイドセールス」で絞る | 選んでいる学生がほとんどいない。「架電」の像で避けられる | 志望を見ない条件に置き、行動で探す |
| 「セールス」で採って、入社後にインサイドに置く | 「聞いていない」と離れる。体験談に「新卒は架電」と書かれる | 「新卒はまずインサイドから」を最初に書く。Wantedlyでインサイドセールスを採る募集記事の書き方 |
| 「電話が苦にならない方」で絞る | 本当かどうか分からない。苦にならないと続けられるは別 | 言葉を外し、行動で絞る |
| どこまで進めて誰に渡すかが書かれていない | 「アポを取って渡すだけ」と読まれる。渡した先で何が起きたかを知らないまま離れる | 進める範囲と、渡した先を書く |
| 道と時期が書かれていない | 「ずっと架電か」と読まれ、来ない。来ても不安で辞退する | フィールド・CS・企画への道と、時期を実態で書く |
判断軸を、インサイドセールスに当てる
| 軸 | インサイドセールスでの見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 志望職種と「電話が苦にならない」を見ない。「断られ続けても続けた・相手の反応を見て言い方を変えた・数を追いながら記録して次に活かした・人に渡すために整理した」の行動で探す。営業志望だけでなく、事務・企画・マーケ志望の中に、続けて記録して渡した学生がいる。 |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、行動で絞ってインサイドの先輩の名義で「あなたの相手の反応を見て言い方を変えた経験を読んで」と一人に書ける。来る型は、一日の流れと、渡した先で何が起きたかと、フィールドに移った人の話を記事で通年で。比べられる型は、「架電ばかり」の体験談に対して、企業ページにどこまで進めるかと道と時期を先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | インサイドの先輩が名義と面談を持つ時間。架電の時間帯と重なると出られないので、面談の枠を架電の外に先に固定しないと運用が止まる |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。インサイドセールスでは、「対象」を志望職種ではなく続けて記録して渡した行動で探すことと、「運用工数」を架電の時間帯の外に確保することが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「インサイドセールスは学生に避けられるから、『セールス』で採って、入社後にまずインサイドに置けばよい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、インサイドセールスの採用の相談を受けますが、「セールス」で採ってインサイドに置いた会社は、入社後に「聞いていない」と離れ、体験談に「新卒は架電」と書かれ、次の年はセールスの募集そのものに学生が来なくなります。避けられるのは「インサイドセールス」の名前ではなく、「どこまで進めて誰に渡し、その先に何があるか」が分からないことです。当社が最初にお願いするのは、隠すのをやめ、「新卒はまずインサイドから。誰のどんな見込み客を、何をもとに、どこまで進めて、誰に渡す。フィールドに移るのは〇〇の時期」を文面と掲載の最初に置くことです。承認は減りますが、減るのは入社後に離れる学生です。絞る条件からは「電話が苦にならない」を消し、「断られ続けても続けた・相手の反応を見て言い方を変えた・数を追いながら記録して次に活かした・人に渡すために整理した」を「優先する条件」に上げます。
学生が、確かめること
- 誰のどんな見込み客を、何をもとに:問い合わせか、名簿か、展示会か。相手は誰か。「インサイド」の名前では分からない
- どこまで進めて、誰に渡すか:日程を取るまでか、課題を聞いて提案の入口までか。渡した先で何が起きるかを知れるか
- 一日の架電の数と時間:何件か。何時から何時か。最も多く辞退の理由になる
- 道と時期:フィールド、CS、企画に移る道があるか。移った人がいるか。「ずっと架電か」
- 数字の決まり方:日程の数か、進めた数か、渡した先の契約か。届かないとき何が起きるか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 行動で絞り、インサイドの先輩の名義で「あなたの相手の反応を見て言い方を変えた経験を読んで」と一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | 志望を見ずに、事務・企画・マーケ志望の中から続けて記録して渡した学生を探せる。営業職向けのオファー文面 |
| インサイドの先輩が、一日の流れと渡した先で何が起きたかを自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 「架電ばかり」の像を、渡した先と移った人の記事で置き換える。Wantedlyでインサイドセールスにスカウトを送る文面 |
| 体験談があり、企業ページにどこまで進めるかと道と時期を先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 「架電ばかり」の体験談に対して、入る前に範囲と道が分かる会社として読まれる。ワンキャリアで営業職を募集するときの掲載とスカウト |
| どこまで進めて誰に渡すか、道と時期が決まっていない | どれも先ではない | セールスの責任者と決めてから。道が無いなら、無いと書く |
| 面談の枠が架電の時間帯と重なっている | どれも先ではない | 先輩が出られず、承認から面談までの間に他社で決まる |
どれか一つが正解ではなく、行動で絞れるか、先輩が書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で言い方を変えた経験を読んだ一文を、記事で一日の流れと渡した先を。OfferBoxとWantedlyの併用
