Wantedlyで長期インターンの学生を採る募集記事|学業との両立の書き方

Wantedly職種別 更新日 2026/9/20

Wantedlyで学生インターンの募集記事を出したとき、最初にぶつかるのは「『成長できる環境』『裁量を持って働ける』と書いたのに、話を聞きに来る学生が少ない。来ても、面談で『何をやるのですか』『誰が教えてくれますか』『試験の時期は休めますか』『新卒で採ってもらえるのですか』を聞かれて答えられない」という問題です。結論から言うと、学生インターンの募集記事は、「成長できる環境」ではなく「何を任せ、誰が見て、週に何日どの時間帯で、学業と試験期をどう扱い、新卒採用につなげるのか否か」を書き、募集記事を書く前に社内で任せる仕事を一つに絞り、見る人と両立の扱いと新卒採用との関係を決めておきます。 この記事では、学生が募集記事で見ているもの、書く前に決めること、「なにを・なぜ・どうやって」の書き方、「こんな人」の書き方、スカウトと面談への接続、社内の分担、やりがちな失敗を整理します。インターン募集記事の型(体験と労働の線引き、有給と無給、受け入れの準備)はインターン募集記事の書き方で書きました。この記事は、学生を一つの職種として、学生が何を見て、どう選考につなげるかを書きます。

学生が募集記事で見ているもの

見ているもの何を確かめているか
何を任されるか雑用か、一つの仕事を持てるか。「裁量」の一語では分からない。最初の週に何をするか
誰が見てくれるか社員が付くか。質問できる相手がいるか。放置されないか
週に何日、どの時間帯か授業のある日に来られるか。夕方からか。土日か。変えられるか
有給か。いくらか時給か、無給か。交通費は。Wantedlyの募集には金額が書かれないので、面談で確かめる
学業と試験期の扱い試験の時期に休めるか。就職活動の時期はどうなるか。「両立を応援」の一語では分からない
新卒採用につながるのかインターンから新卒で採るのか。採らないのか。決まっていないのか
終わったら何が残るか何ができるようになるか。何を自分の経験として話せるか

「新卒採用につながるのか否か」と「試験期の扱い」が、学生インターンに特有の点です。「成長できる環境」の一語では、ここが分かりません。

書く前に決めること|任せる仕事を一つに、見る人、時間と両立、新卒採用との関係

決めること選択肢
任せる仕事一つの仕事(〇〇の記事を書く、△△の問い合わせに答える、□□のデータを整える)。「手伝い全般」にしない
見る人誰が付くか。週に何回、何を確認するか。質問の窓口
時間週に何日、何時から何時。授業に合わせて変えられるか。土日の有無
有給か時給の有無と額。交通費。決めたものを面談で伝える
試験期と就職活動の扱い休めるか。減らせるか。「試験の前後は休んで構わない」と書けるか
新卒採用との関係つなげる/つなげない/決まっていない。年度の公表内容と自社の方針を確認する
期間いつからいつまで。延長の有無
最初の週に任せること一つの作業。誰と組むか

「無給」「新卒採用にはつなげない」「一人目」でも構いません。隠さずに伝えれば、それを前提に考える学生が残ります。無給かどうかは募集に書かず、面談で伝えます。新卒採用との関係は、年度ごとの公表内容と自社の方針を確認してから書きます。

「なにを」|何を任せ、誰が見るか

「なにをやっているのか」は、会社の事業の説明ではなく、この学生が最初に任される一つの仕事と、見る人に絞ります。

「なにを」の書き方の基本は「なにをやっているのか」の書き方で書きました。

エージェントベストの見解

同じ学生を採る話でも、新卒として採りたい会社にはWantedlyのインターン募集より先にOfferBoxを勧めることが多いです。理由は、新卒採用は学生が就職活動の時期に一斉に動くので、企業側から学生のプロフィールを読んでオファーを送るOfferBoxのほうが、募集記事を待つより立ち上がりが速いからです。逆に、「新卒採用とは別に、いま手が足りない仕事を学生に任せたい」会社には、Wantedlyの長期インターンの募集が合います。この場合は、募集記事に「新卒採用にはつなげない」または「決まっていない」と正直に書きます。当社は3媒体すべての販売パートナーなので、「学生だからインターン」ではなく、「新卒として採りたいのか、いまの仕事を任せたいのか」で先に分け、前者はOfferBox、後者はWantedlyのインターン募集、という順番で案内しています。新卒向けのオファー文面はOfferBoxのオファー文面の基本、インターンの母集団の作り方はインターンからの母集団形成で書きました。

「どうやって」|時間と両立と、見る流れの書き方

書くこと書き方
時間「週に〇〇日、△△時から□□時。授業に合わせて変えられる。土日は無い」
試験期と就職活動「試験の前後〇〇週間は休んで構わない。就職活動の時期は、週の日数を減らせる」
見る流れ「毎日の終わりに〇〇に報告。週に一度、△△と一緒に振り返る」
有給と交通費募集には書かない(給与・待遇の具体的な金額や箇条書きは制限対象)。有給か無給かとその理由、時給や交通費の額は面談で伝える
新卒採用との関係「インターンから新卒で採った例がある」「新卒採用は別に行う」「決まっていない」。年度の公表内容を確認して

