Wantedlyで動画クリエイターを採る募集記事の書き方|担う範囲を書く

Wantedly職種別 更新日 2026/9/20

Wantedlyで動画クリエイターの募集記事を出したとき、最初にぶつかるのは「『動画制作全般』『動画で発信を強化』と書いたのに、話を聞きに来る人が少ない。来ても、面談で『企画から編集まで全部ですか』『誰が決めて、誰が直すのですか』『機材は何がありますか』を聞かれて答えられない」という問題です。結論から言うと、動画クリエイターの募集記事は、「動画制作全般」ではなく「何の動画を、誰に向けて、企画・撮影・編集のどこを担い、何の数字のために、誰が決めて誰が直し、どんな機材と環境で作るか」を書き、募集記事を書く前に種類を一つに絞り、担う範囲と決める人と直す観点と機材の実態を決めておきます。 この記事では、動画クリエイターが募集記事で見ているもの、書く前に決めること、「なにを・なぜ・どうやって」の書き方、「こんな人」の書き方、作品の求め方、スカウトと面談への接続、社内の分担、やりがちな失敗を整理します。募集記事の基本構成はWantedlyの募集記事の基本構成で書きました。決める人と直す観点の考え方はデザイナーを採る募集記事の書き方とライター・編集を採る募集記事の書き方と共通です。

動画クリエイターが募集記事で見ているもの

見ているもの何を確かめているか
何の動画を、誰に向けて作るか製品の紹介か、SNS向けの短いものか、採用向けか、社内向けか、顧客向けの解説か。見る人は誰か。「動画制作」の一語では分からない
企画・撮影・編集の、どこを担うか企画から全部か、撮影と編集か、編集だけか。企画は誰が出すか
数字に責任を持つか再生か、問い合わせか、応募か。数字が決まっているか。作って終わりか
誰が決めて、誰が直すか企画を誰が決め、できたものを誰が直すか。経営者の好みで直されるか。直す観点があるか
機材と環境カメラ、照明、音、編集の道具。何があり、何が無いか。自前か会社が用意するか
出演者と、撮影の相手社員が出るか。顧客に撮影に行けるか。出る人がいないのか

「企画・撮影・編集のどこを担うか」と「機材と環境」が、動画クリエイターに特有の点です。「動画制作全般」の一語では、ここが分かりません。

書く前に決めること|種類を一つに、担う範囲、決める人と直す観点、見る数字、機材の実態

決めること選択肢
種類製品の紹介/SNS向けの短いもの/採用向け/社内向け/顧客向けの解説。最初に任せるものを一つ。複数なら、最初の一つと、その後
担う範囲企画から全部/撮影と編集/編集だけ。企画を出す人は誰か
決める人と直す観点企画を誰が決めるか。できたものを誰が、何を観点に直すか。前にボツにした例
見る数字再生/問い合わせ/応募。一つに。決まっていないなら、決まっていないと
機材の実態何があり、何が無いか。買う予算があるか。自前を持ち込む前提か
出演者と撮影の相手社員が出るか。顧客に行けるか。出る人がいないなら、いないと
最初の月に任せること一本の動画か、既存の動画の直しか、機材の整理か。誰と組むか

「編集だけ」「機材は無く、これから買う」「出る人がいない」でも構いません。隠さずに書けば、それを前提に読む人が来ます。

「なにを」|何の動画を、誰に、どこを担って

「なにをやっているのか」は、会社の事業の説明ではなく、この動画クリエイターが最初に任される種類と、見る人と、担う範囲に絞ります。

「なにを」の書き方の基本は「なにをやっているのか」の書き方で書きました。

エージェントベストの見解

動画クリエイターの募集記事を出す前に、先に決めておかないと効果が出ないのは、「機材と環境の実態」と「出る人がいるか」です。当社がWantedlyの動画クリエイターの募集を支えるとき、「動画で発信を強化したい」と書かれているのに、経営者に聞くと「機材はまだ無い。誰が出るかも決まっていない」という会社が多くあります。動画クリエイターが面談で最初に聞くのは、企画の中身ではなく、「機材は何がありますか」「誰が出ますか」です。ここに答えがないと、「自前の機材で、出る人を自分で探すところから」を想像して離れます。機材が無くても、出る人が決まっていなくても構いません。「機材は無い。〇〇の予算で、来た人と一緒に選んで買う。出るのは、まず経営者。社員は募集してから」と書けば、それを前提に読む人が来ます。当社が最初にお願いするのは、企画の確認ではなく、経営者に「いまある機材と、動画に出てもいいと言っている人」を一覧にしてもらうことです。

「どうやって」|作る流れと、決め方と、機材の書き方

書くこと書き方
作る流れ企画を誰が出し、誰が撮り、誰が編集し、誰が直し、誰が出すか。「企画は月に一度、〇〇と決める」
決める人と直す観点「できたものは〇〇が見る。観点は、見る人に伝わるかと、事実。好みでは直さない」。前にボツにした例
機材と環境何があるか、何が無いか、買う予算、編集の道具。「カメラは〇〇。照明は無い。編集の道具は△△」
前に作って起きたこと「〇〇の動画から△△の問い合わせが来た」「□□は作ったが、見られなかった」。両方書く

