年間予算百万円前後の採用媒体の組み方|均等に分けない二つの組み方

媒体比較・選び方予算・体制別 更新日 2026/9/13

年間の採用予算が、百万円前後。前年より増えた、または最初からこの予算帯。ところが、増えた分で媒体を足し、二つに均等に分け、前年に回っていた一つを薄くして二つ目を試し、通年の契約にしたのに担当の時間は通年でなく、代行に全部出して自社に型が残らない。結論から言うと、この予算帯は「一つを通年で回す」か「一つを厚く回して、二つ目を小さく試す」かの二択で、複数を均等に分けません。増えた予算は、媒体の数ではなく「時間の幅」(職種を二つに・時期を広げる・型と集計を外に出す)に使います。何が契約できるかは、見積もりと契約で確認します。 この記事では、この予算帯で起きる失敗、変わるもの、二つの組み方、増えた予算の使い先、3媒体の検討順、外に出す範囲、見積もりで確認すること、上司への説明、分担を整理します。金額や料金はこの記事では扱いません。一つ下の予算帯は年間予算五十万円台で使える採用媒体の考え方、3媒体の違いは3媒体の違いと選び方、予算の配分は母集団形成の予算配分で書きました。

この作業の目的|増えた予算を、「媒体の数」ではなく「時間の幅」に変える

この予算帯で起きる最も多いことは、「予算が増えたから、媒体を一つ足す」です。足した媒体を回す時間は増えておらず、一つ目も二つ目も薄くなります。増えた予算で買うべきものは、媒体の数ではなく、「一つの媒体を、より広く、より長く、より軽く回す幅」です。

目的は、この予算帯を「二つ目を足す年」ではなく、「一つ目を通年か厚くする年」にすることです。

この予算帯で、起きる失敗

失敗何が起きるか
増えた分で、媒体を足す時間が増えていないので、二つとも薄い
二つに、均等に分けるどちらも「回った」と言える状態にならず、比べられない
前年の一つを薄くして、二つ目を試す回っていた一つが止まり、二つ目も回らず、前年より悪くなる
通年の契約にしたのに、時間が通年でない動く時期だけ使い、残りの期間の契約が空く
代行に全部出す今年は回っても、自社に型も台帳も残らず、翌年に予算が減ると止まる
金額で、媒体を決める契約の型と時間の使い方を見ずに、「この予算で収まる媒体」で決める

共通するのは、増えた予算を「媒体の数」に使っていることです。使い先は「時間の幅」です。

この予算帯で、変わるもの

変わらない変わる
「こんな人」の一枚、読んで書く、当日返し、現場が出る、台帳職種を一つから二つに広げられる
一つの媒体を回る形にすること時期を、集中する時期から通年か前後に広げられる
削るのは幅で、質は削らないこと型と集計を外に出して、担当の時間を読む・書く・返す・会うに寄せられる
代理店経由でも料金は変わらないこと契約の型を、定額の型も選択肢に入れて比べられる(見積もりで確認)

「変わる」の側は、全部「一つの媒体の幅」です。二つ目の媒体は、「変わる」の側にまだ入りません。

エージェントベストの見解

相談で最も多い思い込みは、「予算が増えたら、媒体を増やして比べるのが自然だ」というものです。当社は3媒体すべての販売パートナーとして、この予算帯の相談を受けていますが、増えた予算で二つ目を足した会社の多くは、一つ目が回っていた前年より近い人の面談数が減っています。時間が増えていないからです。逆に、増えた予算を一つ目の幅(職種を二つに、時期を通年に、型と集計を外に)に使った会社は、同じ担当の時間で近い人の面談数が増え、翌年に二つ目を足す余裕ができています。当社は3媒体を扱いますが、この予算帯で二つ目を勧めるのは、一つ目が「厚く回っていて、時間に残りがある」場合だけです。当社がこの予算帯の相談を受けるとき、最初にやるのは、「一つ目は、いま回っていますか。時間に残りはありますか」の二つを確かめることです。

二つの組み方

組み方向く会社何をするか
一つを、通年で回す前年、集中する時期だけで回していた。時期を広げる時間がある同じ媒体を、早期・選考期・後期の三つの時期で。時期ごとの役割を変える。母集団形成の年間計画
一つを厚く回して、二つ目を小さく試す一つ目が厚く回っていて、時間に残りがある。一つ目と役割が違う入口が要る一つ目の配分を減らさずに、二つ目を「一職種・短い期間」で。台帳と担当を分ける。母集団形成の媒体の組み合わせ方

二つを「均等に」はありません。一つ目が主で、二つ目は「試す」の大きさです。二つ目が試せる状態かは、母集団の量を増やす方法の「増やす前に、確かめる五つ」で確かめます。

