Wantedlyで成果が出ないときに見直す順番|原因の分け方と見る順
Wantedlyで、成果が出ない。話を聞きに来る人が少ない、来ても合わない、選考に進まない。契約の更新が近づき、続けるか撤退するかを決めなければならない。「効かないなら、やめよう」と急ぎたくなります。結論から言うと、「成果が出ない」を五つに分けて、この順に見ます。測れていない、止まっている段がある、記事が薄い、社員の協力がない、「こんな人」がWantedlyにいない。最初の四つは直せるもので、五つ目だけが撤退の理由です。選択肢は「続ける・配分を変える・小さくする・撤退」の四つで、撤退の前に「小さくする」があります。撤退の時期は契約の切れ目で、撤退しても記事と会社ページは残り、理由を記録します。 この記事では、急ぐと起きること、見直す順番、四つの選択肢、時期、残るもの、理由の記録、分担を整理します。「測れていない」の直し方はWantedlyの効果が測れないときのKPIの置き直し、OfferBoxの場合はOfferBoxで成果が出ないときに撤退を判断する基準で書きました。
この作業の目的|「出ない」を、直せるものと直せないものに分ける
「成果が出ない」の多くは、直せるものです。測れていない、段が止まっている、記事が薄い、社員の協力がない。これは、Wantedlyが合わないのではなく、運用が揃っていないだけです。
目的は、直せるものを直したうえで、なお出ないときに初めて「合わない」と判断し、その判断の理由が翌年に残る形にすることです。
急いで判断すると、起きること
| 急ぐと起きること | 何が起きるか |
|---|---|
| 「測れていない」を「出ていない」と混同する | 台帳がなく、面談で「記事のどこを見て来たか」を聞いていないまま、「効かない」と判断する |
| 初年度で判断する | 会社ページと記事と社員の協力を作った年の承諾数で判断し、翌年の元を捨てる |
| 承諾の数だけで判断する | 「こんな人」に近い人が面談まで来ていたのに、承諾がゼロで「効かない」 |
| 記事の資産を無視する | 撤退しても残る記事の価値を、判断に入れない |
| 社員の協力がない状態の結果で判断する | 人事の会社説明だけの記事で、「共感採用は効かない」 |
共通するのは、「Wantedlyが合わない」と「自社の運用が揃っていない」を分けていないことです。
見直す順番
1. 測れているか
- 台帳があるか:誰に送って、誰が返信して、誰が来たか
- 段が分かれているか:読んだ→返信→面談→選考→内定
- 「こんな人」が一行で書かれているか
- 面談で「記事のどこを見て来たか」を聞いて、一行で残しているか
- 揃っていなければ、「測れていない」:揃えて一か月か二か月見てから、次へ
揃え方はWantedlyの効果が測れないときのKPIの置き直しで書きました。揃っていない状態で判断しません。
2. 止まっている段があるか
- 段ごとの数で、一つの段が大きく減っていないか
- 読んだ→返信で止まる:文面と相手。Wantedlyのスカウトに返信が来ないときの対応
- 返信→面談で止まる:返しの速さと形。Wantedlyで面談につながらないとき
- 面談→選考で止まる:「面談の続き」になっているか。Wantedly経由の候補者が選考で離脱する理由
- 内定→承諾で止まる:Wantedly経由の内定辞退が続くとき
- 止まっている段があれば、そこを直す:「効かない」ではない
エージェントベストの見解
相談で最も多い思い込みは、「代理店は契約を続けてほしいので、撤退を勧めない」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、Wantedlyの運用を見ていますが、五つを順に見て、直せるものを直して、なお「こんな人」に近い人が来ない会社には、当社は撤退か、別の媒体への切り替えを勧めています。合わない媒体を続けても、企業にも当社にも残りません。当社が撤退を勧めないのは、五つのうち最初の四つのどれかが残っている、つまり「運用が揃っていない」状態のときです。この状態で撤退すると、揃えれば届いたかもしれない媒体を、分からないまま捨てることになり、翌年に別の媒体でも同じことが起きます。当社が撤退の相談を受けるとき、最初にやるのは、続けるよう説得することではなく、五つのどこにいるかを確かめることです。
