介護職の採用媒体の選び方|学科で絞らず施設と夜勤の実態を見せる
介護職を新卒で採る法人が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「福祉系の学科で絞ると、相談援助や公務員志望が多くて介護職志望は少なく、『優しい方』『思いやりのある方』で探しても本当かどうか分からない。『やりがい』『笑顔』の掲載を出すと、学生には自分が何をするのか読めず、面談で『夜勤は何回ですか』『一人で何を担いますか』に答えられず、内定の後に夜勤の体制を伝えて辞退される」という問題です。結論から言うと、福祉系の学科と人柄の言葉では、介護職に合う学生は絞れません。施設の場所と夜勤の可否を譲れない条件として最初に決め、福祉系と資格をあればよい条件に置き、「相手に合わせて動いた・続けた・気付いて先に動いた・予定どおりにいかない場面で回した」の行動で、福祉系以外の学生も含めて探します。送る型は行動と場所と夜勤の可否で絞って現場の先輩の名義で、記事を置く型は夜勤の一日と教わる仕組みを、比べられる場は「きつい・辞めた」の体験談に対して企業ページに夜勤の体制と教わる仕組みを先に書きます。 介護業界の選び方は介護業界の採用媒体の選び方で書きました。この記事は介護職に絞ります。
介護職の採用で、起きること
| 法人の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 福祉系の学科で絞る | 相談援助・公務員志望が多く、介護職志望は少ない | 学科をあればよい条件に置き、行動で絞る。OfferBoxで介護職志望の学生を見つける検索の考え方 |
| 「優しい方」「思いやりのある方」で絞る | 自由記述の「優しい」は本当かどうか分からない | 人柄の言葉を外し、行動で絞る |
| 「やりがい」「笑顔」で出す | 自分が何をするのか読めない | どの施設で誰を支え、最初の年に何を担うかを先に書く。ワンキャリアで介護職を募集するときの掲載とスカウト |
| 夜勤の体制を内定後に伝える | 「夜勤は少ないと思っていた」と辞退される | 夜勤の可否を譲れない条件として最初に決め、回数と体制を最初に書く |
| 教わる仕組みが書かれていない | 「人手が足りず、すぐ一人で任された」が体験談に書かれる | 最初の年に一人で担う範囲と、誰に教わるかを書く |
判断軸を、介護職に当てる
| 軸 | 介護職での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 施設の場所と夜勤の可否を譲れない条件にして、通える・夜勤に応じられる学生に絞る。学科と資格は見ない。「相手に合わせて動いた・続けた・気付いて先に動いた・予定どおりにいかない場面で回した」の行動で探す。アルバイト、部活、家族の世話で同じ行動をした福祉系以外の学生を含める |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、行動と場所で絞り、夜勤の可否を最初に書いて、現場の先輩の名義で「あなたの気付いて先に動いた経験を読んで」と一人に書ける。来る型は、夜勤の一日と、教わる仕組みと、一人で担うまでの流れを記事で通年で。比べられる型は、「きつい」「辞めた」の体験談に対して、企業ページに夜勤の体制と教わる仕組みを先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 施設長と現場の先輩が名義と面談を持つ時間。シフトで埋まるので、面談の枠をシフトの外に先に固定しないと運用が止まる。内定前に施設を見せる日程も同じ |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。介護職では、「対象」を学科ではなく場所と夜勤の可否と行動で絞ることと、「運用工数」をシフトの外に確保することが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「介護職は福祉系の学科の学生に送ればよい。優しくて思いやりのある学生を選べばよい」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、介護職の採用の相談を受けますが、福祉系で絞った法人は、相談援助や公務員志望の学生に送って返事が来ず、「優しい」で絞った法人は、本当かどうか分からない学生が来て面談で確かめられません。介護職に合う学生は、福祉系にも、それ以外にもいます。共通しているのは学科ではなく行動です。「相手の状態に合わせて動いた」「うまくいかない日が続いても続けた」「言われる前に気付いて動いた」「予定どおりにいかない場面で、その場を回した」は、福祉系以外の学生の、アルバイトや部活や家族の世話の記述に書かれています。当社が最初にお願いするのは、絞る条件から学科と人柄の言葉を消し、この行動を「優先する条件」に上げることです。同時に、施設の場所と夜勤の可否を「譲れない条件」に置きます。行動で合っていても、通えず、夜勤に応じられない学生は、内定後に辞退します。
