OfferBoxでコンサルタント志望の学生を見つける検索の考え方|行動で探す
OfferBoxでコンサルタントを採るとき、検索条件で最初にぶつかるのは「コンサル志望の学生は多いのに、自社の案件に合う学生が見つからない」という問題です。結論から言うと、コンサルタントの検索は「コンサル志望」や大学名で絞るのではなく、「どのコンサルか」で求める行動を決め、自由記述を「分解した・調べて結論を出した・人を動かした」の行動で読み、ケース面接の有無を検索の前に決めて組みます。 コンサル志望の学生の中には、「有名だから」「成長できそうだから」で選んでいる学生と、自分で課題を分解して調べた経験を持つ学生が混ざっています。検索と読み方で、この二つを分けます。この記事では、コンサルタント志望の学生がプロフィールに何を書いているか、検索条件の組み方、自由記述の読み方、文面と面談への接続を整理します。検索項目の名称や仕様には触れず、考え方だけを書きます。現在の項目は管理画面とヘルプで確認してください。文面の書き方はOfferBoxでコンサルタントを採るオファー文面の書き方で書きました。
コンサルタント志望の学生がプロフィールに書いていること
コンサルタントを志望する学生のプロフィールには、二つの傾向があります。一つは、志望動機に「課題解決がしたい」「論理的思考力を活かしたい」「成長したい」の言葉が並ぶことです。もう一つは、その言葉の裏に、自分で課題を分解して調べた経験が書いてある学生と、書いていない学生がいることです。
「課題解決」「論理的」の言葉は、コンサル志望の学生の多くが書きます。この言葉があるかどうかでは、学生は分けられません。分けるのは、行動です。
| 学生が書いていること | コンサルタントの検索で読み替えると |
|---|---|
| サークルの集客が落ちた原因を、学年と時期で分けて調べた | 分解して、調べる |
| 調べた結果から、告知の時期を変えると自分で決めた | 調べて、結論を出す |
| その結論を幹部に説明し、反対があっても進めた | 結論で、人を動かす |
| 変えた結果が出なかったので、別の要因を調べ直した | うまくいかなかったあとに、直す |
| 研究で仮説を立て、データで確かめ、仮説を修正した | 仮説を立てて、確かめる |
コンサル志望の学生を探すとき、上の表の行動は、コンサル志望以外の学生にも見つかります。研究で仮説検証をした理系の学生、ゼミで調査をした文系の学生、営業志望で人を動かした経験を書いた学生の中に、この行動があります。志望職種の項目は、探す手がかりの一つとして「あればよい条件」に置きます。
検索・ターゲットの考え方|「どのコンサルか」で求める行動を決める
コンサルタントの検索条件は、次の手順で組みます。
- 「どのコンサルか」を一つ決める:戦略、業務、IT、人事、中小企業向けなど。案件で自社が担う部分は何か。現場の責任者と決める
- その案件で求める行動を三つ書き出す:調査が中心なら「分解して調べる」「結論を出す」、現場に入るなら「人を動かす」「直す」
- 条件を三段に分ける:譲れない条件、あればよい条件、見ない条件
- 大学名を見ない条件に置く:譲れない条件にも、あればよい条件にも入れない
- 検索の名前を「どのコンサルか」で付ける:「コンサル」の一語で付けない
三段の分け方は、他の職種と同じです。
- 譲れない条件:卒業年、勤務地の可否、入社時期。面談まで進めても変えられないもの
- あればよい条件:志望職種「コンサルタント」、志望業界、専攻。入っていれば優先するが、外れていても読む
- 見ない条件:大学名、学部の系統
大学名を見ない条件に置くのは、コンサルタントの検索で最も抵抗のある部分です。次の見解で書きます。条件の絞りすぎと広げすぎの見分け方はOfferBoxの検索条件の組み方で書きました。
エージェントベストの見解
