生産技術の採用媒体の選び方|志望で絞らず、工場と仕事の中身で届ける
生産技術を新卒で採る会社が媒体を選ぶとき、最初にぶつかるのは「志望職種で『生産技術』を選んでいる学生がほとんどおらず、志望で絞ると母集団が最初から無い。仕方なく『技術職』で広く出すと設計志望の学生が来て、面談で『ラインを作るのですか、直すのですか』『工場はどこですか』に答えられず、内定の後に工場の勤務地を伝えて辞退される」という問題です。結論から言うと、生産技術は志望職種で絞る媒体の使い方では母集団が無く、設計志望・研究志望の学生の中から「作って動かした・手順を変えて減らした・現場で人と動かした」の行動で探します。「何の工場で、ラインを作るのか直すのか、現場の職人と設計の間で何をするのか、工場の勤務地」を職種名より先に書き、送る型は行動で絞って生産技術の先輩の名義で、記事を置く型は現場の一日と職人との関係を、比べられる場は「技術系総合職で配属」の体験談に対して企業ページに工場と最初の年を先に書きます。工場の勤務地は譲れない条件として最初に書き、隠しません。 メーカー業界の選び方はメーカー業界の採用媒体の選び方で書きました。この記事は生産技術に絞ります。
生産技術の採用で、起きること
| 会社の状態 | 採用で起きること | 媒体との相性 |
|---|---|---|
| 志望職種「生産技術」で絞る | 選んでいる学生がほとんどいない。母集団が最初から無い | 志望を見ない条件に置き、行動で探す。OfferBoxで生産技術志望の学生を見つける検索の考え方 |
| 「技術職」で広く出す | 設計志望の学生が来て、「設計ではない」と面談で離れる | 生産技術の仕事を職種名より先に書く |
| ラインを作るのか直すのかが書かれていない | 新しいラインを立ち上げる像で来て、最初の年が既存ラインの改善だと「思っていたのと違う」 | 作るのか直すのか、最初の年はどちらかを書く。ワンキャリアで生産技術を募集するときの掲載とスカウト |
| 工場の勤務地を内定後に伝える | 「本社で採用されたと思っていた」と辞退される | 勤務地を譲れない条件として最初に書く |
| 現場の職人との関係が書かれていない | 「現場に行ったら相手にされなかった」が体験談に書かれる | 職人と設計の間で何をするかを書く |
| 夜勤や休日の呼び出しを面談で言わない | 入社後に知って離れる | あるならある、無いなら無いと書く |
判断軸を、生産技術に当てる
| 軸 | 生産技術での見方 |
|---|---|
| 対象(誰に届くか) | 志望職種を見ない。設計志望・研究志望・機械系・電気系・化学系の学生の中から「作って動かした・手順を変えて減らした・現場で人と動かした」の行動で探す。工場の勤務地を譲れない条件にして、通える・住める学生に絞る |
| 型(送るか、来るか、比べられるか) | 送る型は、行動で絞って生産技術の先輩の名義で「あなたの手順を変えて減らした経験を読んで」と一人に書ける。来る型は、現場の一日と職人との関係と、ラインを直す仕事の中身を記事で通年で。比べられる型は、大手の体験談が技術系総合職の「配属で決まる」前提で、企業ページに工場と最初の年を先に書けるかで |
| 課金(費用の性格) | 各媒体の公式ページで現在の条件を確認。この記事では書かない |
| 運用工数(誰の時間が要るか) | 生産技術の先輩が名義と面談を持つ時間と、内定前に工場を見せる日程。工場は本社から離れていることが多く、見せる日程を先に工場側と決めないと、内定後の辞退になる |
軸の詳しい見方は掲載型とスカウト型の違い、共感型と条件型の媒体の違いで書きました。生産技術では、「対象」を志望職種ではなく行動と勤務地で絞ることと、「運用工数」に工場を見せる日程を含めることが、他の職種と違います。
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「生産技術は志望職種で生産技術を選んでいる学生に送ればよい。いないなら、この媒体に生産技術の学生がいないということだ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、生産技術の採用の相談を受けますが、志望職種で絞って「いない」と判断した会社のほとんどは、生産技術に合う学生を設計志望と研究志望の中に見落としています。学生が生産技術を選ばないのは、生産技術に向いていないからではなく、大学で生産技術という仕事を知る機会がないからです。「作って動かした」「手順を変えて数を減らした」「現場でアルバイトの人を動かした」学生は、志望に「設計」「研究開発」「技術職」を書いています。当社が最初にお願いするのは、志望職種を「あればよい条件」に下げ、行動と工場の勤務地を「優先する条件」に上げることです。それで母集団は最初からあったことが分かります。媒体を変える前に、絞り方を変えます。