学生が、確かめること
- どの施設で、誰を支えるか:特養か、老健か、グループホームか、有料か、在宅か。支える相手の状態。「介護職」の名前では分からない
- 夜勤の回数と体制:月に何回か。一人か二人か。夜勤の間に誰に相談できるか。最も多く辞退の理由になる
- 最初の年に一人で担う範囲:いつから一人で夜勤か。いつから一人で入浴の介助か。「すぐ一人で任された」が最も多く体験談に書かれる
- 誰に教わるか:先輩がいるか。教える時間があるか。人手が足りない施設では教わる時間が無い
- 身体の負担と対策:腰の負担。持ち上げない介助の方法や機器があるか
- 資格の道:資格を取る道と、法人が支える範囲。資格を取ったら何が変わるか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 法人の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 行動と場所と夜勤の可否で絞り、現場の先輩の名義で「あなたの気付いて先に動いた経験を読んで」と一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | 学科を見ずに、福祉系以外の学生にも届く。場所は希望勤務地で絞り、夜勤の可否は文面の最初に書いて確かめる。介護職向けのオファー文面 |
| 現場の先輩が、夜勤の一日と教わる仕組みを自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 「きつい」「辞めた」の像を、夜勤の一日と一人で担うまでの記事で置き換える |
| 体験談があり、企業ページに夜勤の体制と教わる仕組みを先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 「きつい・辞めた」の体験談に対して、入る前に夜勤の体制と教わる仕組みが分かる法人として読まれる |
| 夜勤の体制と、一人で担うまでの流れが決まっていない | どれも先ではない | 施設長と決めてから。決めずに送ると内定後の辞退になる |
| 教わる時間が確保できていない | どれも先ではない | 「先輩が教える」と書いて教えられないと、体験談に書かれる |
どれか一つが正解ではなく、行動で絞れるか、先輩が書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で気付いて先に動いた経験を読んだ一文を、記事で夜勤の一日と教わる仕組みを。OfferBoxとWantedlyの併用
- 実習と養成校との関係を主に、媒体を福祉系以外の学生に:実習に来た学生に媒体で送らない。大学との関係からの母集団形成
- 地域の学生の探し方と重ねる:地方企業の採用媒体の選び方。施設の周りの大学と、地元に戻りたい学生に
- 面談の聞き方の型を、揃える:「優しいかより、相手の状態が変わったとき何を変えたか、うまくいかない日が続いたとき何を続けたか、予定が崩れた場面で何をしたか」。印象で決めない
- 内定前に、施設と夜勤を見せる:日中の一日と、夜勤の引き継ぎと、教わる場面を。内定辞退が続くときの見直し方
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きまで。読んで直すのは現場の先輩:媒体と代行の違い
見せ方|「介護職」ではなく、どの施設で誰を支え、夜勤はどうで、いつから一人か
- 「介護職」「やりがい」「笑顔」「優しい方」を消す:自分が何をするのか読めず、人柄は確かめられない
- どの施設で誰を支えるかを、職種名に:「〇〇(施設の種類)で△△の状態の方を支える介護職」。支える相手の状態を先に
- 夜勤の回数と体制を、最初に:「夜勤は月に〇回。□人体制。夜勤の間は△△に相談できる」。数値は自法人の実態で。この記事では書かない。隠して内定後に伝えると辞退される
- 最初の年に一人で担う範囲を、時期で:「最初の〇か月は先輩と一緒。一人で夜勤に入るのは△か月目から。入浴の介助を一人で担うのは□か月目から」。早く一人にするなら、隠さない