コンサルタントの検索で、発注側がよく誤解しているのは「大学名で絞れば、コンサルタントに向く学生が見つかる」という考え方です。大学名で絞ると、読む作業が減るように見えます。実際には、大学名で絞った結果に残るのは、多くのコンサルティング会社から同じようにオファーを受けている学生で、承認しても、面談で規模や知名度で比べられます。当社は3媒体すべての販売パートナーとしてOfferBoxの契約後の運用を見ていますが、コンサルタントで承認と面談が続き、その先に進んでいる会社は、大学名を条件に入れず、「分解して調べた」「結論で人を動かした」行動で自由記述を読んでいます。行動で読むと、大学名で絞ったときには外れていた学生が見つかり、その学生は他社から同じ行動を読まれていないので、文面で触れたときに残ります。大学名は、学生が自分で書いた行動と比べると、判断の材料として弱いものです。コンサルタントの検索は、大学名を外して、行動で読む時間を確保する。この順番が、比べられない学生を見つける方法です。
自由記述をどう読むか|「論理的」ではなく「分解した・調べた・動かした」
検索で絞ったあと、送る相手を決めるのは自由記述です。コンサルタントの場合、自由記述で見るのは次の四つです。
- 分解したか:課題を、要因や段階や対象で分けて見た記述があるか。「頑張った」ではなく「何と何に分けた」か
- 調べて、自分の結論を出したか:人に聞いただけでなく、自分で調べ、自分で決めた記述があるか
- 結論で、人を動かしたか:決めたことを人に説明し、反対や無関心を越えて進めた記述があるか
- うまくいかなかったあとに、直したか:一度で成功した話より、外れた仮説を直した話
「課題解決」「論理的思考力」「成長」の言葉があるかは見ません。言葉より行動です。四つのうち、自社の案件で中心になる行動を先に見ます。調査が中心の案件なら一つ目と二つ目、現場に入る案件なら三つ目と四つ目です。プロフィールの読み方はOfferBoxの学生プロフィールの読み方で書きました。
コンサル志望が少ないときの広げ方
「どのコンサルか」で行動を決めたあと、コンサル志望の学生だけでは送る相手が足りないとき、条件を広げる順番があります。
- 志望職種の絞りを外す:企画、営業、研究職を選んでいる学生の中に、分解して調べた行動を持つ学生がいる
- 志望業界の絞りを外す:業界は学生の仮の答え。自社の案件に近い行動があれば送る
- 専攻の絞りを外す:理系の研究で仮説検証をした学生は、「分解して調べる」「確かめて直す」を持っている
広げる順番は、案件との関係が薄い条件から外します。三つ目まで広げると、文面の書き出しが変わります。コンサル志望の学生には案件を先に、コンサル志望以外の学生には、その学生の行動と案件のつながりを先に書きます。理系学生の研究を読む考え方はOfferBoxで理系学生を採る、営業職で行動から探す考え方はOfferBoxで営業職志望の学生を見つける検索の考え方で書きました。
選考への接続
検索で見つけた学生は、文面と面談でも「同じ行動」と「同じ案件」で見ます。
- 検索で使った行動を、文面の書き出しに使う:「分解して調べた」を見て送ったなら、その行動に触れる
- 文面には、検索の元になった案件を一つ書く:顧客が特定できない形で、課題と進め方を
- 面談で、同じ行動を学生に聞き、案件を一段細かく話す:面談に出るのは、その案件を担ったコンサルタント
- ケース面接や課題を課すなら、文面か面談前に伝える:当日に求めない
検索、文面、面談で見るものが揃っていると、「どの検索で見つけた学生が、面談まで来て、その先に進んだか」が読めます。会う学生の評価基準の作り方はOfferBoxで会う学生の評価基準の作り方で書きました。
エージェントベストの見解
コンサルタントの検索条件を組む前に、当社が先に決めてもらうのは「ケース面接や課題を課すかどうか」です。順番が逆に見えますが、ここが決まらないと、検索で読む行動も、文面に書くことも決まりません。ケース面接を課す会社は、検索で「分解して調べた」「結論を出した」行動を持つ学生に絞り、文面でケース面接があることを予告し、面談で案件の話をしてからケースに進みます。予告なしにケースを課すと、承認した学生が準備なく臨み、会社への印象が下がって離れます。課さない会社は、面談で案件の話を一段細かくすることで学生を見るので、検索では「人を動かした」「直した」行動まで広く読み、文面には面談で何を話すかを書きます。当社が運用を見ている会社でも、選考の形が決まっていない会社は、検索と文面と面談がそれぞれ別のものを見ていて、承認が付いても面談で止まります。コンサルタントの検索で最初に決めるのは、条件の広さではなく、「学生をどこで、何で見るか」です。週の見直しの型はOfferBoxの週次レビューで書きました。