「両立を応援」と書くより、「試験の前後は休んで構わない。就職活動の時期は日数を減らせる」と書くほうが、学生には伝わります。書き方の基本は「どうやっているのか」の書き方で書きました。

「こんな人」|経験ではなく、行動で書く

学生は職種の経験が無いので、「経験」で書くと誰も当てはまりません。学生生活の中の行動で書きます。

経験で書く(避ける)行動で書く
〇〇の経験がある方分からないことを、分からないと言って聞いたことがある
即戦力決めた期限までに、一人で最後まで仕上げたことがある
主体性のある方言われていないことを、自分で見つけてやったことがある(授業、部活、アルバイトで)
コミュニケーション能力相手の言っていることを、自分の言葉で言い直して確かめたことがある
成長意欲直された理由を聞いて、次で先に直したことがある

「分からないことを分からないと言って聞いた」が、学生インターンで最も大事な行動です。学生向けの募集記事の考え方は新卒向け募集記事の書き方で書きました。

スカウトと面談への接続

つなげ方はスカウトと募集記事のつなげ方で書きました。

社内の分担

作業誰が
任せる仕事を一つに、見る人、時間と両立、新卒採用との関係を決める経営者と、付く社員
「なにを」(任せる仕事、最初の週、見る人)の下書き人事が、付く社員に聞いて書く
「どうやって」(時間、試験期、見る流れ)と、面談で伝える有給の扱い付く社員と人事
新卒採用との関係の確認経営者(年度の公表内容を確認)
「こんな人」を行動で書く付く社員と人事
面談付く社員と人事

一人目の学生インターンを採る募集では、「見る人」の時間が取れるかが要点です。「付く社員は〇〇。週に△△時間を学生のために使う」と社内で決め、決まらないなら、募集を出しません。

運用代行や代理店が支えられるのは、募集記事の型、両立と新卒採用との関係を文で書く直し方、「こんな人」を行動に直す作業、スカウト文面との整合の確認までで、任せる仕事の決定、見る人の時間、面談は社内が担います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「学生インターンには『成長できる』『裁量がある』と書けば来る」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの学生インターンの募集と面談を見ていますが、「成長」「裁量」と書いた募集記事より、「〇〇の記事を月に△△本書く。□□が付いて週に一度一緒に見る。試験の前後は休んで構わない。新卒採用は別に行う」と実態を書いた募集記事のほうが、話を聞きに来る学生が続き、始めてから離れる学生が少ない傾向があります。学生は、「成長」「裁量」を読んでも何をするか分からず、「試験期に休めるか」「新卒で採ってもらえるか」が書かれていないと、聞きにくいまま離れます。任せる仕事と見る人と試験期の扱いと新卒採用との関係が書かれていれば、「自分の都合を分かっている会社」として読まれます。当社が案内するのは、「成長」「裁量」を消し、任せる仕事を一つ、見る人、試験期の扱い、新卒採用との関係を、隠さず書くことです。成長の言葉で学生は来ません。都合が書かれていることで来ます。

やりがちな失敗

失敗何が起きるか直し方
「成長できる環境」「裁量」で書く何をするか分からず、読まれない任せる仕事を一つ、最初の週に何をするかを書く
見る人を書かない「放置される」を想像される誰が付き、週に何回見るかを書く
試験期と就職活動の扱いを書かない聞きにくいまま離れる休めるか、減らせるかを書く
新卒採用との関係を盛る「採ってもらえる」と思って来て、離れるつなげるか、つなげないか、決まっていないかを書く
経験で「こんな人」を書く学生は誰も当てはまらない学生生活の行動で書く
面談に付く社員が出ない「誰が見てくれるか」に答えられない付く社員が出て、最初の週の仕事を見せる

最も多いのは、「成長できる環境」と、新卒採用との関係の抜けです。

まとめ

よくある質問

インターンから新卒で採りたいのですが、募集記事にそう書いてよいですか

自社の方針と、年度ごとの公表内容を確認してから書きます。書けるなら、「インターンから新卒で採った例がある。ただし、インターンをしたから採るわけではなく、選考は別に行う」のように、つながる可能性と、選考が別であることを両方書きます。「インターンをすれば新卒で採る」と読める書き方は、学生が「採ってもらえる」と思って来て、離れます。新卒として採ることが主目的なら、先にOfferBoxを検討します。

無給のインターンです。書くと来ませんか

無給なら無給と、その理由を面談の最初に伝えます。募集には条件を並べず、「任せるのは〇〇で、△△が付いて教える」のように、代わりに何があるかを書きます。無給であること、交通費の扱い、有給に変えるかを□□の時期に見直すことは、面談で聞かれる前に伝えます。体験と労働の線引きはインターン募集記事の書き方で書きました。

学生インターンの募集記事は、御社に相談できますか

できます。当社は、募集記事の型、両立と新卒採用との関係を文で書く直し方、「こんな人」を行動に直す作業、スカウト文面との整合の確認を支えられます。任せる仕事の決定、見る人の時間、面談は、社内で担ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、新卒として採りたいのか、いまの仕事を任せたいのかで媒体を分けるところから案内しています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/20 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

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