学生が、確かめること
- 何の工場か:何を作る工場か。「メーカー」「製造業」では分からない。製品名と工程
- ラインを作るのか、直すのか:新しいラインの立ち上げか、既存ラインの改善か。最初の年はどちらか
- 現場の職人と設計の間で、何をするか:職人に手順の変更を頼む立場か、設計に図面の変更を戻す立場か。板挟みの実態
- 工場の勤務地:本社か工場か。工場はどこか。転勤があるか。最も多く辞退の理由になる
- 最初の年に何を任されるか:治具の一つか、ラインの一部か、現場の記録か
- 夜勤・休日の呼び出しがあるか:ラインが止まったとき誰が呼ばれるか。あるかないか
この条件なら、どれを先に検討するか
| 会社の条件 | 先に検討する型 | 理由 |
|---|---|---|
| 行動で絞り、生産技術の先輩の名義で「あなたの手順を変えて減らした経験を読んで」と一人に書ける | 企業から送る型(OfferBox) | 志望職種を見ずに、設計志望・研究志望の中から探せる。生産技術向けのオファー文面 |
| 生産技術の先輩が、現場の一日と職人との関係を自分の言葉で書ける | 通年で記事を置く型(Wantedly) | 「設計の下」「現場の雑用」の像を、ラインを直す仕事の記事で置き換える |
| 体験談があり、企業ページに工場と最初の年を先に書ける | 学生が並べて比べる場(ワンキャリア) | 大手の「技術系総合職で配属」に対して、入る前に工場と仕事が分かる会社として読まれる |
| ラインを作るのか直すのか、最初の年がどちらかが決まっていない | どれも先ではない | 生産技術部門の責任者と決めてから |
| 工場を見せる日程が確保できていない | どれも先ではない | 内定後に勤務地で辞退される流れが変わらない |
どれか一つが正解ではなく、行動で絞れるか、先輩が書けるか、体験談があるかで、先に検討するものが変わります。
組み合わせ
- 送る型と記事を置く型を組み合わせる:文面で手順を変えた経験を読んだ一文を、記事で現場の一日と職人との関係を。OfferBoxとWantedlyの併用
- 理系の研究室との関係を主に、媒体を研究室の外の学生に:機械系の研究室で会った学生に媒体で送らない。大学との関係からの母集団形成
- 理系の学生の探し方と重ねる:理系の採用媒体の選び方
- 面談の聞き方の型を、揃える:「何を作ったかより、動かなかったとき何をしたか、手順を変えるとき誰にどう頼んだか」。専攻で落とさない
- 内定前に、工場を見せる:ラインと、職人と、最初の年に担う仕事の場所を。内定辞退が続くときの見直し方
- 業界の構造と重ねる:自動車業界の採用媒体の選び方、食品業界の採用媒体の選び方
- 代行と組み合わせるなら、絞る作業と文面の下書きまで。読んで直すのは生産技術の先輩:媒体と代行の違い
見せ方|「生産技術」ではなく、何の工場で、作るのか直すのか、どこか
- 「生産技術」「技術職」「ものづくりに興味がある方」を職種名にしない:知られていない名前と、広すぎる名前は、どちらも設計志望の像で来る
- 何の工場かを、職種名に:「〇〇を作る△△工場の、ラインの改善」「□□の新しいラインの立ち上げ」。製品と工程を先に
- 作るのか直すのかを、時期で:「最初の年は既存ラインの改善と治具の設計。新しいラインの立ち上げは△年目から」。直すのが多いなら、直すことでラインの癖を覚えると、意味を書く
- 職人と設計の間で何をするかを、書く:「現場に手順の変更を頼み、設計に図面の変更を戻す。最初は先輩と一緒に現場に入る」。板挟みがあるなら、あると
- 工場の勤務地を、最初に:「勤務地は△△工場。本社勤務ではない。転勤は〇〇」。隠して内定後に伝えると辞退される
- 夜勤・呼び出しを、書く:「ラインが止まったときの呼び出しは〇〇」。あるならある、無いなら無い
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 何の工場か、作るのか直すのか、職人との関係、勤務地、夜勤の有無を決める | 生産技術部門の責任者 |