社内の分担
| 作業 | 担当 | 決めておくこと |
|---|---|---|
| 「どのコンサルか」と案件で求める行動三つ | 現場の責任者 | 検索・文面・面談で同じものを使う |
| ケース面接や課題を課すかどうか | 現場の責任者と人事 | 課すなら文面で予告する |
| 条件を三段に分けて検索を組む | 人事(または運用代行) | 大学名は見ない条件 |
| 自由記述を読み、送る相手を決める | 人事(または運用代行) | 「論理的」ではなく四つの行動で読む |
| 検索条件と面談後の進み方の記録 | 人事 | 週に一つ動かし、翌週に見る |
| 面談で同じ行動を聞き、案件を話す | 案件を担ったコンサルタント | 文面で触れた行動を最初の質問にする |
検索条件そのものは人事が組めますが、「どのコンサルか」と求める行動、ケース面接の有無は現場と決めます。ここが決まっていれば、読む作業は人事でも代行でも同じ基準でできます。
やりがちな失敗
| 失敗 | 何が起きるか | 直し方 |
|---|---|---|
| 大学名で絞る | 他社と同じ学生に送り、知名度で比べられる | 見ない条件に置き、行動で読む |
| 「課題解決」「論理的」の言葉で読む | どの学生も同じに見える | 分解した・調べた・動かした・直した行動で読む |
| 「コンサル志望」を譲れない条件にする | 研究や営業志望の中にいる学生を外す | あればよい条件に置き、志望職種から広げる |
| ケース面接の有無を決めずに検索を組む | 検索・文面・面談が別のものを見る | 選考の形を先に決める |
| 条件を一度に複数変える | 何が効いたか分からない | 週に一つ動かし、記録を残す |
まとめ
- コンサル志望の学生は「課題解決」「論理的」の言葉で自分を書く。言葉ではなく行動で分ける
- 「どのコンサルか」を現場と決め、案件で求める行動を三つ書き出す。調査中心か、現場に入るかで行動が変わる
- 大学名は見ない条件。行動で読む時間を確保するほうが、比べられない学生が見つかる
- 自由記述は、分解した・調べて結論を出した・人を動かした・直した、の四つで読む
- ケース面接を課すかどうかを検索の前に決め、検索・文面・面談で同じものを見る
よくある質問
大学名を条件から外すと、読む数が増えすぎませんか
増えます。その分、「どのコンサルか」で求める行動を絞り、自由記述の四つのうち中心になる行動を先に見ることで、読む基準を狭めます。大学名で絞って読まずに送るより、行動で絞って読んで送るほうが、承認した学生が面談に来て、その先に進みます。読み切れない場合は、志望職種をあればよい条件に置いて優先順位を付け、週に読み切れる数から順に読みます。
理系の学生にも送るべきですか
送ります。研究で仮説を立て、データで確かめ、仮説を修正した経験は、「分解して調べる」「確かめて直す」そのものです。ITや業務のコンサルでは、理系の学生の行動が案件に近いことがあります。文面では、研究の進め方を読んだことに触れ、案件の調べる工程とのつながりを書きます。専攻ではなく、研究の進め方で読みます。
コンサルタントの検索設計は、運用代行に頼めますか
頼めますが、「どのコンサルか」と求める行動の三つ、ケース面接の有無は社内で決めておきます。代行に任せられるのは、決まった行動で検索を組み、自由記述を四つの行動で読み、送る相手を選び、面談後の進み方を記録する作業です。行動が決まっていないと、代行は「コンサル志望」と大学名で絞るしかなく、他社と同じ学生に送る運用になります。範囲の決め方は運用代行に任せる範囲で書きました。
本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
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