3. 記事が薄くないか
- 会社ページの「なぜ」が、代表の言葉の場面か:事業説明や抽象語なら、薄い。ミッションが言葉になっていない会社のWantedly
- 募集記事の「こんなことやります」が、最初の数か月の場面か:「業務全般」なら、薄い
- ストーリーが、一人の一つの場面か:会社の想いだけなら、薄い
- 記事の日付が、動いているか:止まっていれば、候補者に「動いていない会社」と読まれている。Wantedlyの更新が止まってしまったとき
- 薄ければ、記事を直す:「効かない」ではない。Wantedlyの募集記事が読まれないときの見直し順
4. 社員が「話して」に応じているか
- 記事の材料を、社員から聞けているか:聞けていなければ、記事は人事の会社説明になる
- 応じていなければ、頼み方を直す:「書いて」から「話して」へ、一人から。Wantedlyの記事づくりに社員の協力を得る方法
- 頼み方を直しても応じなければ、社員の時間が取れない会社:これはWantedlyが合わない理由の一つになる
5. それでも、「こんな人」に近い人が来ないか
- 1から4を揃えて、一か月か二か月見て、なお「こんな人」に近い人が面談まで来ない
- 来た人が挙げる記事の場面が、「こんな人」の行動と重ならない
- ここで初めて、「こんな人」がWantedlyにいないか、届け方では埋まらない差がある、と判断できる
「5」に来るまでに、「1」から「4」を経ることが要点です。
四つの選択肢
| 選択肢 | 選ぶ条件 | 何をするか |
|---|---|---|
| 続ける | 近い人が面談まで来ている。直しで段が動いている | 同じ配分で。止まりの段を直し続ける |
| 配分を変える | 届いているが、時間に見合わない。特定の募集だけ届いている | 募集を絞る。スカウトを減らして記事に寄せる、またはその逆 |
| 小さくする | 届いているが、社員の時間が取れない | 月に一本の短い記事、読める数のスカウト、返信には翌日までに。Wantedlyの運用に工数が足りないとき |
| 撤退 | 「5」に来て「届いていない」。社員の時間がまったく取れない | 契約の切れ目で。記事と会社ページは残し、理由を記録する |
「撤退」の前に、「小さくする」があります。Wantedlyは、小さく続ける形と相性がよく、小さくすれば、記事が貯まり続けます。
撤退の時期は、契約の切れ目
- 途中で止めない:返信待ちの候補者を放置することになる
- 契約の期間と更新時期を、先に把握する:更新の判断の期限から逆算して、五つを見る時期を決める
- 切れ目までに、進行中の候補者の選考を進めるか、期間後の連絡手段を決める
契約の切れ目の扱いは代理店の契約で確認することで書きました。
撤退しても、記事と会社ページは残る
- 会社ページの「なぜ」:別の媒体の会社ページに、そのまま写せる
- ストーリー:自社の採用サイトやSNSで使える。Wantedlyの記事を採用HPと連携させる方法
- 募集記事の「こんなことやります」:別の媒体の求人の文章に
- スカウトの文面の型:「相手の一文・自社の『なぜ』の場面・話す場」の構造は、別の媒体でも使える
- 社員の協力の形:「話して」と頼める社員は、別の媒体の記事でも話してくれる
- 来た人の言葉:別の媒体の文面にも使える
撤退は、Wantedlyをやめることで、記事をやめることではありません。残し方はWantedlyのコンテンツを資産として貯める考え方の「契約が終わっても残る形にする」で書きました。
撤退の理由を、記録する
- 五つのどこまで揃えて、どこで止まったか:「1から4は揃え、5で近い人が来なかった」
- 直したことと、その前後の段の数
- 来た人が挙げた記事の場面と、「こんな人」の行動のずれ:「こんな人」がその媒体にいなかったのか、届け方の問題だったのか
- 「効かなかった」ではなく、「〇〇の段で、△△を直しても動かなかった」と書く
理由の記録がないと、翌年に「なぜやめたのか」が分からず、同じ理由で別の経路をやめることになります。
社内の分担
| 作業 | 誰が |