| 工場を見せる日程を確保する | 生産技術部門の責任者と工場長。内定前に |
| 行動で絞る条件 | 生産技術の先輩が作り、人事か代行が絞る |
| 文面と記事 | 先輩が話し、人事が書き、本人が確認 |
| 名義と、オファーの一文 | 生産技術の先輩 |
| 面談 | 責任者と先輩。聞き方の型を揃えて。専攻で落とさない |
| 辞退の理由の記録 | 人事。勤務地か、仕事の中身か、他社かを分けて |
運用代行や代理店が支えられるのは、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型までで、作るのか直すのかの決定、工場を見せる日程、名義、面談は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
生産技術の採用で、当社が媒体より先に確かめるのは、「工場の勤務地を、文面と掲載の最初に書けるか」です。申し込んだあとに運用が止まる会社に共通するのは、勤務地を後ろに置くことです。「本社で面談し、内定を出し、配属の連絡で工場の場所を伝える」と、内定の後に辞退が続きます。学生は本社の所在地で「通える」と判断して承認し、工場が別の県だと知って辞めます。勤務地を先に書くと承認は減りますが、減るのは内定後に辞退する学生で、内定後の辞退も減ります。工場が本社から離れている会社には、当社は、勤務地を譲れない条件にして工場の周りの大学と、工場のある地域に戻りたい学生に送ることを案内します。承認の数で媒体を評価せず、「内定後に勤務地で辞退した数」を先に記録する場所を決めてから、送り始めます。
まとめ
- 「生産技術」を志望職種に選んでいる学生はほとんどいない。志望で絞ると母集団が無い。設計志望・研究志望の中から「作って動かした・手順を変えて減らした・現場で人と動かした」の行動で探す
- 「何の工場で、ラインを作るのか直すのか、現場の職人と設計の間で何をするのか、工場の勤務地」を職種名より先に書く。勤務地は譲れない条件として最初に書き、隠さない
- 送る型(OfferBox)は行動で絞って生産技術の先輩の名義で、記事を置く型(Wantedly)は現場の一日と職人との関係を、比べられる場(ワンキャリア)は「技術系総合職で配属」の体験談に対して企業ページに工場と最初の年を先に
- 学生が確かめるのは「何の工場か・作るのか直すのか・職人と設計の間で何をするか・勤務地・最初の年・夜勤と呼び出し」。工場を見せる日程は、内定前に確保する
- 承認の数ではなく、内定後に勤務地で辞退した数で効果を見る
よくある質問
志望職種で「生産技術」を選んでいる学生が本当にいません。媒体を変えるべきですか
媒体を変える前に、絞り方を変えます。志望職種を「あればよい条件」に下げ、「設計」「研究開発」「技術職」を志望している学生の中から、「作って動かした」「手順を変えて減らした」「現場で人と動かした」の行動で探します。生産技術に合う学生は、生産技術という仕事を知らないだけで、媒体の中にいます。
工場が本社から離れています。勤務地を最初に書くと承認が減りませんか
減ります。減るのは、その工場に通えない・住めない学生で、勤務地を後で知れば内定後に辞退する学生です。勤務地を最初に書き、工場の周りの大学と、工場のある地域に戻りたい学生に送る形に変えます。承認の数ではなく、内定後の辞退の数で見ます。
生産技術の媒体選びは、御社に相談できますか
できます。当社は、絞る条件の型、絞る作業、文面の下書き、記録の型を支えられます。作るのか直すのかの決定、工場を見せる日程、名義、面談は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、生産技術の媒体選びと運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
どの媒体にするか、決めきれない方へ
- 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
- 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
- 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません
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