ワンキャリアで動画を使う方法|文字で分からないことを補う使い方
ワンキャリアで動画を使いたい。企業ページやイベントに動画を置けば、文字より伝わるのではないか。ところが、会社紹介の映像を作り、長く、盛り、社員が台本を読み、体験談と揃っておらず、一度作って更新せず、掲載の場所と形式を確認せずに作ってしまう。結論から言うと、動画は「読む場所」を補うもので、体験談と企業ページを読んだ学生が「文字では分からないこと」(話し方・職場・仕事の手つき)を確かめる材料です。撮るのは、社員が一つの場面を話す短い動画と職場で、会社紹介の映像は撮りません。体験談と揃え、盛らず、更新できる形で。掲載できる場所と形式は管理画面とヘルプで、撮る範囲は自社のルールと媒体の規約で確認します。 この記事では、動画で起きる失敗、役割、確かめられること、撮るものと撮らないもの、作り方、職場の動画、長さ、揃えること、負担、更新、掲載の確認、イベントとの組み合わせ、分担を整理します。企業ページはワンキャリアの企業ページの基本、写真はワンキャリアの掲載の写真、イベントはワンキャリアのイベントの種類と使い分けで書きました。
この作業の目的|動画を、「文字では確かめられないこと」の材料にする
ワンキャリアの学生は、体験談を読み、企業ページを読んでから、確かめに来ます。文字で読める(事業・選考の流れ・条件)は文字で足りていて、文字で分からないのは、「この人はどういう話し方をするか」「職場はどういう場所か」「仕事の手つき」です。動画の役割は、そこです。
目的は、動画を「会社を良く見せる映像」ではなく、「文字で分からないことを確かめる材料」として作ることです。
動画で、起きる失敗
| 失敗 | 何が起きるか |
|---|---|
| 会社紹介の映像を、作る | 事業と理念を映像で語り、文字で読めることを繰り返す。長く、見られない |
| 長い | 途中で閉じられる。短い動画のほうが最後まで見られる |
| 盛る | 音楽と編集で良く見せ、面談で会った人と違う。体験談に「動画と違った」と残る |
| 社員が、台本を読む | 話し方が確かめられない。台本の文字を読む顔になる |
| 体験談と、揃っていない | 体験談で「〇〇だった」と書かれたことと、動画の中身が違う |
| 一度作って、更新しない | 映っている社員がいない、職場が変わった、で古くなる |
| 掲載の場所と形式を、確認せずに作る | 置けない場所に置こうとする、形式が合わない |
| 撮る範囲のルールを、確認しない | 撮ってはいけない場所・人・情報が映る |
共通するのは、動画を「映像作品」として作り、「確かめる材料」として作っていないことです。
動画で、確かめられること
| 確かめられる | 文字で足りる |
|---|---|
| 社員の話し方、表情、間 | 事業の内容 |
| 職場の様子、音、広さ | 選考の流れ |
| 仕事の手つき(作業している様子) | 条件 |
| 社員どうしのやり取り | 制度 |
| 「この人と話してみたい」と思えるか | 沿革 |
「確かめられる」の側だけを撮ります。「文字で足りる」の側は、企業ページに書き、動画にしません。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「動画は作り込むほど、会社が良く見える」というものです。当社はワンキャリアの販売パートナーとして、動画の相談を受けていますが、作り込んだ会社紹介の映像は、体験談に「動画は立派だったが、面談で会った人は普通だった」と残り、動画と実際の落差が不信になっています。逆に、社員が一つの場面を自分の言葉で話すだけの短い動画と、職場をそのまま撮った動画を置いた会社は、「動画で見た人と面談で会えた」「職場が動画のとおりだった」と残っています。ワンキャリアでは、今年の動画と面談の落差が、翌年の体験談になります。動画の価値は、作り込みではなく、「面談で会う人と、動画の人が同じ」ことです。当社が動画の相談を受けるとき、最初にやるのは、企画から「会社紹介」を外し、「誰が、どの場面を話すか」に置き換えることです。
撮るものと、撮らないもの
| 撮る | 撮らない |
|---|---|
| 社員が、一つの場面を自分の言葉で話す(短く) | 会社紹介、理念、沿革の映像 |