「発信力のある会社」と書くより、「企画は月に一度〇〇と決め、撮影と編集は任せ、できたものは△△が見る人に伝わるかで見る。カメラは□□、照明は無い」と書くほうが、仕事の実態が伝わります。書き方の基本は「どうやっているのか」の書き方で書きました。

「こんな人」|経歴ではなく、行動で書く

経歴で書く(避ける)行動で書く
動画制作経験3年以上見る人に合わせて、長さと切り口を変えたことがある
〇〇(編集の道具)の経験直された理由を聞いて、次の動画で先に直したことがある
企画から編集まで対応できる方出る人が慣れていない状態で、話しやすい形で撮ったことがある
センスのある方数字を見て、作らない種類の動画を決めたことがある
即戦力最初の月は〇〇の動画を一本任せる予定です。△△と組みます

「出る人が慣れていない状態で、話しやすい形で撮った」が、小さな会社の動画クリエイターで最も読まれる行動です。「最初の月に何を任せ、誰と組むか」を書くと、経験年数の条件がいらなくなります。書き方の基本は「こんなことやります」の書き方で書きました。

作品の求め方

作品は「あれば見せてほしい」にとどめます。「必須」にすると、会社の仕事で作ったものを公開できない人が離れます。見るときは、見た目の仕上がりではなく「誰に向けて、何のために作り、何が起きたか」「どの範囲を自分で担ったか」を聞きます。

スカウトと面談への接続

つなげ方はスカウトと募集記事のつなげ方で書きました。

社内の分担

作業誰が
種類を一つに、担う範囲、決める人と直す観点、見る数字、機材の実態を決める経営者(決める人)
「なにを」(種類、見る人、担う範囲、いまの状態)の下書き人事が、いま動画を作っている人に聞いて書く
「どうやって」(作る流れ、決め方、機材、出演者)決める人が話し、人事が書き、本人が確認
機材の一覧と、出る人の確認経営者
「こんな人」を行動で書く、最初の月の予定決める人と人事
面談決める人と、出る人

一人目の動画クリエイターを採る募集では、いま外注か、経営者が自分で撮っていることが多くあります。その場合は、「いまは外注で作っていて、直す人がいない。機材は〇〇だけ。出るのは経営者。最初の月は△△の動画を一本。決めるのは経営者で、観点は□□」と正直に書きます。

運用代行や代理店が支えられるのは、募集記事の型、担う範囲と機材を文で書く直し方、「こんな人」を行動に直す作業、スカウト文面との整合の確認までで、種類の決定、決める人と直す観点、機材と出る人、面談は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「動画クリエイターには、企画から編集まで幅広く任せると書いたほうが、何でもできる人が来る」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの動画クリエイターの募集と面談を見ていますが、「企画から編集まで一貫して」「幅広い表現力」と書いた募集記事より、「最初は〇〇の解説動画の撮影と編集。企画は△△と一緒に。機材は□□で、照明は無い。出るのは経営者」と範囲と実態を書いた募集記事のほうが、話を聞きに来る人の経験が合う傾向があります。動画クリエイターは、「一貫して」を読むと「全部一人で」を想像します。範囲と機材と出る人が書かれていれば、「実態が分かる会社」として読まれます。当社が案内するのは、「全般」「一貫して」を消し、担う範囲を書き、機材の一覧と出る人を隠さず書くことです。幅の広さで人は来ません。範囲と機材と出る人が書かれていることで来ます。

やりがちな失敗

失敗何が起きるか直し方
「動画制作全般」「発信を強化」で書く何を誰に、どこを担うかが分からず、読まれない種類と見る人と担う範囲を一つに
機材の実態を書かない「自前を持ち込む前提か」と疑われる何があり、何が無く、予算があるかを書く
出る人を書かない「出演者探しから一人で」を想像される誰が出るか。いないなら、いないと
決める人と直す観点を書かない「好みで何度も直される」を想像される誰が、何を観点に。前のボツの例
作品を必須にする会社の仕事で作った人を落とす「あれば見せてほしい」にとどめる
面談に決める人と出る人が出ない決め方と「出る人がいる」が伝わらない決める人と出る人が出る

最も多いのは、「動画制作全般」と、機材と出る人の抜けです。

まとめ

よくある質問

機材がほとんど無く、これから揃える段階です。書くと来ませんか

隠すほうが、面談で分かって離れます。「機材はカメラ一台だけ。〇〇の予算で、来た人と一緒に選んで買う。編集の道具は△△を用意する」のように、あるものと、無いものと、買う予算と決め方を書きます。

社員が動画に出たがりません。それでも採れますか

採れますが、出る人を決めてから書きます。「出るのは、まず経営者。社員は募集してから。出る人がいない動画は、画面と声だけの解説動画で作る」のように、出る人と、出る人がいない場合の作り方を書きます。

動画クリエイターの募集記事は、御社に相談できますか

できます。当社は、募集記事の型、担う範囲と機材を文で書く直し方、「こんな人」を行動に直す作業、スカウト文面との整合の確認を支えられます。種類の決定、決める人と直す観点、機材と出る人、面談は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、Wantedlyの募集記事とスカウトの運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

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