|---|---|
| 五つのどこにいるかを確かめる | 人事 |
| 1(測れているか)を揃える | 人事 |
| 2(段の止まり)を直す | 人事と現場 |
| 3(記事の薄さ)を直す | 人事が聞き、代表と社員が話す |
| 4(社員の協力)を直す | 人事と現場の責任者 |
| 四つの選択肢のどれかを提案する | 人事責任者 |
| 判断する | 責任者・経営 |
| 残すものを整理し、理由を記録する | 人事 |
運用代行や代理店が支えられるのは、五つの切り分け、各段の直し方の型、記事の型、選択肢の整理、契約の切れ目の確認、残すものの整理、別の媒体への切り替えの案までで、判断そのもの、社員に頼むこと、進行中の候補者への対応、理由の記録は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。
エージェントベストの見解
これは切り分けの話です。当社がWantedlyの撤退の相談を受けるとき、「Wantedlyが合わない」と「いまの運用が揃っていない」を分けます。Wantedlyでは、後者の中にさらに「記事が薄い」と「社員の協力がない」が多く、この二つは、他の媒体では起きない止まりです。記事が人事の会社説明で、社員が話していない状態のWantedlyは、Wantedlyとして動いていません。この状態の結果で「共感採用は合わない」と判断するのは、試していないものを合わないと言うことです。当社は、この状態での撤退を勧めません。記事を場面に直し、社員一人に話してもらって、一か月か二か月見てから、判断してもらいます。それで「5」に来たなら、撤退を勧めます。
まとめ
- 「成果が出ない」を、測れていない・止まっている段がある・記事が薄い・社員の協力がない・「こんな人」がいない、の五つに分けて、この順に見る。最初の四つは直せる
- 急いで判断すると、「測れていない」を「出ていない」と混同し、初年度の承諾数で判断し、記事の資産を無視する
- 記事が薄い・社員の協力がない、の二つはWantedly特有の止まり。この状態の結果で「共感採用は合わない」と判断しない
- 選択肢は続ける・配分を変える・小さくする・撤退の四つ。撤退の前に「小さくする」があり、Wantedlyは小さく続ける形と相性がよい
- 撤退の時期は契約の切れ目。撤退しても会社ページ・ストーリー・型・社員の協力・来た人の言葉は残る。理由を「どの段で何を直して動かなかったか」で記録する
よくある質問
上司が「一年やって採れなかったから撤退」と決めています
一年の中身を、五つで見せます。台帳と面談の言葉が揃っていたか、止まっていた段はどこか、記事は場面だったか、社員は話していたか。揃っていなかったなら、「Wantedlyの結果」ではなく「揃っていない運用の結果」で、揃えて二か月見る提案をします。揃っていて「5」に来ていたなら、撤退に賛成し、残るものと理由を記録します。判断は上司ですが、材料は人事が出します。
社員の時間が取れないので、撤退するしかありません
社員の時間が取れないことは、Wantedlyが合わない理由の一つです。ただし、撤退の前に「小さくする」があります。月に一本の短い記事を、記事に出たことのある社員一人に短い時間話してもらう形なら、取れることがあります。それも取れないなら、撤退し、記事と会社ページを残して、人事の時間だけで回る媒体に移ります。
Wantedlyの成果が出ないときの見直しは、御社に相談できますか
できます。当社は、五つの切り分け、各段の直し方の型、記事の型、選択肢の整理、契約の切れ目の確認、残すものの整理、別の媒体への切り替えの案を支えられます。判断そのもの、社員に頼むこと、進行中の候補者への対応、理由の記録は、企業が行ってください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。
本記事は 2026/9/12 時点の公開情報にもとづいて作成しています。
相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト
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