| 職場を、そのまま | 演出した職場、飾った会議室 |
| 仕事の手つき(作業の様子) | 制度や条件の説明(文字で) |
| 社員どうしの、普段のやり取り | 台本のある対話 |
| 入社してまもない社員の、「入る前と後」 | 音楽と編集で盛った映像 |
撮る範囲は、自社のルール(映ってよい人・場所・情報)と媒体の規約で確認します。撮ってよいかを、撮る前に決めます。
社員が一つの場面を話す動画の、作り方
- テーマは一つ:「最初の一年で覚えている場面」「入る前と後で違ったこと」「一日の流れ」
- 台本を書かない:質問を一つ用意し、本人が答える形で撮る
- 一度で撮る:撮り直しを重ねると、話し方が硬くなる
- 編集は最小限:切るだけ。音楽を入れない、字幕は事実の補足だけ
- 話す人は、面談に出る人か、その職種の人:動画で見た人に、面談で会える
- 座談会で話したことを、動画にする形もある:ワンキャリアの座談会の企画の立て方のテーマと同じ
職場の、動画
- そのまま撮る:片付けない、飾らない。普段の様子
- 社員が案内しながら、一言:「ここで〇〇をしています」
- 見せられない場所は、映さない:映せないことは、企業ページに「〇〇は見せられない」と書く
- 音を残す:職場の音は、文字で伝わらないもの
- オフラインの回で見せる職場と、同じ:動画で見た職場に、来られる。ワンキャリアのオフラインイベントの進め方
長さ
- 短く:一つの場面が話せる長さ。長いと途中で閉じられる
- 一本に、一つのテーマ:複数のテーマは、複数の短い動画に
- 最初の数秒で、誰が何を話すかが分かる:会社のロゴから始めない
- 長さの具体は、掲載の形式で決まる部分がある:管理画面とヘルプで確認
体験談と、揃える
- 体験談で「〇〇だった」と書かれたことと、動画の中身を揃える:体験談で「面接は和やかだった」なら、動画の面接官も同じ話し方
- 動画で見せたことを、面談と選考でそのとおりに:動画の人が面談に出る、動画の職場に来られる
- 盛った動画は、面談で崩れ、翌年の体験談に残る:ワンキャリアの掲載でやりがちな失敗の「最も重い失敗」
- 企業ページの文字と、動画を揃える:文字で「〇〇」、動画で「〇〇」が違わない
社員の負担
- 撮るのは、短い時間で一度:準備は質問を一つ読むだけ
- 台本を覚えさせない
- 出たくない社員に、出させない:出たい人が出る
- 映ることの合意を、書面で:自社のルールで。退職後の扱いも
- 頼み方はOfferBoxの現場を巻き込む方法とWantedlyの記事づくりに社員の協力を得る方法
更新
- 映っている社員がいなくなったら、差し替える:古い動画は、面談で会えない人が映る
- 職場が変わったら、撮り直す
- 年度の切れ目に、動画を見直す:企業ページの更新と同じ時期に。ワンキャリアの企業ページの更新
- 更新できる形で作る:作り込むと、更新に費用と時間がかかり、古いまま残る
- 短い動画を複数にすると、一本ずつ差し替えられる
掲載の、確認
- 動画を置ける場所(企業ページ、イベントページ、その他)と、形式・長さ・容量:現在の仕様は管理画面とヘルプで確認
- 置ける場所に合わせて、動画を分ける:企業ページには社員の場面、イベントページには回の様子、など
- 置けない場所に置こうとしない:仕様に合わせる
- 媒体の規約で、動画の内容に制限があるかを確認:自社のルールと合わせて
イベントとの、組み合わせ
- イベントページに、出る社員の短い動画:「誰が出るか」が動画で分かる
- オンラインの回の前に、職場の動画:オンラインで確かめられない職場を、動画で。ワンキャリアのオンラインイベントの進め方
- 回の様子を短く撮って、次の回のイベントページに:「こういう回です」が分かる。映る学生の合意は自社のルールで
- 回で話した社員の動画を、企業ページに:回に来られなかった学生も見られる
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 撮るもの(社員の場面・職場)を決め、会社紹介を外す | 人事 |
| 撮る範囲を、自社のルールと媒体の規約で確認する | 人事と管理部門 |
| 掲載の場所と形式を、管理画面とヘルプで確認する | 人事 |