- セールス・カスタマーサクセスと道をつなぐ:セールスの採用媒体の選び方。インサイドからフィールドやCSへの道を、募集の段階で一つの流れとして書く
- 面談の聞き方の型を、揃える:「電話が苦にならないかより、断られ続けた期間に何を続けたか、反応を見て何を変えたか、記録を次にどう活かしたか」。声の明るさで決めない。営業向けのスカウト文面
- 内定前に、一日と渡した先を見せる:架電の時間帯の実際と、記録の画面と、渡した先の商談の記録を。内定辞退が続くときの見直し方
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きまで。読んで直すのはインサイドの先輩:媒体と代行の違い
見せ方|「インサイドセールス」ではなく、誰の見込み客をどこまで進めて誰に渡し、その先に何があるか
- 「インサイドセールス」「架電」「アポ取り」「電話が苦にならない方」を職種名と絞る条件にしない:架電の像で避けられ、苦にならないは確かめられない
- 「新卒はまずインサイドから」を、最初に:セールスで採るなら、この一文を隠さない。隠すと体験談に書かれる
- 誰のどんな見込み客を、何をもとにを、職種名に:「〇〇(業種)から問い合わせがあった△△に、□□をもとに連絡して課題を聞き、提案の入口まで進めるインサイドセールス」
- どこまで進めて誰に渡すかを、線で:「日程を取るまでではなく、課題を聞いて〇〇まで。渡す先はフィールドの△△。渡した先の商談に同席できる」
- 一日の数と時間を、実態で:「架電は一日〇件、時間帯は△△」。数値は自社の実態で。この記事では書かない。隠して入社後に知られると離れる
- 道と時期を、実態で:「フィールドに移るのは〇〇の基準で、これまで△人。CSに移った人が□人」。無いなら「無い。インサイドとして続ける道」と
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 誰の見込み客を、何をもとに、どこまで進めて誰に渡すか、道と時期、数字の決まり方を決める | セールスの責任者 |
| 面談の枠を、架電の時間帯の外に固定する | セールスの責任者。書く前に |
| 行動で絞る条件 | インサイドの先輩が作り、人事か代行が絞る |
| 文面と記事 | 先輩が話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | インサイドの先輩 |
| 面談 | 責任者と先輩。聞き方の型を揃えて。声の明るさで決めない |
| 辞退の理由の記録 | 人事。架電の数か、道か、数字か、他社かを分けて |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、範囲と道の決定、名義、面談は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
インサイドセールスの採用で、当社が媒体より先に確かめるのは、「インサイドからの道と時期を、実態で書けるか」です。申し込んだあとに運用が止まる会社に共通するのは、道を「将来はフィールドも」と曖昧に書き、面談で「いつですか」「何人が移りましたか」と聞かれて答えられないことです。学生は、道が無いことより、道があると言われて無いことを避けます。道があるなら「〇〇の基準で、これまで△人」と書き、無いなら「無い。インサイドとして続けて、〇〇を任される道」と書きます。無いと書くと承認は減りますが、減るのは「いずれフィールド」の像で来て辞退する学生です。当社は、送り始める前に、セールスの責任者と「これまでインサイドから移った人の数と時期と基準」を書き出し、その一文を文面と掲載の最初に置くことを案内しています。承認の数ではなく、「面談で道の話をして残った数」と「内定後の辞退の数」で効果を見ます。
まとめ
- 「インサイドセールス」は「架電・アポ取り」の像で読まれ、志望する学生はほとんどいない。「セールス」で採って入社後にインサイドに置くと離れ、体験談に書かれる。「新卒はまずインサイドから」を最初に書く
- 媒体を選ぶ前に「誰のどんな見込み客を、何をもとに、どこまで進めて、誰に渡すか」と「道と時期」を決める。道が無いなら無いと書く
- 「電話が苦にならない方」で絞らず、「断られ続けても続けた・相手の反応を見て言い方を変えた・数を追いながら記録して次に活かした・人に渡すために整理した」の行動で、事務・企画・マーケ志望も含めて探す
- 送る型(OfferBox)は行動で絞って先輩の名義で、記事を置く型(Wantedly)は一日の流れと渡した先を、比べられる場(ワンキャリア)は「架電ばかり」の体験談に対して企業ページにどこまで進めるかと道と時期を先に
- 架電の数と時間は隠さない。面談の枠を架電の時間帯の外に固定する
よくある質問
「新卒はまずインサイドから」と書くと、セールス志望の学生が来なくなりませんか
書かずに入社後に知られるほうが、「聞いていない」と離れて体験談に書かれ、次の年はセールスの募集に来なくなります。「まずインサイドで〇〇まで進め、△△の基準でフィールドに移る。これまで□人」と、道と時期と実績を一緒に書きます。道が実態としてあれば、セールス志望の学生は残ります。
インサイドからフィールドに移った人がまだいません。どう書けばよいですか
「将来はフィールドも」と曖昧に書かないことです。「移った人はまだいない。基準は〇〇で、△△の時期に最初の一人を出す予定」と実態で書くか、道が決まっていないなら「インサイドとして続けて〇〇を任される道」と書きます。曖昧に書いて面談で答えられないことが、最も辞退につながります。
インサイドセールスの媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。範囲と道の決定、名義、面談は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、インサイドセールスの媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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