増えた予算の、使い先

3媒体の、検討順

優劣ではなく、この予算帯で「一つ目」として先に検討する順番と、「二つ目」として試すなら何かを、条件ごとに置きます。契約の型と金額は見積もりで確認してください。

二つ目は、一つ目と「役割が違う」入口です。同じ役割(スカウト型を二つ)は重ねません。役割の分け方は母集団形成の媒体の組み合わせ方の「役割の、分け方」で書きました。

外に出す範囲

見積もりで、確認すること

金額と契約の形は、見積もりと契約で確認してください。この記事では扱いません。

上司への説明

社内の分担

作業誰が
一つを通年にするか、二つ目を小さく試すかを決める人事責任者
増えた予算の使い先(職種・時期・外に出す範囲)を決める人事責任者
二つ目の職種の「こんな人」の一枚を作る人事とその職種の現場
契約の型を採る人数と時間で選び、見積もりで確認する人事責任者と管理部門
読んで書く、返信を当日に、面談に出る人事と現場
二つ目を試すなら、台帳と担当を分けて数える人事
年度の切れ目に、二つ目を続けるかを判断する人事責任者

運用代行や代理店が支えられるのは、組み方の整理、契約の型の比べ方、型と集計、管理画面の使い方、契約の窓口までで、組み方の決定、「こんな人」、読んで書くこと、返信、面談、二つ目の判断は企業が行います。代理店の代行の範囲は代理店に運用まで頼めるかで書きました。

エージェントベストの見解

これは数字の読み方の話です。この予算帯の相談で、「二つ目を試したが、一つ目より数字が悪いのでやめる」と言われることがあります。当社が確かめるのは、「二つ目を、一つ目と同じ大きさで比べていないか」です。二つ目は「一職種・短い期間」で試したもので、一つ目は「厚く・通年」で回したものです。同じ数字で並べると、二つ目は当然、悪く見えます。比べるなら、「近い人の面談数あたりの時間」と、「二つ目でしか会えなかった人がいたか」です。二つ目でしか会えなかった人がいれば、役割が違う入口として効いており、大きさを変えれば数字も変わります。当社は、二つ目の判断を、数字の大小ではなく、「役割が違う人と会えたか」で見ます。

まとめ

よくある質問

前年の一つ目が、あまり回っていませんでした。それでも二つ目を試さないほうがよいですか

試さないほうがよい。回っていない一つ目に二つ目を足すと、両方が薄くなります。この予算帯の増えた分は、一つ目を回る形にすること(型と集計を外に出す、職種を絞り直す、返信の担当を決める)に使います。一つ目が回っていない理由は、多くの場合、媒体ではなく時間と型です。OfferBoxの運用が停滞したときの立て直しで書きました。

通年の契約にしたら、動かない時期の分がもったいなく感じます

通年にするのは、「動かない時期」を作らないためです。早期に少数の接点、選考期に厚く、後期に補充、と時期ごとの役割を置くと、通年で動きます。役割を置かずに通年にすると、たしかに空きます。通年にするなら、母集団形成の年間計画の七つの期間で、入口ごとの時期の役割を先に決めます。

この予算帯の媒体の組み方は、御社に相談できますか

できます。当社は、組み方の整理、契約の型の比べ方、型と集計、管理画面の使い方、契約の窓口を支えられます。組み方の決定、「こんな人」、読んで書くこと、返信、面談、二つ目の判断は、企業が行ってください。金額と契約は見積もりと契約で確認してください。当社はOfferBox・Wantedly・ワンキャリアの販売パートナーとして、3媒体の運用を支えています。3媒体の全体像は3媒体の違いと選び方にまとめています。

出典

本記事は 2026/9/13 時点の公開情報にもとづいて作成しています。

相談無料 / 求人広告代理店エージェントベスト

どの媒体にするか、決めきれない方へ

  • 新卒・中途・インターンの取り扱い媒体を、貴社の採用計画に合わせて横並びで比較します
  • 媒体選定・お見積りは無料。申込前提でなくて構いません
  • 料金は各媒体の正規料金のまま。代理店を通しても上乗せはありません

この記事の内容に合うサービス:採用ご担当者さま向けサービス一覧 ↗人材紹介・採用代行・求人広告代理店

相談無料 / 営業のお電話はしません / 正規料金・上乗せなし / 厚生労働大臣許可 13-ユ-316964
送信いただいた情報は、お問い合わせ対応の目的にのみ利用いたします。

この記事のタグ

媒体比較・選び方の他の記事

媒体比較・選び方の記事一覧を見る →