フロントエンドエンジニアの採用媒体の選び方|フレームワーク名で絞らない探し方
フロントエンドエンジニアを新卒で採る会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「使っているフレームワークの名前で絞って送り、承認されない。承認されても、学生は『フロントエンドもバックエンドもやりたい』と言い、面談で『デザインは誰が決めるのですか』『どこまでが自分の担当ですか』に答えられず、入社後に『画面の修正ばかりで設計に関われない』と離れる」という問題です。結論から言うと、学生は自分を「フロントエンド」で分けておらず、フレームワーク名で絞ると届きません。新卒をフロントエンドに絞って採るのか、Webエンジニアとして採って入社後に分けるのかを先に決め、「画面を作って人に使ってもらった・使いにくいと言われて直した・デザインと実装の間で決めた」の行動で探します。送る型は行動で絞ってフロントエンドの先輩の名義で、記事を置く型は画面ができるまでの分担とレビューの一日を、比べられる場は「技術面接で何を聞かれたか」の体験談に対して企業ページに作っている画面とレビューの仕組みを先に書きます。 エンジニア全般の選び方はエンジニアの採用媒体の選び方で書きました。この記事はフロントエンドに絞ります。
フロントエンドエンジニアの採用で、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| フレームワーク名で絞る | 学生の多くは授業や独学で触った範囲で、名前では自分のことだと思わない | 名前をあればよい条件に置き、行動で絞る。OfferBoxでエンジニア志望の学生を見つける検索の考え方 |
| 絞って採るか、入社後に分けるかを決めていない | 「フロントエンド募集」で来た学生が入社後にバックエンドに回され、「聞いていた話と違う」 | 先に決めて、決めたとおりに書く |
| デザインは誰が決めるかが書かれていない | デザイナーがいない会社で「デザインも自分で」と入社後に知る | デザイナーの有無と分担を書く。Wantedlyでフロントエンドエンジニアを採る募集記事の書き方 |
| レビューする人が書かれていない | 「レビューが無く、一人で直していた」が体験談に書かれる | 誰が、どの観点で、いつ見るかを書き、時間を先に確保 |
| 最初の年が書かれていない | 新しい画面を設計する像で来て、既存の画面の修正だと離れる | 最初の年に任される画面を時期で書く |
判断軸を、フロントエンドエンジニアに当てる
| 軸 | フロントエンドエンジニアでの見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | フレームワーク名と専攻を見ない。「画面を作って人に使ってもらった・使いにくいと言われて直した・デザインと実装の間で決めた」の行動で探す。情報系だけでなく、独学とデザイン寄りの学生を含める。絞って採るなら画面を作った行動を、入社後に分けるならWebエンジニアの行動で広く |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、行動で絞ってフロントエンドの先輩の名義で「あなたの使いにくいと言われて直した経験を読んで」と一人に書ける。来る型は、画面ができるまでの分担と、レビューの一日と、技術を選び直した話を記事で通年で。比べられる型は、「技術面接で何を聞かれたか」の体験談に対して、企業ページに作っている画面とレビューの仕組みを先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | フロントエンドの先輩が名義と面談と技術面接を持つ時間と、入社後にレビューする時間。開発の締切と重なるので、枠を先に固定しないと運用が止まる |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。フロントエンドでは、「対象」を分けて採るか入社後に分けるかで変えることと、「運用工数」にレビューの時間を含めることが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「フロントエンドは、自社で使っているフレームワークを触ったことのある学生に送ればよい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、エンジニアの採用の相談を受けますが、フレームワーク名で絞った会社は、対象が少ないうえに、名前で絞った文面が技術の一覧になり、学生に「自分は経験が浅いから違う」と読まれます。新卒の学生は、授業や独学で触った範囲で、自分を「フロントエンド」「バックエンド」で分けていません。「画面を作って友人に使ってもらった」「使いにくいと言われて直した」「デザインと実装の間で、どちらに寄せるかを決めた」の行動は、フレームワークの名前が違っても、フロントエンドで使う行動と同じです。当社が最初にお願いするのは、絞る条件からフレームワーク名を「あればよい条件」に下げ、行動を「優先する条件」に上げ、その前に「新卒をフロントエンドに絞って採るのか、Webエンジニアとして採って入社後に分けるのか」を決めることです。これを決めずに「フロントエンド募集」で出し、入社後にバックエンドに回すと、体験談に書かれます。
学生が、確かめること
- どの画面を、誰のために作るか:自社のサービスか、受託か。使う人は誰か。「フロントエンド」の名前では分からない
- デザインは誰が決めるか:デザイナーがいるか。いないなら、誰が決めるか。デザインと実装の間で決めるのは誰か
- バックエンドとの分担:どこまでが自分の担当か。APIは誰が決めるか。分担が無いなら、無いと
- レビューは誰が、どう:誰が、どの観点で、いつ見るか。「レビューが無い」が最も多く体験談に書かれる
- 最初の年に任される画面:既存の画面の修正か、新しい画面の一部か。設計に関わるのはいつからか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 行動で絞り、フロントエンドの先輩の名義で「あなたの使いにくいと言われて直した経験を読んで」と一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | フレームワーク名と専攻を見ずに、独学とデザイン寄りの学生にも届く。エンジニア向けのオファー文面 |
| フロントエンドの先輩が、画面ができるまでの分担とレビューの一日を自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | エンジニアが読みに来る場で、「修正ばかり」の像を分担とレビューの記事で置き換える。Wantedlyでフロントエンドエンジニアにスカウトを送る文面 |