- 誰に教わるかを、時間まで:「先輩が〇〇の担当として付く。教える時間はシフトに入れてある」。入れていないなら、正直に
- 身体の負担と対策を、書く:「持ち上げない介助の方法を最初に教える。機器は〇〇」。無いなら無いと
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 夜勤の体制、一人で担うまでの流れ、教わる仕組み、身体の負担の対策を決める | 施設長 |
| 面談の枠と、教える時間を、シフトの外と中に固定する | 施設長。書く前に |
| 行動と場所と夜勤の可否で絞る条件 | 現場の先輩が作り、人事か代行が絞る |
| 文面と記事 | 先輩が話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | 現場の先輩 |
| 面談 | 施設長と先輩。聞き方の型を揃えて。印象で決めない |
| 辞退の理由の記録 | 人事。夜勤か、場所か、一人で担う時期か、他法人かを分けて |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、夜勤の体制の決定、教える時間の確保、名義、面談は法人が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
介護職の採用で、当社が媒体より先に確かめるのは、「最初の年に一人で担う範囲と時期を、文面と掲載の最初に書けるか」です。申し込んだあとに運用が止まる法人に共通するのは、「先輩が付いて教える」と書いて、人手が足りず、入社してすぐ一人で任せることです。学生は「教わりながら」の像で承認し、一人で夜勤に入る時期を知って辞め、入った学生は「すぐ一人にされた」と体験談に書き、次の年の学生が離れます。当社が案内するのは、送り始める前に、施設長と「一人で夜勤に入るのは何か月目か、それまで誰が付くか、教える時間をシフトに入れられるか」を決め、決まった一文を文面と掲載の最初に置くことです。早く一人にせざるを得ない施設は、それを隠さず、「〇か月目から一人。夜勤の間は△△に相談できる」と書きます。人手が足りない年ほど、この順番を守る必要があります。
まとめ
- 福祉系の学科で絞ると相談援助・公務員志望が多く介護職志望は少ない。「優しい」は確かめられない。学科と人柄の言葉は外す
- 施設の場所と夜勤の可否を譲れない条件として最初に決め、「相手に合わせて動いた・続けた・気付いて先に動いた・予定どおりにいかない場面で回した」の行動で、福祉系以外も含めて探す
- 学生が確かめるのは「どの施設で誰を支えるか・夜勤の回数と体制・最初の年に一人で担う範囲・誰に教わるか・身体の負担と対策・資格の道」。夜勤と一人で担う時期は隠さない
- 送る型(OfferBox)は行動と場所で絞り、夜勤の可否を最初に書いて現場の先輩の名義で、記事を置く型(Wantedly)は夜勤の一日と教わる仕組みを、比べられる場(ワンキャリア)は「きつい・辞めた」の体験談に対して企業ページに夜勤の体制と教わる仕組みを先に
- 面談の枠と教える時間をシフトに先に入れ、その数から送る数を決める
よくある質問
夜勤の回数と一人で担う時期を最初に書くと、承認が減りませんか
減ります。減るのは、夜勤に応じられず、一人で担う時期を後で知れば辞退する学生です。「夜勤は月に〇回、□人体制。一人で夜勤に入るのは△か月目から」と実態で書くと、それでも来る学生が残り、内定後の辞退と入社後の離職が減ります。承認の数ではなく、内定後の辞退と一年目の離職の数で見ます。
福祉系以外の学生に送っても、介護の仕事を知らないのではないですか
知らない学生が多いからこそ、文面で「どの施設で誰を支え、最初の年に何を担うか」を先に書きます。福祉系以外の学生の中に、アルバイトや部活や家族の世話で「相手に合わせて動いた」「気付いて先に動いた」学生がいて、その行動は介護職で使う行動と同じです。学科ではなく行動で探し、面談で施設を見せると、福祉系以外から入る人が出ます。
介護職の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。夜勤の体制の決定、教える時間の確保、名義、面談は、法人で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、介護職の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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