| 一つの場面を、自分の言葉で話す | 社員(出たい人) |
| 撮る、最小限の編集 | 人事(または外に出す) |
| 体験談・企業ページ・面談と揃っているかを確かめる | 人事と面接官 |
| 年度の切れ目に見直し、差し替える | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、撮るものの整理、作り方の型、体験談と揃えるための確認、掲載の場所と形式の確認の手伝い、更新の型までで、撮る範囲のルールの決定、社員が話すこと、撮ること、揃っているかの判断は企業が行います。撮影と編集を外に出す場合は、自社のルールと見積もりで確認してください。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これはどこまでやるかの線引きの話です。当社はワンキャリアの販売パートナーで、動画の企画と作り方の型は支えますが、動画に映る人と場面を決めること、社員が話すこと、撮った動画を「これでよい」と判断することは、企業にお願いしています。学生が動画で確かめるのは「その会社の人と職場」で、当社が企画を主導すると、当社が良いと思う映像になり、面談で会う人と違う動画になります。当社が支えるのは、企画から会社紹介を外すこと、社員が一つの場面を話す形の型、体験談と揃っているかの確認までで、そこから先は企業の判断です。動画は、作り込むほど当社の色が出て、企業の色が薄れます。当社は、動画の相談で、「誰が、どの場面を、自分の言葉で」を企業に決めてもらうところから始めます。
まとめ
- 動画は「読む場所」を補う、「文字では分からないこと」(話し方・職場・仕事の手つき)を確かめる材料。会社紹介の映像は作らない
- 撮るのは、社員が一つの場面を自分の言葉で話す短い動画と、職場をそのまま。台本を書かず、一度で撮り、編集は切るだけ、音楽を入れない
- 短く、一本に一つのテーマ、最初の数秒で誰が何を話すかが分かる形。長さと形式は掲載の仕様で決まる部分があり、管理画面とヘルプで確認
- 体験談・企業ページ・面談と揃え、盛らない。動画の人が面談に出て、動画の職場に来られる。盛った動画は面談で崩れ、翌年の体験談に残る
- 社員の負担は短い時間で一度、出たい人だけ、映ることの合意は書面で。年度の切れ目に見直し、映っている社員がいなくなったら差し替える。撮る範囲は自社のルールと媒体の規約で確認
よくある質問
動画を作る予算がなく、スマートフォンで撮るしかありません
それで足ります。動画の価値は、作り込みではなく「面談で会う人と同じ人が、自分の言葉で話している」ことで、スマートフォンで一度撮った動画のほうが、作り込んだ映像より落差がありません。明るい場所で、音が拾える距離で、一つの場面を話してもらい、切るだけの編集で置きます。形式と容量が掲載の仕様に合うかは、管理画面とヘルプで確認してください。
過去に作った会社紹介の映像があります。使ってよいですか
企業ページの「文字で足りる」部分の補助としてなら置けますが、それを「動画」の主にしないほうがよい。学生が確かめたいのは話し方と職場で、会社紹介の映像はそれに答えません。使うなら、映像の中の「社員が話している部分」と「職場が映っている部分」だけを短く切り出し、体験談と揃っているかを確かめてから。揃っていない部分(いない社員、変わった職場)は使いません。
ワンキャリアでの動画の使い方は、御社に相談できますか
できます。当社は、撮るものの整理、作り方の型、体験談と揃えるための確認、掲載の場所と形式の確認の手伝い、更新の型を支えられます。撮る範囲のルールの決定、社員が話すこと、撮ること、揃っているかの判断は、企業が行ってください。掲載の仕様は管理画面とヘルプで、撮る範囲は自社のルールと媒体の規約で確認してください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
ワンキャリアの掲載・スカウト・イベント、組み立てから相談できます
- 採用人数と時期から、掲載・スカウト・イベントの組み合わせを一緒に考えます
- ほかの新卒媒体と並べて、どこに予算を置くかを比較します
- これから申し込む場合も、料金は正規料金のままです
この記事の内容に合うサービス:スカウト代行 ↗月額0円のプランから