| 体験談があり、企業ページに作っている画面とレビューの仕組みを先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 「技術面接で何を聞かれたか」の体験談に対して、入る前に画面とレビューが分かる会社として読まれる。ワンキャリアでエンジニアを募集するときの掲載とスカウト |
| 絞って採るか入社後に分けるかが決まっていない | どれも先ではない | 開発の責任者と決めてから |
| レビューする時間が確保できていない | どれも先ではない | 「レビューがある」と書いて無いと、体験談に書かれる |
どれか一つが正解ではなく、行動で絞れるか、先輩が書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で直した経験を読んだ一文を、記事で分担とレビューの一日を。OfferBoxとWantedlyの併用
- デザイナーの探し方と重ねる:デザイナーの採用媒体の選び方。デザイン寄りの学生の中に、実装まで自分でした学生がいる
- 技術面接の聞き方の型を、揃える:「何を使ったかより、使いにくいと言われて何を直したか、デザインと実装の間で何を決めたか」。作ったものを見せてもらい、その場で一緒に読む。エンジニア向けのスカウト文面
- 内定前に、レビューを見せる:実際のレビューの記録と、画面ができるまでの分担の実物を。内定辞退が続くときの見直し方
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きまで。読んで直すのはフロントエンドの先輩、技術面接は社内:媒体と代行の違い
見せ方|「フロントエンドエンジニア」ではなく、どの画面を誰と作り、誰が見るか
- フレームワーク名の一覧を、職種名と文面の最初にしない:一覧は「経験が浅いから違う」と読まれる。名前は一度だけ、後ろで
- どの画面を誰のために作るかを、職種名に:「〇〇(サービス)の△△の画面を、□□の人のために作るフロントエンド」
- 絞って採るか、入社後に分けるかを、最初に:「入社からフロントエンド」か「Webエンジニアとして入り、△か月目にフロントエンドかバックエンドを決める」か。決めたとおりに書く
- デザインの決め方と分担を、書く:「デザイナーが〇人。画面の案はデザイナー、実装の判断はエンジニア。間で決めるのは□□」。デザイナーがいないなら、いないと
- レビューを、時間まで:「レビューは先輩が〇〇の観点で、出したその日に見る。見る時間は決めてある」。無いなら、無いと。「レビュー文化がある」と書いて無いと体験談に書かれる
- 最初の年を、時期で:「最初の〇か月は既存の画面の修正。修正で画面の癖と使う人を覚え、△か月目に画面を一つ任せる」。修正が多いなら、意味を書く
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 絞って採るか入社後に分けるか、最初の年、デザインの分担、技術の選び直しの決め方を決める | 開発の責任者 |
| レビューする時間を確保する | 開発の責任者。書く前に |
| 行動で絞る条件 | フロントエンドの先輩が作り、人事か代行が絞る |
| 文面と記事 | 先輩が話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | フロントエンドの先輩 |
| 面談と技術面接 | 責任者と先輩。聞き方の型を揃えて。作ったものを一緒に読む |
| 辞退と「思っていたのと違う」の記録 | 人事。何が違ったかを分けて |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、絞るか分けるかの決定、レビューの時間の確保、名義、技術面接は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
フロントエンドの採用で、掲載と文面を直した後に起きることを、当社は先にお伝えしています。「最初の年は既存の画面の修正。デザイナーはいない。レビューは週に一度」と正直に書くと、承認とエントリーは減ります。減るのは、新しい画面を自分の設計で作る像を持っていた学生です。その一方で、面談で「思っていたのと違う」が減り、入社後に「修正ばかり」「レビューが無い」と体験談に書かれることが減ります。減ったのを見て一覧に戻すと、承認は戻りますが辞退と離職も戻り、体験談に残ります。当社が案内するのは、承認の数ではなく「技術面接で作ったものを一緒に読めた数」と「内定後の辞退の数」で効果を見ることです。見る場所を決めてから、掲載を直します。
まとめ
- 学生は自分を「フロントエンド」で分けておらず、フレームワーク名で絞ると届かない。名前はあればよい条件に置き、「画面を作って人に使ってもらった・使いにくいと言われて直した・デザインと実装の間で決めた」の行動で探す
- 新卒をフロントエンドに絞って採るか、Webエンジニアとして採って入社後に分けるかを先に決め、決めたとおりに書く
- 学生が確かめるのは「どの画面を誰のために・デザインは誰が決めるか・バックエンドとの分担・レビュー・最初の年・技術の選び直し」。レビューする時間は書く前に確保する
- 送る型(OfferBox)は行動で絞って先輩の名義で、記事を置く型(Wantedly)は分担とレビューの一日を、比べられる場(ワンキャリア)は技術面接の体験談に対して企業ページに画面とレビューの仕組みを先に
- 掲載を直すと承認は減る。効果は技術面接で作ったものを読めた数と辞退の数で見て、一覧に戻さない
よくある質問
デザイナーがいません。書くと学生が来なくなりませんか
「デザインも自分で決める」と隠して入社後に知られるほうが、体験談に書かれます。「デザイナーはいない。画面の案は〇〇が作り、エンジニアが使いやすさを決める。デザインに興味がある人には向く」と実態で書くと、デザイン寄りの学生が来ます。いないことを、向く人の条件に変えます。
新卒をフロントエンドに絞って採るべきですか
先輩がいてレビューできるなら絞って採れます。いないなら、Webエンジニアとして採り、入社後に本人の行動を見て分けるほうが「聞いていた話と違う」を防げます。どちらでもよいのですが、決めたとおりに書くことが要ります。
フロントエンドエンジニアの媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。絞るか分けるかの決定、レビューの時間の確保、名義、技術面接は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、エンジニアの媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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